お知らせ
「文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館 Vol.17」は終了いたしました。お申込み・ご参加くださった皆様、ありがとうございました。録画配信のご連絡をお待ちください。また、こちらの参加アンケートへのご協力もよろしくお願いいたします。
2025年9月6日(土) のオンライン講座 「小学校の読書教育の現状と課題」 が I Dig Edu から視聴できます。司書のまなびもご覧ください。
「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(2024年8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)
過去の文科省事業報告会は、司書の学び から視聴申し込みができます。
「10代がえらぶ海外文学大賞」結果が発表されました!サイトをクリックしてくださいね!
新着案内
「使い方動画」をリニューアルしました。時間も短くなりました(約5分)。
「今月の学校図書館」は埼玉県立松伏高等学校です。
授業実践事例:教科別目次
授業に役立つ学校図書館活用データベース:事例検索
コンテンツ詳細
管理番号 A0129
校種 小学校
教科・領域等 特別活動
単元 お話し給食
対象学年 中学年
活用・支援の種類 資料提供
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む) 読書月間にあたり、お話し給食の献立を立てるので、本を紹介してほしい。(全校対象)
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項
提示資料 『チョコレート戦争』大石真著 北田卓史 絵(理論社 1999)の他、以下の3冊を取り上げた。

『おおきなおおきなおいも ― 鶴巻幼稚園・市村久子の教育実践による』赤羽末吉 (福音館書店 1982)
あおぞら幼稚園の子どもたちが、いもほり遠足からふくらむ楽しい空想の世界。おおきなおおきなおいもの絵を描いて、運んで、洗って、遊んで、おいもパーティーで食べて…。本校は1,2年生がじゃがいもパーティーをするので、必ず1年で読み聞かせをし、全学年が共感できる1冊。

『シンデレラ』ブラウン,マーシャ文・絵 まつの まさこ訳 (福音館書店 1969)
継母や姉たちにいじめられるシンデレラが魔法使いのはからいで、カボチャの馬車に乗って舞踏会へ行く有名なぺロー童話。子どもたちにはディズニー絵本のイメージが強いので、馬車が表紙の福音館書店のほか岩崎書店、小学館、ほるぷ出版などの絵本を紹介しました。

『給食番長』よしなが こうたく(長崎出版 2007)
1年2組の子どもたちは「嫌いなものは残しちゃえ!」という給食番長がいうように、給食を残してばかり。ついに給食のおばちゃんたちは家出してしまいます。番長たちは自分たちでつくると息巻いてやってみたところ…。ようやく、子どもたちは給食にこめられたおばちゃんたちの思いを受け止めることができるようになります。
参考資料(含HP)
参考資料リンク http://
ブックリスト
キーワード1 食育
キーワード2 給食
キーワード3 読書
授業計画・指導案等 201211お話給食.pdf
児童・生徒の作品 http://
授業者 栄養教諭 安部景奈 横山英吏子
授業者コメント 昨年度に引き続き、食べ物がでてくるお話を紹介してもらいました。子どもたちがよく知っているお話や、食育の視点から、給食をきっかけに読んでほしいお話を選び、給食が「生きた教材」となるよう、献立を考えました。給食は、衛生上の問題はもちろん、規模が大きな本校でも調理室で手作りできること、和食洋食のバランスなど、様々な制約を受けます。そのため、私自身が知っているお話だけでは、お話給食の献立を考えることはできなかったと思います。学校図書館で、次々とたくさんのお話を紹介してくれたので、とても助かりました。(安部教諭)
お話給食実施日には、給食のサンプルケースの隣に、題材となった本を準備していただき展示をしました。食堂の出入りの際に、給食の献立と本をじっくりと見る子どもたちが見られ、給食とお話のつながりを確かめていました。また、「この本を借りたい」との声も聞こえてきました。給食時間に低学年の教室へ絵本を持って給食指導に入ると、「読んでください」との声が多く、実際に私が読み聞かせをしたクラスもありました。お話給食中の残食はほとんどなく、子どもたちは楽しく心豊かに給食の時間を過ごすことができました。(横山教諭)
司書・司書教諭コメント 食材がでてくるお話として、いくつか紹介した中から、選んでもらいました。『給食番長』は、食育の視点から価値在る絵本と安部栄養教諭自らが選んだ作品です。単にお話し会や読み聞かせで子どもの受けがいいからと選ばれるのと栄養教諭が食育の視点で選ぶのでは、全く意味合いが違ってくると改めて感じました。また、教室と食堂をまわっている栄養教諭に「本読んで!」とせがむ低学年とそれに応える横山教諭のエピソードは、子どもも横山教諭もどちらもさすがと思いました。本の文化はいたるところで、いろいろな方に支えられていると思います。
情報提供校 東京学芸大学附属小金井小学校
事例作成日 2012.12.28 実践日 2012.11.5~8
事例作成者氏名 中山美由紀
記入者:中山(主担)
カウンタ
3664697 : 2010年9月14日より
「文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館 Vol.17」は終了いたしました。お申込み・ご参加くださった皆様、ありがとうございました。録画配信のご連絡をお待ちください。また、こちらの参加アンケートへのご協力もよろしくお願いいたします。
2025年9月6日(土) のオンライン講座 「小学校の読書教育の現状と課題」 が I Dig Edu から視聴できます。司書のまなびもご覧ください。
「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(2024年8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)
過去の文科省事業報告会は、司書の学び から視聴申し込みができます。
「10代がえらぶ海外文学大賞」結果が発表されました!サイトをクリックしてくださいね!
「使い方動画」をリニューアルしました。時間も短くなりました(約5分)。
「今月の学校図書館」は埼玉県立松伏高等学校です。
授業実践事例:教科別目次
授業に役立つ学校図書館活用データベース:事例検索
コンテンツ詳細
管理番号 A0129
校種 小学校
教科・領域等 特別活動
単元 お話し給食
対象学年 中学年
活用・支援の種類 資料提供
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む) 読書月間にあたり、お話し給食の献立を立てるので、本を紹介してほしい。(全校対象)
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項
提示資料 『チョコレート戦争』大石真著 北田卓史 絵(理論社 1999)の他、以下の3冊を取り上げた。

『おおきなおおきなおいも ― 鶴巻幼稚園・市村久子の教育実践による』赤羽末吉 (福音館書店 1982)
あおぞら幼稚園の子どもたちが、いもほり遠足からふくらむ楽しい空想の世界。おおきなおおきなおいもの絵を描いて、運んで、洗って、遊んで、おいもパーティーで食べて…。本校は1,2年生がじゃがいもパーティーをするので、必ず1年で読み聞かせをし、全学年が共感できる1冊。

『シンデレラ』ブラウン,マーシャ文・絵 まつの まさこ訳 (福音館書店 1969)
継母や姉たちにいじめられるシンデレラが魔法使いのはからいで、カボチャの馬車に乗って舞踏会へ行く有名なぺロー童話。子どもたちにはディズニー絵本のイメージが強いので、馬車が表紙の福音館書店のほか岩崎書店、小学館、ほるぷ出版などの絵本を紹介しました。

『給食番長』よしなが こうたく(長崎出版 2007)
1年2組の子どもたちは「嫌いなものは残しちゃえ!」という給食番長がいうように、給食を残してばかり。ついに給食のおばちゃんたちは家出してしまいます。番長たちは自分たちでつくると息巻いてやってみたところ…。ようやく、子どもたちは給食にこめられたおばちゃんたちの思いを受け止めることができるようになります。
参考資料(含HP)
参考資料リンク http://
ブックリスト
キーワード1 食育
キーワード2 給食
キーワード3 読書
授業計画・指導案等 201211お話給食.pdf
児童・生徒の作品 http://
授業者 栄養教諭 安部景奈 横山英吏子
授業者コメント 昨年度に引き続き、食べ物がでてくるお話を紹介してもらいました。子どもたちがよく知っているお話や、食育の視点から、給食をきっかけに読んでほしいお話を選び、給食が「生きた教材」となるよう、献立を考えました。給食は、衛生上の問題はもちろん、規模が大きな本校でも調理室で手作りできること、和食洋食のバランスなど、様々な制約を受けます。そのため、私自身が知っているお話だけでは、お話給食の献立を考えることはできなかったと思います。学校図書館で、次々とたくさんのお話を紹介してくれたので、とても助かりました。(安部教諭)
お話給食実施日には、給食のサンプルケースの隣に、題材となった本を準備していただき展示をしました。食堂の出入りの際に、給食の献立と本をじっくりと見る子どもたちが見られ、給食とお話のつながりを確かめていました。また、「この本を借りたい」との声も聞こえてきました。給食時間に低学年の教室へ絵本を持って給食指導に入ると、「読んでください」との声が多く、実際に私が読み聞かせをしたクラスもありました。お話給食中の残食はほとんどなく、子どもたちは楽しく心豊かに給食の時間を過ごすことができました。(横山教諭)
司書・司書教諭コメント 食材がでてくるお話として、いくつか紹介した中から、選んでもらいました。『給食番長』は、食育の視点から価値在る絵本と安部栄養教諭自らが選んだ作品です。単にお話し会や読み聞かせで子どもの受けがいいからと選ばれるのと栄養教諭が食育の視点で選ぶのでは、全く意味合いが違ってくると改めて感じました。また、教室と食堂をまわっている栄養教諭に「本読んで!」とせがむ低学年とそれに応える横山教諭のエピソードは、子どもも横山教諭もどちらもさすがと思いました。本の文化はいたるところで、いろいろな方に支えられていると思います。
情報提供校 東京学芸大学附属小金井小学校
事例作成日 2012.12.28 実践日 2012.11.5~8
事例作成者氏名 中山美由紀
記入者:中山(主担)
カウンタ
3664697 : 2010年9月14日より
コンテンツ詳細
| 管理番号 | A0129 |
|---|---|
| 校種 | 小学校 |
| 教科・領域等 | 特別活動 |
| 単元 | お話し給食 |
| 対象学年 | 中学年 |
| 活用・支援の種類 | 資料提供 |
| 図書館とのかかわり (レファレンスを含む) | 読書月間にあたり、お話し給食の献立を立てるので、本を紹介してほしい。(全校対象) |
| 授業のねらい・協働に あたっての確認事項 | |
| 提示資料 | 『チョコレート戦争』大石真著 北田卓史 絵(理論社 1999)の他、以下の3冊を取り上げた。 |
![]() | 『おおきなおおきなおいも ― 鶴巻幼稚園・市村久子の教育実践による』赤羽末吉 (福音館書店 1982) あおぞら幼稚園の子どもたちが、いもほり遠足からふくらむ楽しい空想の世界。おおきなおおきなおいもの絵を描いて、運んで、洗って、遊んで、おいもパーティーで食べて…。本校は1,2年生がじゃがいもパーティーをするので、必ず1年で読み聞かせをし、全学年が共感できる1冊。 |
![]() | 『シンデレラ』ブラウン,マーシャ文・絵 まつの まさこ訳 (福音館書店 1969) 継母や姉たちにいじめられるシンデレラが魔法使いのはからいで、カボチャの馬車に乗って舞踏会へ行く有名なぺロー童話。子どもたちにはディズニー絵本のイメージが強いので、馬車が表紙の福音館書店のほか岩崎書店、小学館、ほるぷ出版などの絵本を紹介しました。 |
![]() | 『給食番長』よしなが こうたく(長崎出版 2007) 1年2組の子どもたちは「嫌いなものは残しちゃえ!」という給食番長がいうように、給食を残してばかり。ついに給食のおばちゃんたちは家出してしまいます。番長たちは自分たちでつくると息巻いてやってみたところ…。ようやく、子どもたちは給食にこめられたおばちゃんたちの思いを受け止めることができるようになります。 |
| 参考資料(含HP) | |
| 参考資料リンク | http:// |
| ブックリスト | |
| キーワード1 | 食育 |
| キーワード2 | 給食 |
| キーワード3 | 読書 |
| 授業計画・指導案等 | 201211お話給食.pdf |
| 児童・生徒の作品 | http:// |
| 授業者 | 栄養教諭 安部景奈 横山英吏子 |
| 授業者コメント | 昨年度に引き続き、食べ物がでてくるお話を紹介してもらいました。子どもたちがよく知っているお話や、食育の視点から、給食をきっかけに読んでほしいお話を選び、給食が「生きた教材」となるよう、献立を考えました。給食は、衛生上の問題はもちろん、規模が大きな本校でも調理室で手作りできること、和食洋食のバランスなど、様々な制約を受けます。そのため、私自身が知っているお話だけでは、お話給食の献立を考えることはできなかったと思います。学校図書館で、次々とたくさんのお話を紹介してくれたので、とても助かりました。(安部教諭) お話給食実施日には、給食のサンプルケースの隣に、題材となった本を準備していただき展示をしました。食堂の出入りの際に、給食の献立と本をじっくりと見る子どもたちが見られ、給食とお話のつながりを確かめていました。また、「この本を借りたい」との声も聞こえてきました。給食時間に低学年の教室へ絵本を持って給食指導に入ると、「読んでください」との声が多く、実際に私が読み聞かせをしたクラスもありました。お話給食中の残食はほとんどなく、子どもたちは楽しく心豊かに給食の時間を過ごすことができました。(横山教諭) |
| 司書・司書教諭コメント | 食材がでてくるお話として、いくつか紹介した中から、選んでもらいました。『給食番長』は、食育の視点から価値在る絵本と安部栄養教諭自らが選んだ作品です。単にお話し会や読み聞かせで子どもの受けがいいからと選ばれるのと栄養教諭が食育の視点で選ぶのでは、全く意味合いが違ってくると改めて感じました。また、教室と食堂をまわっている栄養教諭に「本読んで!」とせがむ低学年とそれに応える横山教諭のエピソードは、子どもも横山教諭もどちらもさすがと思いました。本の文化はいたるところで、いろいろな方に支えられていると思います。 |
| 情報提供校 | 東京学芸大学附属小金井小学校 |
| 事例作成日 | 2012.12.28 実践日 2012.11.5~8 |
| 事例作成者氏名 | 中山美由紀 |
記入者:中山(主担)





















