I Dig Eduを窓口にした以下の講座は終了しました。2025年9月6日（土）　オンライン講座　「小学校の読書教育の現状と課題」　近日中に「司書のまなび」に報告を掲載予定です。

I Dig Eduに動画コンテンツ「学校図書館を活用した教科連携事例　東京学芸大学附属国際中等教育学校の実践から」を掲載しました。

「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの？」（2024年8月21日のオンラインイベント　筑波大学教授　吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー　吉成信夫氏との対談です。必見！）

過去の文科省事業報告会は、司書の学び　から視聴申し込みができます。

また、当サイトが応援している、「10代がえらぶ海外文学大賞」は、いよいよ10代の皆さんによる投票期間となりました。トピックスでも紹介しています。

「今月の学校図書館」は東京学芸大学附属竹早中学校です。

「授業と学校図書館」は、「6年生が運営します！」公共図書館が小学校の探究授業に協力したら…です。

コンテンツ詳細

管理番号	A0012
校種	小学校
教科・領域等	生活科
単元	未来に向かって自分たんけん
対象学年	低学年
活用・支援の種類	資料提供
図書館とのかかわり (レファレンスを含む)	2年生の子どもが自分で成長したことについて考え、確かめることが出来る絵本がないか。
授業のねらい・協働に あたっての確認事項	多くの場合は個人の思い出の品などを持ってこさせるが、それではプライバシーの問題もあり、読み聞かせを通して、子どもたちが成長を考えるような題材のものがほしい。
提示資料
	『おおきくなるっていうことは』　 中川ひろたか 著　村上康成 イラスト　童心社　1999年 「おおきくなるっていうことは……」というフレーズの繰り返しで展開していきます。「……ようふくがちいさくなるってこと」「……あたらしいはがはえてくるってこと」と子どもたちの成長の姿を、具体的に提示してくれます。見開き２ページで一場面を構成し、テンポよく展開しながら、ユーモラスな絵が子どもたちの視線をくぎづけにします。
	『あなたの小さかったとき』 越智 登代子 著　藤枝 つう イラスト　福音館書店　2002年 小学生の女の子とお母さんが、アルバムの写真や小さい時に使っていたおもちゃやファーストシューズを手にしながら、思い出の扉を開いていくお話です。「もの」を通して、たくさんの思い出や家族の思いに気付かせてくれます。
	『おかあさんはね、』 村上淳子 文　森谷明子 絵　ポプラ社 2002年 赤ちゃんが生まれる前のお母さん、つまり、妊娠中のお母さんの思いや様子を描いたものです。この絵本も、貴重な視点を授業に与えてくれます。
参考資料（含HP）
参考資料リンク	http://
ブックリスト	成長ブックリスト生活科(金小)１１０６.xls
キーワード１	成長
キーワード２
キーワード３
授業計画・指導案等	第２学年生活科学習指導案.pdf
児童・生徒の作品
授業者	齊藤和貴
授業者コメント	生活科と聞いて、不審に思われた方がいるかもしれません。なぜなら、生活科は「具体的な活動や体験」を重視する教科であり、絵本とは対極に位置するように思われるからです。確かに、絵本だけで終わってしまっては生活科になりませんが、絵本が子どもたちの活動をより豊かにし、生活科が大事にする気付きを深めてくれるのであれば、絵本を使った授業も子どもたちにとっては意味ある学習材になります。 単元は、２年生の生活科で、「成長単元」と呼ばれています。一般的には、２年生の一番最後の単元として扱われ、３年生への進級を目前にした時期に行われます。
司書・司書教諭コメント	この単元に前後して、図書の時間に読み聞かせるのが生まれたばかりの妹へ次々と自分が使っていたものをもっていかれるピーターが家出をするおはなし『ピーターのいす』(キーツ　偕成社）、いつまでもたまごのままでいたい『たまごにいちゃん』(あきやまただし 鈴木出版）のシリーズです。『かっぱのぬけがら』（なかがわちひろ　理論社）も紹介します。大きくなるっていうことはどういうことかなと考えていく２年生の３学期になります。
情報提供校	東京学芸大学附属小金井小学校
事例作成日	2009年11月5日
事例作成者氏名	中山美由紀

3414454 ： 2010年9月14日より