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お知らせ

〜お知らせ〜
サイトをリニューアルしました。記事の更新も再開しました。皆様からの事例もお待ちしています。リニューアルを記念して、GAKUMO特製帯がダウンロードできるようにしました。GAKUMOのひみつからどうぞ。

今年度も、文科省事業を受託しました。恒例の夏の研修「みんなで学ぼう!学校司書講座」は、7月29日(月)と9月7日(土)に開催します。詳細はこちらをご覧ください。
    「みんなで学ぼう!学校司書講座2024」のお知らせ

8月21日(水)、オンラインで「公共図書館に学ぶ」と題して、筑波大学教授 吉田右子氏と、前みんなの森ぎふメディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏の講演と対談を行います。(共催 教大協学校図書館部門他)ぜひ皆さんの参加をお待ちしています。ポスターはこちらです。


令和5年度文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館Vol.15」の視聴を希望する方は、 ココからお申し込みください。尚、報告会を視聴されましたら、アンケートにご協力ください。
なお、当日のQ&Aにいただきました質問の回答は、活かそう司書のまなびに掲載しました。

令和4年度文科省事業報告会「みんなで使おう!学校図書館 Vol14」→録画視聴申し込みフォーム 

2020年11月5日に、「学校図書館の検索のイマ!Part2」に参加しました。現在録画配信→ こちら。 

「学校図書館の検索のイマ!Part1」→こちら 当日のプレゼン資料 

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「今月の学校図書館」は群馬県甘楽町立福島小学校です。
「読書・情報リテラシー」は「新書を知ろう!」です。

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コンテンツ詳細

管理番号A0196
校種高校
教科・領域等家庭
単元調理実習
対象学年高1
活用・支援の種類資料提供・ブックトーク
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む)
 栄養への興味関心・自立的な食習慣を身につけることの重要性に気づかせるための授業プランを検討しているので、資料を用意してほしい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項
 食事について自立的に考えるきっかけになるよう、グループで分担して4品からなる献立をたて、材料等の計算・準備も自分たちで行う。そのための計画に2時間(図書館)あて、その後調理実習を行う。ただ、実習が楽しかっただけに終わらないよう、実習後に食について考えるような時間がほしい。(司書よりブックトークを提案)


提示資料 調理実習用資料には、野菜を中心にすることがテーマであったので、やさしいレシピが書かれている本や雑誌を汁物・主菜・副菜・デザートについて用意した。(別紙)ブックトークは、教師による炭酸飲料作成の実演を組み合わせて行った。
『食品の裏側』安部 司著 東洋経済新報社 2005 食品製造の現場での食品添加物の使用の現状に関するエピソードも衝撃的だが、食品添加物を完全に排除しようとするのではなく、知った上でつきあい方を考えるという視点を生徒に知ってほしかった。著者が講演会で実際に行っている炭酸飲料の作成実演をこの後担当教師が実演した。
『生命と食』(岩波ブックレット No.736)福岡 伸一著 岩波書店 2008食べることを主体的に考えることの意味について、生命科学の立場から紹介している。今年全頭検査が廃止されたBSEについても、知らない生徒が多いので、ぜひ食の生産という視点でも知っておいてほしいと考えた。
『いのちをいただく』内田 美智子文 西日本新聞 2009 食べることはいのちをいただくということをまっすぐに伝えてくれる本である。豊かな時代に育った高校生が食べることの意味について考えるきっかけを作るには、まず心を動かされることが必要なのだろうと考えた。『いのちをいただく』を読み聞かせした。
参考資料(含HP)
参考資料リンクhttp://
ブックリスト調理実習 高1家庭科 2013 12.xls


キーワード1食育
キーワード2栄養
キーワード3食習慣
授業計画・指導案等調理実習 高1 家庭総合 201402.pdf
児童・生徒の作品
授業者大坪千尋
授業者コメント 自分一人で料理を作った事がない生徒が多く、献立作成に非常に苦労していた。レシピを見ても調理にイメージがわかないのである。食べたい物をいくつか選び、「この中でどの料理が簡単ですか?」「どれだったら自分に作れますか?」と聞いてくる生徒が多かった。事前に簡単な調理実習を数回行い、自分の調理技術を知っておくと良いと思った。実習では危険がないか、用具や材料が足りているか、という点のみに気を配り、授業者は敢えて手出しをしないようにした。実際に作ってみるとレシピ通りに事が運ばず、1回目の実習では時間オーバーや失敗が続出した。授業時数の関係で反省の時間が十分とれなかったのが残念だったが、それぞれが2回目の実習に向けて反省を行い、驚くほどの進歩を見せた。また、自然とお互いに助け合う姿勢が見られるようになった。    ブックトークでは添加物から命の大切さまで幅広く紹介していただいた。『いのちをいただく』の読み聞かせでは皆が真剣に聞いていた。「あの後炭酸が飲めなくなった」「表示を見て選ぶようになった」「残すのに罪悪感を覚える」等の感想が聞かれた。
司書・司書教諭コメント調理経験がほとんどない生徒が多く、献立作成が軌道にのるまで時間がかかるグループもあったが、2回の調理実習を通して、経験や自信をつけた様子がうかがえた。献立作成のための資料として、デザート作りを希望する生徒が予想外に多く、資料を途中から追加したが、間に合わないクラスもあった。使用した資料はメモをとるよう最初に伝えたが、記録していないグループもありやや混乱した。ブックトークについては、炭酸飲料水作成の実演を取り入れたことで、視覚や味覚で体感できる授業になったと思う。『いのちをいただく』の読み聞かせでは、真剣に聞き入っている様子がうかがえ、高校生にも読み聞かせは有効であるとあらためて感じた。
情報提供校鳥取県立米子東高等学校
事例作成日2014年3月26日 /授業実践 2013年12月18日
事例作成者氏名司書 宇田川恵理 
記入者:中山(主担)

カウンタ

2198249 : 2010年9月14日より