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学校図書館は新たな授業づくりを応援します。今月の学校図書館へ

お知らせ

令和7年度がスタートしました。今年度より学校著作権ナビゲーターとして活躍中の原口直先生に、著作権アドバイザーになっていただきました。7月末には、「生成AIと著作権」をテーマに研修を企画中です。

また、当サイトは、「10代がえらぶ海外文学大賞」を一緒に盛り上げるために、活動していきます。ぜひ、全国の学校司書・司書教諭の皆様、ご協力よろしくお願いします。

 I Dig Eduに動画コンテンツ「学校図書館を活用した教科連携事例 東京学芸大学附属国際中等教育学校の実践から」を掲載しました。

「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)

過去の文科省事業報告会は、司書の学び から視聴申し込みができます。

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「今月の学校図書館」は 東京学芸大学附属高等学校です。

「読書・情報リテラシー」は 学習発表会 2年生生活科で「NDCのうた」です。

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コンテンツ詳細

管理番号A0236
校種中学校
教科・領域等国語
単元「批評」を考える
対象学年中3
活用・支援の種類授業相談、資料提供、レファレンス
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む)
万葉集の中から好きな歌を一首選び、批評文を書かせたいので、万葉集に関する資料を用意してほしい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項
自分の選んだ和歌を、先人たちがどのように解釈・あるいは評価しているかを文献で調べ、批評の言葉をためながら、最終的に自分の言葉で選んだ和歌の批評文を書くことをゴールとする。


提示資料
『万葉集事典』中西進編 講談社文庫 1985  先生から推薦のあった1冊。学習の様子を見ていて、これは各班に1冊ずつあったほうがいいのでは、ということで9冊追加購入。このような事典は、使い方がわからず戸惑う生徒もいたが、たいていの疑問は、この事典の使い方しだいで解決することを知ることができたのはとてもよい経験だったのではないかと思います。
『ジュニアのための万葉集 1~4』汐文社 2010年  ジュニアのため…と銘打っているように、初めて万葉集を読む子どもたちを想定したわかりやすい切り口のシリーズです。目次を見て、自分が求めている情報がどこにあるかを確認しながら本文にあたっていました。
『よみたい万葉集』松岡文ほか著 西日本出版社 2015  新たに購入したもののうちの1冊ですが、思わず手に取りたくなるような装丁。ページを開くと、新鮮な切り口で万葉集の魅力を伝える内容ですが、基礎はきちんと押さえられ、さらに発展的な読み物となっています。万葉集に興味を持ってもらうには効果的な一冊でした。
参考資料(含HP)
参考資料リンクhttp://
ブックリスト万葉集(中3 国語)2015.xls


キーワード1万葉集
キーワード2批評文
キーワード3情報活用
授業計画・指導案等20150617_完成案.pdf
児童・生徒の作品
授業者渡邉裕
授業者コメントさまざまな資料を用意したことで、それぞれの段階に応じた課題解決がなされ、内容的な充実につなげることができたと感じています。また、ツールの活用についても、これまでの積み重ねとともに、改良したものを取り入れ、図書館と連携し、取り組めたと思います。相互交流や学び合いを通じての高まりを活かせるよう「つながり」「蓄積」ということからも考えていきたいです。
司書・司書教諭コメント「万葉集」に関する本をこれだけ集めたの初めてでしたが、和歌について、基本的な調べ方を身につける機会となりました。特に文庫本の『万葉集事典』を各班に配布したことで、このような参考図書の存在を知ってもらう機会となりました。和歌に関心のある生徒ばかりではありませんが、批評するとはどういうことなのか…を丁寧に指導されたことで、学習の意義を理解し、しっかり調べて批評文を書く授業につながったのではないかと思います。
情報提供校東京学芸大学附属世田谷中学校
事例作成日2015.8.27
事例作成者氏名村上恭子
記入者:村上

カウンタ

3106331 : 2010年9月14日より