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お知らせ

〜お知らせ〜

 今年度も、文科省事業報告会を開催します。日程は、12月14日(土)午後1時~5時 オンラインでの開催です。プログラムの詳細はこちらをご覧ください。

 申し込みはこちらからどうぞ。 

 学校図書館応援講座「八束澄子さんと、新刊と、これまでの作品全巻」の録画視聴を希望する方は、こちらからどうぞ。(視聴後、感想を共有しています。)

「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(8月21日のオンラインイベント「公共図書館から学ぶ」の動画を見ることができます。)

令和5年度文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館Vol.15」の視聴を希望する方は、 ココからお申し込みください。尚、報告会を視聴されましたら、アンケートにご協力ください。
なお、当日のQ&Aにいただきました質問の回答は、活かそう司書のまなびに掲載しました。

令和4年度文科省事業報告会「みんなで使おう!学校図書館 Vol14」→録画視聴申し込みフォーム 

2020年11月5日に、「学校図書館の検索のイマ!Part2」に参加しました。現在録画配信→ こちら。 

「学校図書館の検索のイマ!Part1」→こちら 当日のプレゼン資料 

新着案内

「今月の学校図書館」は 神奈川県立平塚農商高等学校です。
「読書・情報リテラシー」は「新書を知ろう!」です。

「授業と学校図書館」は、学校図書館・学校司書による授業支援を伝えるです。

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コンテンツ詳細

管理番号A0304
校種高校
教科・領域等音楽
単元「ハレルヤコーラスを歌おう」
対象学年高2
活用・支援の種類ブックトーク
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む)
ヘンデルのオラトリオ『メサイア』の中から「ハレルヤコーラス」を合唱する。当時のバロック音楽やヘンデルが活躍した頃の時代背景に関する理解が深まるブックトークを行ってほしい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項
楽曲の成立した時代背景を理解する事で授業を深め、充実した演奏表現としての合唱にしたい。


提示資料
「大作曲家の世界1 バロックの巨匠」音楽之友社 1990 726.8ハ1  バッハ、ヴィヴァルディ、ヘンデルとバロック音楽の作曲家が集められている。当時のクイーンズ劇場の様子やホーガスによる聴衆の生き生きとした版画など時代背景を知るための資料が充実している。
「岩波美術館 歴史館第10室 バロックとロココ」高階修爾 1983 岩波書店 708イ1-10 ヘンデルは美術としてはロココ時代に生き、イギリス美術はバロック様式の影響を受けにくかったとの論点から双方の時代を取り上げた本としてこの画集を選書した。 ヘンデルの時代のイギリス美術として「青衣の少年」トーマス•ゲインズバラ(1727〜1788)を紹介した。  
「日本の歴史13 元禄•享保の時代」1992 集英社 210.1ニ13 教員から「同時代の日本についても言及して欲しい」との依頼があり、日本史の教員推薦図書を用い、他教科と関連づけた本の紹介とした。
参考資料(含HP)
参考資料リンクhttp://
ブックリストバロック音楽ヘンデル .csv


キーワード1ヘンデル
キーワード2ハレルヤ
キーワード3バロック
授業計画・指導案等
児童・生徒の作品
授業者居城勝彦
授業者コメント芸術科音楽の学習では、楽曲の演奏だけでなく、その時代の音楽様式や成立背景となる歴史理解も合わせて取りあげている。新学習指導要領でも「曲想と音楽の構造や歌詞、文化的・歴史的背景との関わり」を表現の歌唱領域で扱うことになっている。本校の音楽選択者は歌唱表現に対しては、非常に意欲的である。しかし、他教科・他領域での既習事項と自分が今取り組んでいる楽曲の構成要素や成立背景を関連させて考えることに、あまり意識が及んでいないのが現状である。そこで司書によるブックトークを取り入れることで、内容はもちろんのこと、自ら書籍を手に取って興味関心を持った部分を深められる機会と方法を提示することにした。ブックトークでは書籍の他にも本物のバロック真珠を提示してもらい、生徒たちは「ゆがんだ真珠」という言葉の意味を真に理解することが出来たようである。また、バロック時代の文学や絵画、人々の生活、同時期の日本の様子を紹介してもらったことで、生徒たちにとってヨーロッパと日本の歴史の時間軸が並んだようである。どちらにも共通する「市民社会の隆盛が支える文化」という視点は、歴史認識だけでなく、芸術をとらえる視点を持つ意味でも重要であると考える。ブックトーク後に卒業式を迎え、オーケストラ部の演奏と合わせて合唱した「ハレルヤコーラス」は楽曲の深い理解に基づく自信を持った歌声で奏でられていた。
司書・司書教諭コメント「ハレルヤコーラス」(ヘンデル作曲)は本校において入学式、卒業式に合唱される曲である。授業者からの聞き取り調査より、バロック音楽の時代を理解し、18世紀の音楽と今の生徒を結びつけるよう当時の調度品、聴衆の様子、ヘンデルの食べたであろうお菓子など具体的な事例を取り入れるブックトークとした。
情報提供校東京学芸大学附属高等学校
事例作成日2018/4/2
事例作成者氏名岡田和美(司書)
記入者:岡田(主担)

カウンタ

2691491 : 2010年9月14日より