お知らせ
I Dig Eduを窓口にした以下の講座は終了しました。2025年9月6日(土) オンライン講座 「小学校の読書教育の現状と課題」 近日中に「司書のまなび」に報告を掲載予定です。
I Dig Eduに動画コンテンツ「学校図書館を活用した教科連携事例 東京学芸大学附属国際中等教育学校の実践から」を掲載しました。
「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(2024年8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)
過去の文科省事業報告会は、司書の学び から視聴申し込みができます。
また、当サイトが応援している、「10代がえらぶ海外文学大賞」は、いよいよ10代の皆さんによる投票期間となりました。トピックスでも紹介しています。
新着案内
「今月の学校図書館」は東京学芸大学附属竹早中学校です。
「授業と学校図書館」は、「6年生が運営します!」公共図書館が小学校の探究授業に協力したら…です。
授業実践事例:教科別目次
授業に役立つ学校図書館活用データベース:事例検索
コンテンツ詳細
管理番号 A0327
校種 中高一貫校
教科・領域等 国語
単元 文学が果たす役割を探究する
対象学年 高3
活用・支援の種類 資料提供
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む) 遠藤周作の『沈黙』の作品理解を深めるために関連する資料を集めてほしい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項 グループごとに以下のテーマについて分担し、図書館の資料を用いて探究をおこなう。
1.作品の成立年代 2.作品の時代背景 3.小説の技法 4.作者について 5.日本と西欧の比較(信仰・風土)6.信仰、キリスト教7.キリスト教芸術作品
提示資料

『沈黙の声』遠藤周作 青志社 2017
『沈黙』という作品がいかに生まれたのか、取材の足跡と作品の背景を遠藤周作自身が赤裸々に語たった一冊。

『沈黙への道 沈黙からの道-遠藤周作を読む』金継哲 かんよう出版 2018
遠藤周作の代表作24作を、作品の誕生年順に紹介。

『蛇と十字架-東西の風土と宗教』安田喜憲 人文書院 2009
本書では東洋の象徴として蛇を、西洋の象徴として十字架を取り上げながら、日本ではなぜ唯一神が誕生しなかったのかを、比較文明論の観点から解説。
参考資料(含HP)
参考資料リンク http://
ブックリスト 2018遠藤周作「沈黙」関係1.xlsx
キーワード1 Context:文化的背景
キーワード2 Variation: 文体
キーワード3 Perspective: ものの見方
授業計画・指導案等 2018国際中等DP文学浅井.pdf
児童・生徒の作品 http://www.u-gakugei.ac.jp/~schoolib/htdocs/index.php?key=joqtzhcaq-1330#_1330
授業者 浅井悦代(国語科)
授業者コメント 遠藤周作『沈黙』の「知識と理解」を深めるため図書館の資料を利用し多角的に分析し、批判的な思考を持って探究することができた。その結果、以前学習した3作品 森鷗外『舞姫』、安部公房『砂の女』、中島敦『山月記』 との比較対比をより明確にすることができたと考える。今後、文学を学ぶ意義「文学が果たす普遍的な役割」について考察をしていきたい。
司書・司書教諭コメント 事前打ちあわせの段階で、グループでリサーチをするためのキーワードを聞き取りできていたことから関連資料の収集はスムーズにおこなうことができた。しかし『沈黙』の時代背景など歴史資料やキリスト教関連資料などは豊富にそろえられたものの、それに比べて小説技法についてなどは限られた資料しか提供できず、生徒のリサーチに深みをもたらすことができたのか気になるところである。
一方で、DP(ディプロマ課程)の授業がスタートし2年目となるが、DPの国語では個々の作品を考察、分析すると同時に、文学として広く捉える学び方をおこなっている。このため9類(文学)前半の文学理論・作法、文学批評などの蔵書の貧弱さが露わとなった。現在は公共図書館からの団体貸出を受けて対応しているが、今後もDP過程の授業支援をおこなううえで、今回不足を感じた分野の蔵書に厚みをもたせていくことは課題の一つだと感じた。
情報提供校 東京学芸大学附属国際中等教育学校
事例作成日 2018年12月3日
事例作成者氏名 浅井悦代、渡邊有理子
記入者:渡辺(主担)
カウンタ
3414512 : 2010年9月14日より
I Dig Eduを窓口にした以下の講座は終了しました。2025年9月6日(土) オンライン講座 「小学校の読書教育の現状と課題」 近日中に「司書のまなび」に報告を掲載予定です。
I Dig Eduに動画コンテンツ「学校図書館を活用した教科連携事例 東京学芸大学附属国際中等教育学校の実践から」を掲載しました。
「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(2024年8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)
過去の文科省事業報告会は、司書の学び から視聴申し込みができます。
また、当サイトが応援している、「10代がえらぶ海外文学大賞」は、いよいよ10代の皆さんによる投票期間となりました。トピックスでも紹介しています。
「今月の学校図書館」は東京学芸大学附属竹早中学校です。
「授業と学校図書館」は、「6年生が運営します!」公共図書館が小学校の探究授業に協力したら…です。
授業実践事例:教科別目次
授業に役立つ学校図書館活用データベース:事例検索
コンテンツ詳細
管理番号 A0327
校種 中高一貫校
教科・領域等 国語
単元 文学が果たす役割を探究する
対象学年 高3
活用・支援の種類 資料提供
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む) 遠藤周作の『沈黙』の作品理解を深めるために関連する資料を集めてほしい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項 グループごとに以下のテーマについて分担し、図書館の資料を用いて探究をおこなう。
1.作品の成立年代 2.作品の時代背景 3.小説の技法 4.作者について 5.日本と西欧の比較(信仰・風土)6.信仰、キリスト教7.キリスト教芸術作品
提示資料

『沈黙の声』遠藤周作 青志社 2017
『沈黙』という作品がいかに生まれたのか、取材の足跡と作品の背景を遠藤周作自身が赤裸々に語たった一冊。

『沈黙への道 沈黙からの道-遠藤周作を読む』金継哲 かんよう出版 2018
遠藤周作の代表作24作を、作品の誕生年順に紹介。

『蛇と十字架-東西の風土と宗教』安田喜憲 人文書院 2009
本書では東洋の象徴として蛇を、西洋の象徴として十字架を取り上げながら、日本ではなぜ唯一神が誕生しなかったのかを、比較文明論の観点から解説。
参考資料(含HP)
参考資料リンク http://
ブックリスト 2018遠藤周作「沈黙」関係1.xlsx
キーワード1 Context:文化的背景
キーワード2 Variation: 文体
キーワード3 Perspective: ものの見方
授業計画・指導案等 2018国際中等DP文学浅井.pdf
児童・生徒の作品 http://www.u-gakugei.ac.jp/~schoolib/htdocs/index.php?key=joqtzhcaq-1330#_1330
授業者 浅井悦代(国語科)
授業者コメント 遠藤周作『沈黙』の「知識と理解」を深めるため図書館の資料を利用し多角的に分析し、批判的な思考を持って探究することができた。その結果、以前学習した3作品 森鷗外『舞姫』、安部公房『砂の女』、中島敦『山月記』 との比較対比をより明確にすることができたと考える。今後、文学を学ぶ意義「文学が果たす普遍的な役割」について考察をしていきたい。
司書・司書教諭コメント 事前打ちあわせの段階で、グループでリサーチをするためのキーワードを聞き取りできていたことから関連資料の収集はスムーズにおこなうことができた。しかし『沈黙』の時代背景など歴史資料やキリスト教関連資料などは豊富にそろえられたものの、それに比べて小説技法についてなどは限られた資料しか提供できず、生徒のリサーチに深みをもたらすことができたのか気になるところである。
一方で、DP(ディプロマ課程)の授業がスタートし2年目となるが、DPの国語では個々の作品を考察、分析すると同時に、文学として広く捉える学び方をおこなっている。このため9類(文学)前半の文学理論・作法、文学批評などの蔵書の貧弱さが露わとなった。現在は公共図書館からの団体貸出を受けて対応しているが、今後もDP過程の授業支援をおこなううえで、今回不足を感じた分野の蔵書に厚みをもたせていくことは課題の一つだと感じた。
情報提供校 東京学芸大学附属国際中等教育学校
事例作成日 2018年12月3日
事例作成者氏名 浅井悦代、渡邊有理子
記入者:渡辺(主担)
カウンタ
3414512 : 2010年9月14日より
コンテンツ詳細
管理番号 | A0327 |
---|---|
校種 | 中高一貫校 |
教科・領域等 | 国語 |
単元 | 文学が果たす役割を探究する |
対象学年 | 高3 |
活用・支援の種類 | 資料提供 |
図書館とのかかわり (レファレンスを含む) | 遠藤周作の『沈黙』の作品理解を深めるために関連する資料を集めてほしい。 |
授業のねらい・協働に あたっての確認事項 | グループごとに以下のテーマについて分担し、図書館の資料を用いて探究をおこなう。 1.作品の成立年代 2.作品の時代背景 3.小説の技法 4.作者について 5.日本と西欧の比較(信仰・風土)6.信仰、キリスト教7.キリスト教芸術作品 |
提示資料 | |
![]() | 『沈黙の声』遠藤周作 青志社 2017 『沈黙』という作品がいかに生まれたのか、取材の足跡と作品の背景を遠藤周作自身が赤裸々に語たった一冊。 |
![]() | 『沈黙への道 沈黙からの道-遠藤周作を読む』金継哲 かんよう出版 2018 遠藤周作の代表作24作を、作品の誕生年順に紹介。 |
![]() | 『蛇と十字架-東西の風土と宗教』安田喜憲 人文書院 2009 本書では東洋の象徴として蛇を、西洋の象徴として十字架を取り上げながら、日本ではなぜ唯一神が誕生しなかったのかを、比較文明論の観点から解説。 |
参考資料(含HP) | |
参考資料リンク | http:// |
ブックリスト | 2018遠藤周作「沈黙」関係1.xlsx |
キーワード1 | Context:文化的背景 |
キーワード2 | Variation: 文体 |
キーワード3 | Perspective: ものの見方 |
授業計画・指導案等 | 2018国際中等DP文学浅井.pdf |
児童・生徒の作品 | http://www.u-gakugei.ac.jp/~schoolib/htdocs/index.php?key=joqtzhcaq-1330#_1330 |
授業者 | 浅井悦代(国語科) |
授業者コメント | 遠藤周作『沈黙』の「知識と理解」を深めるため図書館の資料を利用し多角的に分析し、批判的な思考を持って探究することができた。その結果、以前学習した3作品 森鷗外『舞姫』、安部公房『砂の女』、中島敦『山月記』 との比較対比をより明確にすることができたと考える。今後、文学を学ぶ意義「文学が果たす普遍的な役割」について考察をしていきたい。 |
司書・司書教諭コメント | 事前打ちあわせの段階で、グループでリサーチをするためのキーワードを聞き取りできていたことから関連資料の収集はスムーズにおこなうことができた。しかし『沈黙』の時代背景など歴史資料やキリスト教関連資料などは豊富にそろえられたものの、それに比べて小説技法についてなどは限られた資料しか提供できず、生徒のリサーチに深みをもたらすことができたのか気になるところである。 一方で、DP(ディプロマ課程)の授業がスタートし2年目となるが、DPの国語では個々の作品を考察、分析すると同時に、文学として広く捉える学び方をおこなっている。このため9類(文学)前半の文学理論・作法、文学批評などの蔵書の貧弱さが露わとなった。現在は公共図書館からの団体貸出を受けて対応しているが、今後もDP過程の授業支援をおこなううえで、今回不足を感じた分野の蔵書に厚みをもたせていくことは課題の一つだと感じた。 |
情報提供校 | 東京学芸大学附属国際中等教育学校 |
事例作成日 | 2018年12月3日 |
事例作成者氏名 | 浅井悦代、渡邊有理子 |
記入者:渡辺(主担)