お知らせ
令和7年度がスタートしました。今年度より学校著作権ナビゲーターとして活躍中の原口直先生に、著作権アドバイザーになっていただきました。7月末には、「生成AIと著作権」をテーマに研修を企画中です。
また、当サイトは、「10代がえらぶ海外文学大賞」を一緒に盛り上げるために、活動していきます。ぜひ、全国の学校司書・司書教諭の皆様、ご協力よろしくお願いします。
I Dig Eduに動画コンテンツ「学校図書館を活用した教科連携事例 東京学芸大学附属国際中等教育学校の実践から」を掲載しました。
「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)
過去の文科省事業報告会は、司書の学び から視聴申し込みができます。
新着案内
「今月の学校図書館」は 東京学芸大学附属高等学校です。
「読書・情報リテラシー」は 学習発表会 2年生生活科で「NDCのうた」です。
授業実践事例:教科別目次
授業に役立つ学校図書館活用データベース:事例検索
コンテンツ詳細
管理番号 A0344
校種 中学校
教科・領域等 道徳
単元 そこにどんな「真理」が?
対象学年 中1
活用・支援の種類 授業相談
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む) 道徳の授業で、図書館という空間的特性を活用したい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項 道徳の内容項目、主として自分自身に関することに「真理の探究」がある。今回は導入として、あえてこの難しいテーマ、「真理とは何か」を考える入り口を図書館の本のタイトルから見つけてもらうことにした。その際、1類の哲学・心理学・道徳、3類の社会学。教育額の棚に限定した。
提示資料 結果、様々な本が手にとられたが、その中のひとつのグループで紹介されていたうちの3冊。

『孤独と上手につきあう』アンジェラ・ロスマニフ著 片岡しのぶ訳 東京図書 1998
孤独を否定的にとらえず、寂しさの意味を見つめることの大切さを説く。この本を選んだ生徒の言葉…”孤独”ってひとりぼっちということだから、いい意味ではないと思っていたけれど、上手につきあうって書いてあるから、どういうことだろうと気になったので…。

『リンゴも人生もキズがあるほど甘くなる』外山滋比古著 幻冬舎 2014 著者90歳の卓見34話。この本を選んだ生徒の言葉…キズがあるほうがいいってどういうこと?

『10代のうちに知っておきたい折れない心の作り方』水島広子著 紀伊國屋書店 2014 10代特有の心のモヤモヤに精神科医が答えてくれる本。この本を選んだ生徒の言葉…別に今、心が折れているわけではないけど、こういうことを知っておくのも良いかなと思って選んでみた。
参考資料(含HP)
参考資料リンク http://
ブックリスト
キーワード1 真理
キーワード2 真実
キーワード3 ことば
授業計画・指導案等 SKMBT_22319071910150.pdf
児童・生徒の作品 http://www.u-gakugei.ac.jp/~schoolib/htdocs/index.php?action=pages_view_main&block_id=1330&active_action=journal_view_main_detail&post_id=932#_1330
授業者 渡邉裕
授業者コメント 例として、幾つかの有名な言葉を生徒に紹介し、そこにはどんな「真理」があるのかを考えたうえで、自分に響く言葉を本のタイトルから見つけてもらった。結果、生徒が手にした本は、授業者の予想を超え様々な本を持ち寄った。今回、”生徒が何かを考える入り口として使える”という学校図書館の空間的特性を十分に活かすことができたと感じた。また学校司書に相談して類を絞ったことも効果的だった。そもそも真理とは何かは、とても難しく、解があるものではないからこそ、繰り返し学んでいきたいテーマといえる。
司書・司書教諭コメント 中学1年生で、1類や3類の棚を意識的に見る生徒は少数派である。今回道徳を学校図書館で行うのであれば、ぜひ生き方を考えるうえで役立つこれらの棚を見る機会を持ってほしいと考えた。そして、これを読みなさいではなく、自ら気になって手に取るという機会が作れるならば、生き方に悩んだ時に役立つ本が図書館にはあることを知ってもらえる。実際、この授業のあとで、この棚から個人的に本を借りていく生徒が何人かいた。今後も道徳でどのような学校図書館活用ができるか、教員と一緒に考えていきたい。
情報提供校 東京学芸大学附属世田谷中学校
事例作成日 2019年7月23日
事例作成者氏名 村上恭子
記入者:村上
カウンタ
3106291 : 2010年9月14日より
令和7年度がスタートしました。今年度より学校著作権ナビゲーターとして活躍中の原口直先生に、著作権アドバイザーになっていただきました。7月末には、「生成AIと著作権」をテーマに研修を企画中です。
また、当サイトは、「10代がえらぶ海外文学大賞」を一緒に盛り上げるために、活動していきます。ぜひ、全国の学校司書・司書教諭の皆様、ご協力よろしくお願いします。
I Dig Eduに動画コンテンツ「学校図書館を活用した教科連携事例 東京学芸大学附属国際中等教育学校の実践から」を掲載しました。
「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)
過去の文科省事業報告会は、司書の学び から視聴申し込みができます。
「今月の学校図書館」は 東京学芸大学附属高等学校です。
「読書・情報リテラシー」は 学習発表会 2年生生活科で「NDCのうた」です。
授業実践事例:教科別目次
授業に役立つ学校図書館活用データベース:事例検索
コンテンツ詳細
管理番号 A0344
校種 中学校
教科・領域等 道徳
単元 そこにどんな「真理」が?
対象学年 中1
活用・支援の種類 授業相談
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む) 道徳の授業で、図書館という空間的特性を活用したい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項 道徳の内容項目、主として自分自身に関することに「真理の探究」がある。今回は導入として、あえてこの難しいテーマ、「真理とは何か」を考える入り口を図書館の本のタイトルから見つけてもらうことにした。その際、1類の哲学・心理学・道徳、3類の社会学。教育額の棚に限定した。
提示資料 結果、様々な本が手にとられたが、その中のひとつのグループで紹介されていたうちの3冊。

『孤独と上手につきあう』アンジェラ・ロスマニフ著 片岡しのぶ訳 東京図書 1998
孤独を否定的にとらえず、寂しさの意味を見つめることの大切さを説く。この本を選んだ生徒の言葉…”孤独”ってひとりぼっちということだから、いい意味ではないと思っていたけれど、上手につきあうって書いてあるから、どういうことだろうと気になったので…。

『リンゴも人生もキズがあるほど甘くなる』外山滋比古著 幻冬舎 2014 著者90歳の卓見34話。この本を選んだ生徒の言葉…キズがあるほうがいいってどういうこと?

『10代のうちに知っておきたい折れない心の作り方』水島広子著 紀伊國屋書店 2014 10代特有の心のモヤモヤに精神科医が答えてくれる本。この本を選んだ生徒の言葉…別に今、心が折れているわけではないけど、こういうことを知っておくのも良いかなと思って選んでみた。
参考資料(含HP)
参考資料リンク http://
ブックリスト
キーワード1 真理
キーワード2 真実
キーワード3 ことば
授業計画・指導案等 SKMBT_22319071910150.pdf
児童・生徒の作品 http://www.u-gakugei.ac.jp/~schoolib/htdocs/index.php?action=pages_view_main&block_id=1330&active_action=journal_view_main_detail&post_id=932#_1330
授業者 渡邉裕
授業者コメント 例として、幾つかの有名な言葉を生徒に紹介し、そこにはどんな「真理」があるのかを考えたうえで、自分に響く言葉を本のタイトルから見つけてもらった。結果、生徒が手にした本は、授業者の予想を超え様々な本を持ち寄った。今回、”生徒が何かを考える入り口として使える”という学校図書館の空間的特性を十分に活かすことができたと感じた。また学校司書に相談して類を絞ったことも効果的だった。そもそも真理とは何かは、とても難しく、解があるものではないからこそ、繰り返し学んでいきたいテーマといえる。
司書・司書教諭コメント 中学1年生で、1類や3類の棚を意識的に見る生徒は少数派である。今回道徳を学校図書館で行うのであれば、ぜひ生き方を考えるうえで役立つこれらの棚を見る機会を持ってほしいと考えた。そして、これを読みなさいではなく、自ら気になって手に取るという機会が作れるならば、生き方に悩んだ時に役立つ本が図書館にはあることを知ってもらえる。実際、この授業のあとで、この棚から個人的に本を借りていく生徒が何人かいた。今後も道徳でどのような学校図書館活用ができるか、教員と一緒に考えていきたい。
情報提供校 東京学芸大学附属世田谷中学校
事例作成日 2019年7月23日
事例作成者氏名 村上恭子
記入者:村上
カウンタ
3106291 : 2010年9月14日より
コンテンツ詳細
管理番号 | A0344 |
---|---|
校種 | 中学校 |
教科・領域等 | 道徳 |
単元 | そこにどんな「真理」が? |
対象学年 | 中1 |
活用・支援の種類 | 授業相談 |
図書館とのかかわり (レファレンスを含む) | 道徳の授業で、図書館という空間的特性を活用したい。 |
授業のねらい・協働に あたっての確認事項 | 道徳の内容項目、主として自分自身に関することに「真理の探究」がある。今回は導入として、あえてこの難しいテーマ、「真理とは何か」を考える入り口を図書館の本のタイトルから見つけてもらうことにした。その際、1類の哲学・心理学・道徳、3類の社会学。教育額の棚に限定した。 |
提示資料 | 結果、様々な本が手にとられたが、その中のひとつのグループで紹介されていたうちの3冊。 |
![]() | 『孤独と上手につきあう』アンジェラ・ロスマニフ著 片岡しのぶ訳 東京図書 1998 孤独を否定的にとらえず、寂しさの意味を見つめることの大切さを説く。この本を選んだ生徒の言葉…”孤独”ってひとりぼっちということだから、いい意味ではないと思っていたけれど、上手につきあうって書いてあるから、どういうことだろうと気になったので…。 |
![]() | 『リンゴも人生もキズがあるほど甘くなる』外山滋比古著 幻冬舎 2014 著者90歳の卓見34話。この本を選んだ生徒の言葉…キズがあるほうがいいってどういうこと? |
![]() | 『10代のうちに知っておきたい折れない心の作り方』水島広子著 紀伊國屋書店 2014 10代特有の心のモヤモヤに精神科医が答えてくれる本。この本を選んだ生徒の言葉…別に今、心が折れているわけではないけど、こういうことを知っておくのも良いかなと思って選んでみた。 |
参考資料(含HP) | |
参考資料リンク | http:// |
ブックリスト | |
キーワード1 | 真理 |
キーワード2 | 真実 |
キーワード3 | ことば |
授業計画・指導案等 | SKMBT_22319071910150.pdf |
児童・生徒の作品 | http://www.u-gakugei.ac.jp/~schoolib/htdocs/index.php?action=pages_view_main&block_id=1330&active_action=journal_view_main_detail&post_id=932#_1330 |
授業者 | 渡邉裕 |
授業者コメント | 例として、幾つかの有名な言葉を生徒に紹介し、そこにはどんな「真理」があるのかを考えたうえで、自分に響く言葉を本のタイトルから見つけてもらった。結果、生徒が手にした本は、授業者の予想を超え様々な本を持ち寄った。今回、”生徒が何かを考える入り口として使える”という学校図書館の空間的特性を十分に活かすことができたと感じた。また学校司書に相談して類を絞ったことも効果的だった。そもそも真理とは何かは、とても難しく、解があるものではないからこそ、繰り返し学んでいきたいテーマといえる。 |
司書・司書教諭コメント | 中学1年生で、1類や3類の棚を意識的に見る生徒は少数派である。今回道徳を学校図書館で行うのであれば、ぜひ生き方を考えるうえで役立つこれらの棚を見る機会を持ってほしいと考えた。そして、これを読みなさいではなく、自ら気になって手に取るという機会が作れるならば、生き方に悩んだ時に役立つ本が図書館にはあることを知ってもらえる。実際、この授業のあとで、この棚から個人的に本を借りていく生徒が何人かいた。今後も道徳でどのような学校図書館活用ができるか、教員と一緒に考えていきたい。 |
情報提供校 | 東京学芸大学附属世田谷中学校 |
事例作成日 | 2019年7月23日 |
事例作成者氏名 | 村上恭子 |
記入者:村上