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学校図書館は新たな授業づくりを応援します。今月の学校図書館へ

お知らせ

みんなで学ぼう!学校司書講座2025は、7月30日(水)、31日(木)の両日開催します。

   7月30日 オンライン講座「生成AIと著作権」 講師 原口直氏(著作権アドバイザー)

   7月31日 対面講座 「これからの学校図書館」 講師 吉田右子氏(筑波大学教授)

学校司書講座2025は、I Dig Eduを窓口に募集をします。講座名をクリックすると申し込み画面に飛びます。初めての方はアカウントの作成をお願いします。両講座とも参加費は無料です。

 I Dig Eduに動画コンテンツ「学校図書館を活用した教科連携事例 東京学芸大学附属国際中等教育学校の実践から」を掲載しました。

「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)

過去の文科省事業報告会は、司書の学び から視聴申し込みができます。

また、当サイトは、「10代がえらぶ海外文学大賞」を一緒に盛り上げるために、活動していきます。ぜひ、全国の学校司書・司書教諭の皆様、ご協力よろしくお願いします。

新着案内

「今月の学校図書館」は玉川聖学院中等部・高等部です。

「読書・情報リテラシー」は 学習発表会 2年生生活科で「NDCのうた」です。

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コンテンツ詳細

管理番号A0054
校種高校
教科・領域等家庭
単元生まれ育つことについて考えよう (選択授業 「発達と保育」)
対象学年高3
活用・支援の種類資料提供
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む)
現代の子育てを取り巻く課題についての新聞をまとめさせたい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項
現代の子育てを取り巻く状況について、出生前診断の是非、国内での代理出産の是非、赤ちゃんポスト(こうのとりのゆりかご)設置についての是非など3テーマについて、賛成派・反対派に分かれて定義と現状、問題点と課題、最新の意見などを盛り込む新聞形式でまとめさせ、発表・クラス討論資料作成のための文献を用意して欲しい。


提示資料
『知っていますか? 出生前診断一問一答』優生思想を問うネットーク 編 解放出版社 2003.02 出生前診断について、検査方法や障害が発見された場合の対応について、また法制度の現状が完結にまとめられている。著者は出生前診断に批判的な団体のため、生徒には意見には偏りがあること旨を伝えて提供した。
『会いたかった。―代理母出産への挑戦』向井亜紀 原案、折原みと まんが、講談社(講談社漫画文庫)  2007.06 代理母とはなにか、現状でどのような課題があるのかをつかむのに大変役立った。これを読むことで、生徒たちの問題意識が高まり、その後の調査に役立った。
朝日けんさくくん(過去記事) 特に、現在進行中の「こうのとりのゆりかご」について、現状を把握するのに大変役立った。また、投稿欄の記事を通して、赤ちゃんポストの必要に迫られそうになった親の声をはじめ、賛否両論を直接比較することができ、意見を考える上で参考になったようである。
参考資料(含HP)朝日けんさくくん(http://school.asahi.com/)、慈恵病院・こうのとりのゆりかご(http://www.jikei-hp.or.jp/yurikago/)など多数
参考資料リンクhttp://
ブックリスト


キーワード1保育
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授業計画・指導案等
児童・生徒の作品
授業者山崎美帆
授業者コメント文章を読み、調べることが苦手な生徒が多かったが、テーマ別、賛成派反対派別に資料や文献を準備してもらえたので、調べ学習がスムーズに進んだ。 文献や資料を書籍から調べず、インターネットで検索してしまう生徒が多い時代であるが、本校は生徒自身がインターネットをうまく活用できないため、司書さんがインターネットや新聞記事データベースで前もって調べ、参考文献ファイルを作成してくれた。このため、書籍化されていない最新情報も利用した取り組みができた。 (授業実践日 2008/09/22)
司書・司書教諭コメント調査の目的が明確だったことと、調査のための・時間数が限られていたことから、資料は別置した。テーマごとにファイルボックスを準備し、本・雑誌記事・新聞記事(DBを印刷したもの)をセットしておいた。 どの内容も生徒にとってはまだ身近なテーマではない。雑誌記事や新聞の投書(「けんさくくん」で収集)の記事を多めに集め、賛否ともにリアルな声に触れさせ、イメージを明確にさせるよう心がけた。 準備が丁寧すぎるかとも思ったが、生徒がほかに気をそらされずに調査とまとめに注力できたようである。また投書記事の集書が裏目に出ないか心配したが、まとまった新聞は決してイメージ先行の内容ではなく、客観的な事実がきちんと盛り込まれた充実した内容だった。 教諭の持つ授業ビジョンが非常に明確で図書館としても支援しやすい授業だったことを、僭越ながら特筆しておきたい。
情報提供校埼玉県立新座高等学校
事例作成日2010/11/30
事例作成者氏名宮崎健太郎
記入者:村上

カウンタ

3189095 : 2010年9月14日より