お知らせ
「文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館 Vol.17」は終了いたしました。お申込み・ご参加くださった皆様、ありがとうございました。録画配信のご連絡をお待ちください。また、こちらの参加アンケートへのご協力もよろしくお願いいたします。
2025年9月6日(土) のオンライン講座 「小学校の読書教育の現状と課題」 が I Dig Edu から視聴できます。司書のまなびもご覧ください。
「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(2024年8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)
過去の文科省事業報告会は、司書の学び から視聴申し込みができます。
「10代がえらぶ海外文学大賞」結果が発表されました!サイトをクリックしてくださいね!
新着案内
「使い方動画」をリニューアルしました。時間も短くなりました(約5分)。
「今月の学校図書館」は埼玉県立松伏高等学校です。
授業実践事例:教科別目次
授業に役立つ学校図書館活用データベース:事例検索
コンテンツ詳細
管理番号 A0056
校種 高校
教科・領域等 総合
単元 歴史
対象学年 高2
活用・支援の種類 資料提供
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む) 衣服を対象として歴史をとらえる。平常の授業とは異なる視点から文化史を読み解ける資料の提供をお願いしたい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項 ヒトがヒトとして生き始めた時から指標としての衣服、そのかたちは無数にあるようでいて、同じ人間の五体をおおうという衣服の性格上、きわめて類似している。下半身の衣服は、二本の足を一緒にくるむスカーとか、一本ずつくるむズボンかの、どちらかである。ジャンヌダルクはズボンをはいたことで処刑された。ズボンはオトコが着るのか、オンナがはくのか。オンナはズボンをはいてはいけないのか?スカートはオトコがはいてはいけないのか?ズボンとスカートを切り口に、古今東西の歴史を覗いてみよう。
提示資料

日本衣服史
増田美子著 吉川弘文館 2010年
人はなぜ服をきるのか。それはどのように発展し、文化となるのか。身体保護から身体装飾、そして規則へと変化する衣服を時代をおってたどる衣服史。

ファッションを考える
横田尚美著 丸善 2003年
ファッションを流行のみのではなく、生活文化として広い視野で見直す。ファッション情報のからくり、ファッションリーダーのつくられ方をとおし、自分を引き立たせる服装を選択する能力の大切さを指摘する。
ファッションにおける社会性と個人の指標でもあるアイデンティティの問題にも言及する。

新版服装文化史
鷹司與綸子著 朝倉書店 1991年
図版も豊富でわかりやすく、日本から西洋の服装そして戦後のモードも網羅し通史としても楽しめる。身分制と服装との関連性の記述もあり封建時代と衣服との関連も理解できる。
参考資料(含HP)
参考資料リンク http://
ブックリスト 衣服.xlsx
キーワード1 衣服
キーワード2 歴史
キーワード3 文化
授業計画・指導案等
児童・生徒の作品
授業者
授業者コメント 受験の歴史ではない、研究としての歴史を生徒が学べるいい機会になった。学問にはいろいろな方法があると理解でき、学ぶことの視野が広がったと思う。参加した生徒からも歴史学の違った一面にふれることができたとの感想を得た。
司書・司書教諭コメント 文献や資料ををどのように解読して歴史を研究するのか。具体的に研究者からの解説は普段の学習とは異なり、おもしろかったとの意見があった。ジャンヌダルクの処刑の理由から家長制度とスカートの成り立ち。万葉集の庶民像、東歌・防人歌に見える衣服関係。資料の選択が多彩であった。
図書館としてはファッションや衣服については学問的な資料をそろえるのに苦労した。生徒の興味もあり、家庭科、社会と多分野に利用できる資料なので引き続き資料選択に留意し充実させたい。
情報提供校 学芸大学附属高校図書館
事例作成日 2001 5 2
事例作成者氏名 岡田和美
記入者:岡田
カウンタ
3664780 : 2010年9月14日より
「文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館 Vol.17」は終了いたしました。お申込み・ご参加くださった皆様、ありがとうございました。録画配信のご連絡をお待ちください。また、こちらの参加アンケートへのご協力もよろしくお願いいたします。
2025年9月6日(土) のオンライン講座 「小学校の読書教育の現状と課題」 が I Dig Edu から視聴できます。司書のまなびもご覧ください。
「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(2024年8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)
過去の文科省事業報告会は、司書の学び から視聴申し込みができます。
「10代がえらぶ海外文学大賞」結果が発表されました!サイトをクリックしてくださいね!
「使い方動画」をリニューアルしました。時間も短くなりました(約5分)。
「今月の学校図書館」は埼玉県立松伏高等学校です。
授業実践事例:教科別目次
授業に役立つ学校図書館活用データベース:事例検索
コンテンツ詳細
管理番号 A0056
校種 高校
教科・領域等 総合
単元 歴史
対象学年 高2
活用・支援の種類 資料提供
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む) 衣服を対象として歴史をとらえる。平常の授業とは異なる視点から文化史を読み解ける資料の提供をお願いしたい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項 ヒトがヒトとして生き始めた時から指標としての衣服、そのかたちは無数にあるようでいて、同じ人間の五体をおおうという衣服の性格上、きわめて類似している。下半身の衣服は、二本の足を一緒にくるむスカーとか、一本ずつくるむズボンかの、どちらかである。ジャンヌダルクはズボンをはいたことで処刑された。ズボンはオトコが着るのか、オンナがはくのか。オンナはズボンをはいてはいけないのか?スカートはオトコがはいてはいけないのか?ズボンとスカートを切り口に、古今東西の歴史を覗いてみよう。
提示資料

日本衣服史
増田美子著 吉川弘文館 2010年
人はなぜ服をきるのか。それはどのように発展し、文化となるのか。身体保護から身体装飾、そして規則へと変化する衣服を時代をおってたどる衣服史。

ファッションを考える
横田尚美著 丸善 2003年
ファッションを流行のみのではなく、生活文化として広い視野で見直す。ファッション情報のからくり、ファッションリーダーのつくられ方をとおし、自分を引き立たせる服装を選択する能力の大切さを指摘する。
ファッションにおける社会性と個人の指標でもあるアイデンティティの問題にも言及する。

新版服装文化史
鷹司與綸子著 朝倉書店 1991年
図版も豊富でわかりやすく、日本から西洋の服装そして戦後のモードも網羅し通史としても楽しめる。身分制と服装との関連性の記述もあり封建時代と衣服との関連も理解できる。
参考資料(含HP)
参考資料リンク http://
ブックリスト 衣服.xlsx
キーワード1 衣服
キーワード2 歴史
キーワード3 文化
授業計画・指導案等
児童・生徒の作品
授業者
授業者コメント 受験の歴史ではない、研究としての歴史を生徒が学べるいい機会になった。学問にはいろいろな方法があると理解でき、学ぶことの視野が広がったと思う。参加した生徒からも歴史学の違った一面にふれることができたとの感想を得た。
司書・司書教諭コメント 文献や資料ををどのように解読して歴史を研究するのか。具体的に研究者からの解説は普段の学習とは異なり、おもしろかったとの意見があった。ジャンヌダルクの処刑の理由から家長制度とスカートの成り立ち。万葉集の庶民像、東歌・防人歌に見える衣服関係。資料の選択が多彩であった。
図書館としてはファッションや衣服については学問的な資料をそろえるのに苦労した。生徒の興味もあり、家庭科、社会と多分野に利用できる資料なので引き続き資料選択に留意し充実させたい。
情報提供校 学芸大学附属高校図書館
事例作成日 2001 5 2
事例作成者氏名 岡田和美
記入者:岡田
カウンタ
3664780 : 2010年9月14日より
コンテンツ詳細
| 管理番号 | A0056 |
|---|---|
| 校種 | 高校 |
| 教科・領域等 | 総合 |
| 単元 | 歴史 |
| 対象学年 | 高2 |
| 活用・支援の種類 | 資料提供 |
| 図書館とのかかわり (レファレンスを含む) | 衣服を対象として歴史をとらえる。平常の授業とは異なる視点から文化史を読み解ける資料の提供をお願いしたい。 |
| 授業のねらい・協働に あたっての確認事項 | ヒトがヒトとして生き始めた時から指標としての衣服、そのかたちは無数にあるようでいて、同じ人間の五体をおおうという衣服の性格上、きわめて類似している。下半身の衣服は、二本の足を一緒にくるむスカーとか、一本ずつくるむズボンかの、どちらかである。ジャンヌダルクはズボンをはいたことで処刑された。ズボンはオトコが着るのか、オンナがはくのか。オンナはズボンをはいてはいけないのか?スカートはオトコがはいてはいけないのか?ズボンとスカートを切り口に、古今東西の歴史を覗いてみよう。 |
| 提示資料 | |
![]() | 日本衣服史 増田美子著 吉川弘文館 2010年 人はなぜ服をきるのか。それはどのように発展し、文化となるのか。身体保護から身体装飾、そして規則へと変化する衣服を時代をおってたどる衣服史。 |
![]() | ファッションを考える 横田尚美著 丸善 2003年 ファッションを流行のみのではなく、生活文化として広い視野で見直す。ファッション情報のからくり、ファッションリーダーのつくられ方をとおし、自分を引き立たせる服装を選択する能力の大切さを指摘する。 ファッションにおける社会性と個人の指標でもあるアイデンティティの問題にも言及する。 |
![]() | 新版服装文化史 鷹司與綸子著 朝倉書店 1991年 図版も豊富でわかりやすく、日本から西洋の服装そして戦後のモードも網羅し通史としても楽しめる。身分制と服装との関連性の記述もあり封建時代と衣服との関連も理解できる。 |
| 参考資料(含HP) | |
| 参考資料リンク | http:// |
| ブックリスト | 衣服.xlsx |
| キーワード1 | 衣服 |
| キーワード2 | 歴史 |
| キーワード3 | 文化 |
| 授業計画・指導案等 | |
| 児童・生徒の作品 | |
| 授業者 | |
| 授業者コメント | 受験の歴史ではない、研究としての歴史を生徒が学べるいい機会になった。学問にはいろいろな方法があると理解でき、学ぶことの視野が広がったと思う。参加した生徒からも歴史学の違った一面にふれることができたとの感想を得た。 |
| 司書・司書教諭コメント | 文献や資料ををどのように解読して歴史を研究するのか。具体的に研究者からの解説は普段の学習とは異なり、おもしろかったとの意見があった。ジャンヌダルクの処刑の理由から家長制度とスカートの成り立ち。万葉集の庶民像、東歌・防人歌に見える衣服関係。資料の選択が多彩であった。 図書館としてはファッションや衣服については学問的な資料をそろえるのに苦労した。生徒の興味もあり、家庭科、社会と多分野に利用できる資料なので引き続き資料選択に留意し充実させたい。 |
| 情報提供校 | 学芸大学附属高校図書館 |
| 事例作成日 | 2001 5 2 |
| 事例作成者氏名 | 岡田和美 |
記入者:岡田





















