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学校図書館は新たな授業づくりを応援します。今月の学校図書館へ

お知らせ

I Dig Eduを窓口にした以下の講座は終了しました。2025年9月6日(土) オンライン講座 「小学校の読書教育の現状と課題」 近日中に「司書のまなび」に報告を掲載予定です。

I Dig Eduに動画コンテンツ「学校図書館を活用した教科連携事例 東京学芸大学附属国際中等教育学校の実践から」を掲載しました。

「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(2024年8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)

過去の文科省事業報告会は、司書の学び から視聴申し込みができます。

また、当サイトが応援している、「10代がえらぶ海外文学大賞」は、いよいよ10代の皆さんによる投票期間となりました。トピックスでも紹介しています。

新着案内

「今月の学校図書館」は東京学芸大学附属竹早中学校です。

「授業と学校図書館」は、「6年生が運営します!」公共図書館が小学校の探究授業に協力したら…です。

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コンテンツ詳細

管理番号A0056
校種高校
教科・領域等総合
単元歴史
対象学年高2
活用・支援の種類資料提供
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む)
衣服を対象として歴史をとらえる。平常の授業とは異なる視点から文化史を読み解ける資料の提供をお願いしたい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項
ヒトがヒトとして生き始めた時から指標としての衣服、そのかたちは無数にあるようでいて、同じ人間の五体をおおうという衣服の性格上、きわめて類似している。下半身の衣服は、二本の足を一緒にくるむスカーとか、一本ずつくるむズボンかの、どちらかである。ジャンヌダルクはズボンをはいたことで処刑された。ズボンはオトコが着るのか、オンナがはくのか。オンナはズボンをはいてはいけないのか?スカートはオトコがはいてはいけないのか?ズボンとスカートを切り口に、古今東西の歴史を覗いてみよう。


提示資料
日本衣服史  増田美子著 吉川弘文館 2010年 人はなぜ服をきるのか。それはどのように発展し、文化となるのか。身体保護から身体装飾、そして規則へと変化する衣服を時代をおってたどる衣服史。 
ファッションを考える 横田尚美著 丸善 2003年 ファッションを流行のみのではなく、生活文化として広い視野で見直す。ファッション情報のからくり、ファッションリーダーのつくられ方をとおし、自分を引き立たせる服装を選択する能力の大切さを指摘する。 ファッションにおける社会性と個人の指標でもあるアイデンティティの問題にも言及する。
新版服装文化史 鷹司與綸子著 朝倉書店 1991年 図版も豊富でわかりやすく、日本から西洋の服装そして戦後のモードも網羅し通史としても楽しめる。身分制と服装との関連性の記述もあり封建時代と衣服との関連も理解できる。
参考資料(含HP)
参考資料リンクhttp://
ブックリスト衣服.xlsx


キーワード1衣服
キーワード2歴史
キーワード3文化
授業計画・指導案等
児童・生徒の作品
授業者
授業者コメント受験の歴史ではない、研究としての歴史を生徒が学べるいい機会になった。学問にはいろいろな方法があると理解でき、学ぶことの視野が広がったと思う。参加した生徒からも歴史学の違った一面にふれることができたとの感想を得た。
司書・司書教諭コメント文献や資料ををどのように解読して歴史を研究するのか。具体的に研究者からの解説は普段の学習とは異なり、おもしろかったとの意見があった。ジャンヌダルクの処刑の理由から家長制度とスカートの成り立ち。万葉集の庶民像、東歌・防人歌に見える衣服関係。資料の選択が多彩であった。 図書館としてはファッションや衣服については学問的な資料をそろえるのに苦労した。生徒の興味もあり、家庭科、社会と多分野に利用できる資料なので引き続き資料選択に留意し充実させたい。
情報提供校学芸大学附属高校図書館
事例作成日2001 5 2
事例作成者氏名岡田和美
記入者:岡田

カウンタ

3414467 : 2010年9月14日より