音楽ブックトーク ハレルヤ

2018-04-03 11:01 | by 岡田(主担) |

音楽授業の中でブックトークの依頼を受けました。
テーマは「バロック音楽 ヘンデルの時代とは ハレルヤコーラスを深めるために」です。本校は入学式、卒業式にオーケストラ部と一緒に、音楽選択生徒がヘンデルのオラトリオ『メサイア』の中から「ハレルヤコーラス」を合唱します。音楽授業と学校行事そして司書との恊働授業としてお知らせします。



講堂にてオーケストラ部のリハーサルの様子


新学習指導要領でも「曲想と音楽の構造や歌詞、文化的・歴史的背景との関わり」を表現の歌唱領域で扱うことになっていることを踏まえ、多様な資料をピックアップしました。

「バロック 歪んだ真珠とは」
バロックのイメージを具体的にするために司書が個人所有のバロックパールを身につけて授業を行いました。



ハンサムヘンデルとして紹介した肖像画です。
1710年(25歳)頃の若々しいヘンデルです。
生徒の持つイメージとずいぶん違います。(提供ハレ•ヘンデル•ハウス)
「ヘンデル」三澤寿喜 2007 音楽之友社

??食いしん坊ヘンデルがアン王女と食べたお菓子
「英語教育 2018/2 音楽的お菓子紀行 三浦裕子」




同時代の日本の文化プロデューサー 蔦屋重三郎とTUTAYA
当時の文化が、今の生徒自身にも直接関係がある事を示す一例として提示しました。
「大江戸万華鏡」1991農文協 葛飾北斎「画本東遊都」より たばこと塩の博物館所蔵

授業に役立つ学校図書館活用データベース 管理番号 A0304 もご覧下さい。


             (東京学芸大学附属高等学校 司書 岡田和美)

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