男の子って?女の子って?

2018-07-12 21:06 | by 金澤(主担) |

 5年生が林間学校へ行く前に養護教諭と二次性徴に関する授業をしました。メディアの時間(図書の時間)に学校司書がブックトークをし、その後、養護教諭が二次性徴について子ども達に話をしました。

 「男の子と女の子の体のつくりで違う事って何かな?」と問いかけながら
『おちんちんのえほん』山本直英(文)ポプラ社 を紹介しました。

 前半の部分をかいつまんで読み、プライベートゾーンについて話しました。
『おっぱいのひみつ』柳生弦一郎(作)福音館書店
  女の人の体は、赤ちゃんを育てる用意をしている事。10歳くらいから、女の子のおっぱいは、膨らみ始めることなどが書かれているページを読み聞かせました。

『おへそのひみつ』 
柳生弦一郎(作)福音館書店
  男の人にできないことは、赤ちゃんを産むことだね。男の子にも女の子にもおへそはあります。赤ちゃんの時、お母さんのおなかの中で栄養をもらっていたんだね。

『おとこのこってなあに?おんなのこってなあに?』
      ステファニ・ワクスマン(作)山本直英(訳)福音館書店

 髪が長いのは女の子?泣きむしなのが女の子?スポーツが得意なのが男の子?ズボンをはくのが男の子?ほんとにそうかな?と前半部分を読み聞かせました。


 LGBTという言葉を聞いたことがありますか?体は男の子なのに心は女の子だったり、体が女の子なのに心は男の子という人がいます。

『ジョージと秘密のメリッサ』アレックス・ジーノ(作)島村浩子(訳)偕成社

 男の子のジョージは、心は女の子。家族には、打ち明けられないで悩んでいる。友達のケリーだけが、唯一の理解者。学校の劇で女の子の主役を希望するが、先生に断られてしまう。ケリーと相談して、ある作戦を考えた。

『超・ハーモニー』魚住直子(作)講談社
 優秀なお兄ちゃんが家を出た。そのお兄ちゃんが、女の人の姿で帰ってきた。

『おれがあいつであいつがおれで』山中恒(作)理論社
 ある日突然、女の子と男の子の体が入れ替わっちゃうお話です。

                    東京学芸大学附属世田谷小学校 司書 金澤磨樹子

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