はじめての18歳選挙が行われました。
同じ学年でも、選挙権のある人とない人がいる高校の現場では、どのような盛り上がりを見せていたのでしょうか？
まだ選挙権はちょっと先の中学校でも、3年生が公民で学習中の今、コーナー展示をしている学校も多いことでしょう。
都民にはこのあと、都知事選挙が待っています。
そんな今にピッタリの本が出版されました。

高校生のための選挙入門
齋藤　一久　編著
三省堂　　2016.7

「働いてないし、税金も払ってないけど、高校生も選挙に行っていいの？」
「小選挙区や、比例代表って、一体なんだっけ？」
「インターネット選挙解禁って、ネット投票ができるってこと？」
などの様々な高校生の質問に答える形で進んでいきます。

第1章　選挙の基本
大2章　高校生のための選挙運動
第3章　高校生のための政治活動
が、大変わかりやすく説明されています。
またコラム欄では、一人1票に関連したＡＫＢ総選挙や株主総会、
選挙でアルバイト、選挙グッズの通販など、興味を引く内容が盛りだくさんです。

　現役の中高大学の教諭・教授が執筆しているため、目の前の生徒、学生たちにふさわしい内容、語り口になっているように思います。

　　　　東京学芸大学附属小金井中学校　　井谷　由紀

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