お金に関する本

2019-04-10 10:43 | by 井谷(主担) |

 「お金についての本はありますか?」
と、1年担当の先生から依頼がありました。
 しかも道徳で使いたいので、お金に関する異なる立場・意見の本がほしいとのこと。
 少し探して提供したのが次の本です。

 まず、お金とはどういうものか、全体を知るために
『月刊Newsがわかる  2017年11月号 知っておこう お金のこと』 毎日新聞社

 お金の始まり、交換する・価値をはかる・ためておくというお金の3つの役割、お金の流れなどがわかりやすく書かれています。

 




2冊目は、
『学校では教えてくれないお金の話』 金子哲雄 河出書房新社 2011.

 これは、お金が回り経済が活性化すれば、個人も企業も多額の税金を納めるため、国や自治体が豊かになる。お金を使うことがみんなをハッピーにするという流通ジャーナリストの立場から書かれています。

 




次に渡したのが
『おカネで世界を変える30の方法』 田中優+A SEED JAPANエコ貯金プロジェクト(編)
合同出版 2008

 私達が今まで使っていたお金がどこに流れているのか、もしかしたらその行く先が軍事費に回され、ひいては世界の子どもたちを殺すことにつながるかもしれない。児童労働につながるのかもしれない。流れの中で少し立ち止まって考えてみようという内容です。

 



さらに極端ではありますが、4冊目としてこの本を。
『ぼくはお金を使わずに生きることにした』 マーク・ボイル  紀伊國屋書店 2011
 なんと、1年間金銭を一切使わずに暮らした経験がつづられています。
 また、ちょうど『月刊Newsがわかる 2019年2月号』のテーマが「社会が変わるキャッシュレス」だったので、参考にこちらも併せてお渡ししました。

 





 その他にも「AI」についてなど、道徳授業のための先生への参考資料を聞かれることも多くなってきたので、道徳のテーマもあらかじめ把握しておくことが必要と感じています。
           (東京学芸大学附属 小金井中学校  井谷 由紀)

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