子どもたちの活動で・・・

2021-09-09 08:52 | by 金澤(主担) |

 本校では、委員会活動を行っていません。その代わりとして、「クラスの時間」があります。自分たちのできることを考えて行動する時間で、週1時間設けられています。メディアルーム(学校図書館)で、活動をしたいというグループもいます。本の整理や本の修理を行ったりと自分たちができること、やりたいことを見つけて働きます。
 今年度は、本の紹介をしたいという声が上がりました。低学年・中学年・高学年向けの本を見つけて、紹介文を書いていました。下記の写真のように、本と一緒に掲示しました。
 メディアルームのマナーを守ってほしいと思ったグループは、自分たちで、メディアルームで気を付けて欲しいマナーを書いてポスター(写真のピンクの画用紙)にしていました。
 


 児童が紹介した本は、下記の本でした。
【低学年】
『えんぴつとケシゴム』
カレン・キルパトリック&ルイス・O・ラモス・ジュニア(文)ヘルマン・ブランコ(絵)角川書店

 書くのが大好きなえんぴつと消すのが大好きなケシゴムのお話です。えんぴつが書いたものをケシゴムが消していきます。ふたりは、うまくいくでしょうか?









『はひふへほんやさん ほんじつかいてん』
いしいむつみ(作)ひらおかひとみ(絵)BL出版
 ふくろうおじさんの本屋さんが、本日開店します。お店は、地下にあるそうです。動物たちは、みんなで行ってみましたよ。


【中学年】
『マクブルームさんのすてきな畑』
S・フライシュマン(作)Q・ブレイク(画)金原瑞人(訳)あかね書房

 話は、3話。
 マクブルームさんの畑では、不思議なことが起こります。









【高学年】
『The MANZAI(ザ・マンザイ)』
          あさのあつこ(作)ポプラ社
 
転校生の瀬田渉は、秋本貴史に「一緒に漫才をやろう」と声をかけられた。断った渉だったが…










 紹介した本が、すぐに借りられるのを見て、次の本の紹介の準備も進めているようです。子どもの目線での本の紹介を私も楽しみにしています。
               (東京学芸大学附属世田谷小学校 司書 金澤磨樹子)

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