ミニ展示をたくさん

2021-10-07 15:18 | by 宮崎(主担) |

竹早小学校の学校図書館は、竹早中学校と一緒に使用するメディアセンターという部屋です。主に小学校の本があるスペースには、あまり大きな展示スペースはないので、児童机1個分と壁面を利用した小さな特集展示を、3~4か所ほど作って、月1~2回程度、こまめに入れ替えるようにしています。

現在の展示ひとつ目は「おいしい物語」。おいしそうな食べ物が出てくる物語を並べています。おたよりや読み聞かせの時間には、「みんなのおいしそうと思う物語も並べてね」と伝えているので、子どもたちも選んだ本を並べてくれます。


ふたつ目の展示は、「見つけよう 秋のしぜん」。どんぐりや木の実、秋の天気や植物など、自然科学の季節の本を並べています。











3つ目の展示は、「ありがとう、那須正幹さん」。7月に亡くなった児童文学作家の那須さんの追悼展示です。ポプラ社のHPから、展示用に公開されていた、ズッコケ三人組の教室や町のイラストを一緒に貼りました。自分も子どものころから親しんでいた作品ですが、今でも新しい読者を増やしていて、本当にまだまだ長生きして、新しい作品を出してほしかったという気持ちが募ります。先生方からも懐かしいと声がかかったりして、好評だったので少し長めの展示となりました。


この後、展示を「すごいね! ノーベル賞」に入れかえました。今年のノーベル物理学賞を受賞された真鍋淑郎さんの研究に関係する、気候変動の本と、これまでのノーベル賞受賞者の本を展示しています。これも子どもたちにも関心が高いテーマのようです。

(東京学芸大学附属竹早小学校司書 宮崎伊豆美)

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