卒業生が絵本の世界へ!
2023-12-13 13:20 | by 渡辺(主担) |
「私が編集者として、はじめて手がけた絵本です!」という、とても嬉しい連絡が卒業生から届きました。見返しを見ると彼女の名前が記載されています。どの本もできあがるまでには、多くの人の手を経ていると思いますが、かつて在籍していた生徒が「子どもの頃から絵本が大好きだった」という夢をかなえ、児童書の編集者として取り組んだ第1作目と聞くと、表紙を眺めながらまるで生徒とも再会したような気持ちが沸き起こりました。その絵本がこちらです。
『ヤングさんのオーケストラ』
なかえよしを作 小池敏彦絵 ポプラ社 2022年
オーケストラの指揮者となったヤングさんは、”自分はどうして指揮者をめざしたんだっけ?”ということをふりかえるうちに、子どもの頃、公園で出会ったおばあさんから、音楽の楽しさを教えてもらったということを思い出します。それと同時におばあさんと交わした約束も蘇り・・・
さあ、ヤングさんはどんな約束をしたのでしょうか。とっても心温まるお話ですよ。
あとがきでは著者のなかえさんが「自分が今ここにあるのは、まわりの人との出会いや出来事、自然のめぐみに守られて生かされているんだ・・・・」ということを書かれています。まさに私も図書館で仕事をしながら、在校生や卒業生、さらに先生方、そして多くの作品との出会いがあって今がある、ということを実感する機会にもなりました。いずれ彼女には児童書編集者として司書講座でお話伺えたら、という夢も膨らみます。
(東京学芸大学附属国際中等教育学校:司書 渡邊 有理子)
『ヤングさんのオーケストラ』
なかえよしを作 小池敏彦絵 ポプラ社 2022年
オーケストラの指揮者となったヤングさんは、”自分はどうして指揮者をめざしたんだっけ?”ということをふりかえるうちに、子どもの頃、公園で出会ったおばあさんから、音楽の楽しさを教えてもらったということを思い出します。それと同時におばあさんと交わした約束も蘇り・・・
さあ、ヤングさんはどんな約束をしたのでしょうか。とっても心温まるお話ですよ。
あとがきでは著者のなかえさんが「自分が今ここにあるのは、まわりの人との出会いや出来事、自然のめぐみに守られて生かされているんだ・・・・」ということを書かれています。まさに私も図書館で仕事をしながら、在校生や卒業生、さらに先生方、そして多くの作品との出会いがあって今がある、ということを実感する機会にもなりました。いずれ彼女には児童書編集者として司書講座でお話伺えたら、という夢も膨らみます。
(東京学芸大学附属国際中等教育学校:司書 渡邊 有理子)