学級作りの読みきかせ

2016-05-12 11:01 | by 吉岡(主担) |

 6年生になって担任が替わった学級で、どのように学級作りをしていくかを考えた先生が行ったのは、読み聞かせ。
 どんな本がいいかを司書と話し合っていた。
実は、先生は『白弧魔戦記 源平の風』斉藤洋(偕成社)を読みたいと思っていた。
ところが、この学級が5年生の時、司書が毎回の図書の時間にこの本を読み聞かせしていた。そこで、司書は『算法少女』をすすめてみた。

『白弧魔戦記 源平の風』 
斉藤洋/作 偕成社



                                 『算法少女』
                                   遠藤寛子/著(ちくま学芸文庫)
                                    筑摩書房

 担任の先生が読むことの意味は、生の声で物語を読むことで、子どもたちに伝わるものがある。そして、またそれは、先生と学級の子どもたちが共有できるものができる。
   これから、学級がどのように変わっていくかが楽しみである。

 この本は、6年生がこれから社会科で学ぶ歴史にもいざなえるし、今後行う和算にも興味がもてるかもしれない。そんなことから、これから読み終わるまで、どんな学級になるかを楽しみにしている。


東京学芸大学附属世田谷小学校  吉岡 裕子

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