科学読み物の読み聞かせ

2016-09-22 13:49 | by 金澤(主担) |

 9月20日~26日は、動物愛護週間です。ミニ展示を作っているときに見つけた科学読物の読み聞かせをすることにしました。

 
3年生には、
 『かえっておいでアホウドリ』 竹下文子(文)鈴木まもる(絵)ハッピーオウル社 2010年
 読み聞かせの前に「アホウドリについて知っていることはある?」「かえっておいでってどういうことかなあ」といったことを話し合ってから、読み聞かせを始めました。
 読書ノートを見ると「アホウドリを全部とっちゃうなんてひどい」「アホウドリを復活させてエライ」「アホウドリについてもっと調べたい」などと書かれていました。

4年生には、
『ニワシドリのひみつ―庭師鳥は芸術家』 鈴木まもる(文・絵) 岩崎書店 2014年

 
  「この本の著者は、鳥が大好きで、世界中の鳥を見て回り、鳥の本をたくさん書いている人です。後で488の棚を見てね。」と簡単な著者の紹介をしました。表紙を見せ「これは何だと思う?」と聞いてみました。「巣です!」という声が圧倒的に多かったです。「これは、巣ではないんだよ。どうしてこの鳥は、こういうものを作るんだろう」と話し合ってから読み聞かせをしました。
 ニワシドリのオスは、「あずまや」を作ります。この本は、様々なニワシドリの「あずまや」を紹介し、ニワシドリが、なぜ「あずまや」を作るのかの秘密を解き明かしていきます。
 裏の見返しに本文中で紹介した「あずまや」が著者と一緒の写真で紹介されています。ぜひ、このページも見せて欲しいです。

(東京学芸大学附属世田谷小学校司書  金澤磨樹子)

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