教育実習生による読み聞かせ(世界をつなげ、ひろげる本)

2016-10-11 17:39 | by 岡島(主担) |

 9月から2回に分け、約160名(小100、中60)教育実習生が本校に実習にきています。
子どもたちといっしょに遊び、教え、学び、実り多い時を過ごしています。
 
 図書の時間は、いつもは司書が読み聞かせ、本の紹介をしていますが、今回は小学校2年生担当の笑顔が素敵な実習生が読み聞かせをしました。
実習生が選んだ本は、楽しい科学絵本の
『ベッドのしたにはなにがある?』 マイク・マニング 評論社











 ある兄弟がベッドのしたには、なにがあると不思議に思って、ベッドの床板をめくり調べます。地面、きのねっこ、トンネル、恐竜の化石、石炭、マグマから生まれるマントル、そして地球の中心と子どもたちの好奇心を刺激する絵本です。迫力ある絵で、地面のしたの様子がよく描かれています。見開きを縦にして見る最後のページが圧巻で子どもたちは見入っていました。
その後司書が本の内容に基づいた関連の本を紹介しました。
実習生の感想は
 「34人の児童たちを前に読み聞かせをするのは、初めての経験だったので緊張しましたが、私が読んだ『ベッドの下にはなにがある?』というえほんを児童たちは熱心に聞いてくれました。とても貴重な時間となりました。児童たちの心に少しでも残れば嬉しいです。」

 子どもたちの感想は、地面の中の様子がわかってよかったとか、絵について色々話してくれ、面白かったようです。

紹介した本は『アリ観察事典』偕成社『すみれとあり』『地面の下のいきもの』福音館書店『地球』図鑑

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 他の2年生のクラスには、司書が
『もりいちばんのおともだち』 ふくざわゆみこ  福音館書店
を読み聞かせした後、図書館の中で秋探しをしました。
例として『もりのかくれんぼう』 林明子
『まるごとどんぐり』を紹介しました。
今は、2年生が選んだ秋の本の展示コーナーを作っています。

 教育実習生がいずれ先生になって戻ってきてくれることを楽しみにしています。
(東京学芸大学附属竹早小中学校司書 岡島玲子)

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