小さいきょうだいへの読み聞かせ

2017-02-03 12:07 | by 岡田(主担) |

学校図書館のカウンターでは高校生と日々様々な話をします。
どんなレポートが出ているか、部活で悩んでいる事、今日感じた問題点。
好きな絵本の話をしてくれた生徒が「弟たちに寝る前に絵本の読み聞かせをしています。」と教えてくれました。
学校司書として幼児教育関連で絵本の読み聞かせについて授業をした事があります。
実際に附属高校の生徒はどのような絵本を選んでいるのでしょうか。
今回は高校生の感想と一緒に本を紹介します。



 『ベーコンわすれちゃだめよ!  』
 パット=ハッチンスさく,わたなべ しげおやく
 出版:偕成社 (ハッチンスの絵本)1977

韻を踏んでいるのでリズムが楽しいです。
お使いを頼まれて必死なのは私も同じでした。
主人公が男の子なので弟が大好きです。



 『チリとチリリ  』
 どい かや作
 出版:アリス館 2003

絵本と一緒に自分の心も動きます。
自転車に乗って森を探検です。
おいしいもの、たのしいものが次々に出てきます。
こちらは妹が大好きな絵本です。



 『100かいだてのいえ  』
 いわい としお作
 出版:偕成社2008

最初に選んだ時はユニークな本だと思いました。
上にのぼっていくという感覚が楽しいです。
絵本なのに空間や距離感が楽しめます。

         (東京学芸大学附属高等学校図書館司書 岡田和美)

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