「あさがお」いつ読む?

2017-09-12 15:40 | by 金澤(主担) |

 

 1年生が朝顔の観察をしています。そろそろ種を取る時期になると、
 「あさがお」荒井真紀(文・絵)金の星社 の本を読み聞かせています。
 この絵本は、一粒の小さな種から、朝顔が花を咲かせ、200個以上の種が取れるまでを、著者の美しい細密画で紹介している科学絵本です。
                                                     私は、観察が終わったころにこの絵本を読んでいました。ところが、ある先生にこの絵本をお見せした時、「観察前に見せるのもありなんじゃないかなあ」という声をいただきました。「成長の見通しを持ってから観察をするとより良く観察できると思うよ」と。目から鱗のご意見でした。そこで、理科の先生にも相談したところ、「確かに見通しを持った観察も必要だけど、年齢にもよるね。見通しを持った観察ができるようになるのは、中学年くらいからかなあ。この絵本は、観察前でも観察後でも使えそうですね。」と教えていただきました。
               (東京学芸大学附属世田谷小学校 金澤磨樹子)  

次の記事 前の記事