連続読み聞かせ

2018-01-14 10:02 | by 金澤(主担) |

 1冊の本を毎週少しずつ読み聞かせをしました。
 3年生には、「長くつ下のピッピ」や「チムラビットのぼうけん」
 4年生には、「びりっかすの神さま」
 5年生は、「窓ぎわのトットちゃん」です。

  
「長くつ下のピッピ」 アストリッド・リンドグレーン(作)  大塚勇三(訳) 岩波書店
 ごたごた荘でサルのニルソン氏と暮らしているピッピ。世界一力持ちな女の子です。両親がいないのに明るく元気に暮らしています。奇想天外な暮らしぶりに隣に住んでいるトミーとアンニカは、ビックリしながらも楽しんでいます。
 子どもたちは、ピッピの行動に思わず笑いながら聞いていました。
 
 
「チム・ラビットのぼうけん」アリソン・アトリー(作)石井桃子(訳)童心社
 チム・ラビットは、くいしんぼうで、好奇心旺盛なウサギです。短いお話が、9話入っています。同じシリーズの「チム・ラビットのおともだち」もおすすめです。
 キツネに捕まりそうになるチム・ラビットにハラハラしながら聞いていました。

  
「びりっかすの神さま」 
 岡田淳(作)偕成社
 転校してきた始は、父を亡くしたばかりで、頑張る気力を失っていました。試験で0点を取った始に「びりっかすの神さま」が見えるようになります。そのクラスで一番低い点数の子に見えるらしいが・・・
 途中で読み聞かせをやめたので、最後が気になり、自分で借りて読む子がいました。


 
「窓ぎわのトットちゃん」
 黒柳徹子(作)講談社
 テレビで活躍している黒柳徹子さんの小学校生活のお話です。ドラマにもなって知っている方も多いと思います。小学校を退学になったトットちゃんが、トモエ学園で楽しく生活しているお話です。
 トットちゃんの意外な行動に子どもたちは、びっくりしながらも楽しんで聞いていました。
 
 どの本も最後まで読むとかなり日数がかかるので、作品の面白さを実感できたところもまで、何回かに分けて読み、続きは自分で読んでねと伝えました。日頃あまり手に取らない本でも続きが気になり早々に自分で読みだす子もいます。
                         (附属世田谷小学校 司書 金澤磨樹子)

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