附属高校生 保育園実習に行く

2017-10-05 16:40 | by 岡田(主担) |

附属高校では、家庭科で依頼を受けて幼児教育の一環として「絵本の読み聞かせ」を行っています。
図書館での授業は
1.読み聞かせの意義、講義
2.選書
3.生徒同士での絵本の読みあい
を行いました。
高校生のお兄さんお姉さん達は実際に保育園へ行き、どのように子供たちに接したのでしょうか。
今回は、本校の生徒が2回に分けて行った保育園実習の様子を紹介します。


普段絵本を読んでもらっている園児が、親御さんのマネをして読んでくれます。


保育園からは「先ず第一に、楽しく一緒に遊んで下さい」との指示を受けました。


最初に保育士さんの読み聞かせを見せていただきました。
子どもを絵本に集中させる方法、一人一人への気遣い、
どうしても無理な子どもを見極めて、他の職員への手渡し方等勉強になる事ばかりです。


今度は、生徒が読み聞かせを行いました。
年齢や子どもの個性によって読んでほしい本も異なります。
保育園の本棚を拝見させていただきましたが、新しい様々なジャンルの本が豊かに揃っていました。


子どもたちが、カードゲームを教えてくれました。
文字やルールを学びます。
次がくるまで、がまんがまん。


背よりも高く、椅子を使って積み上げます。
ハラハラドキドキ!!壊れるときの音も楽しめるおもちゃです。

普段から、幼児たちがドングリを校庭に拾いにきたり、運動会の場所を提供したりと
日常でのお互いの交流を心がけています。
高校生にとって、小さい子どもたちの可能性や学ぶ力を目の前にして、いい経験になったのではないでしょうか。
「大人になった君たちが子どもに出来る事」への理解が深まった実習となりました。


         (東京学芸大学附属高等学校 司書 岡田和美)

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