今すぐ授業事例を探す 校種、教科・領域、学年を指定して授業実践を検索できます。

学校図書館は新たな授業づくりを応援します。今月の学校図書館へ

お知らせ

令和7年度がスタートしました。今年度より学校著作権ナビゲーターとして活躍中の原口直先生に、著作権アドバイザーになっていただきました。7月末には、「生成AIと著作権」をテーマに研修を企画中です。

また、当サイトは、「10代がえらぶ海外文学大賞」を一緒に盛り上げるために、活動していきます。ぜひ、全国の学校司書・司書教諭の皆様、ご協力よろしくお願いします。

 I Dig Eduに動画コンテンツ「学校図書館を活用した教科連携事例 東京学芸大学附属国際中等教育学校の実践から」を掲載しました。

「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)

過去の文科省事業報告会は、司書の学び から視聴申し込みができます。

新着案内

「今月の学校図書館」は 東京学芸大学附属高等学校です。

「読書・情報リテラシー」は 学習発表会 2年生生活科で「NDCのうた」です。

授業実践事例:教科別目次

教科別目次を開く

授業に役立つ学校図書館活用データベース:事例検索

コンテンツ詳細

管理番号A0235
校種中学校
教科・領域等音楽
単元音楽の知的財産権とそれを取り巻く環境
対象学年中3
活用・支援の種類授業相談・資料提供
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む)
音楽の知的財産権について学ぶ授業をしたいので、協力してほしい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項
昨年売上ベスト1のAKB48のCDを例に、音楽CDがどのように作られているかを実際のCDを手にして学んだ後に、知的財産権に関する資料を読み、どのような問題があるかに気づいてもらえることをゴールに考える。


提示資料
『小中学生のための初めて学ぶ著作権』岡本薫著 あさがく選書 著作権のルールづくりにかかわってきた著者による、小中学生向けの著作権の本です。できるだけ噛み砕いた言葉で、そもそも権利とは何かということから、著作権とは何か、なぜ必要なのか、そしてどのような範囲にわたり著作権が及ぶのかなどが30の項目にわたり語られています。
『18歳からの著作権入門』福井健策著 ちくまプリマー新書 デジタル時代の若者に向けて書かれた著作権の教科書…ですが、具体例を出しながら書かれているため、興味深く読めます。
『未来型サバイバル音楽論』 津田大介+牧村憲一 中公新書ラクレ  知的財産権ズバリの本ではないが、音楽業界が大きく変わろうとしていることが伝わる一冊。著作権の考え方も時代とともに変化せざるをえないのだと実感。
参考資料(含HP)
参考資料リンクhttp://www.cric.or.jp/index.html
ブックリスト知的財産権ブックリスト.xls


キーワード1知的財産権
キーワード2音楽
キーワード3CD
授業計画・指導案等音楽ワークシート.pdf
児童・生徒の作品
授業者原口直
授業者コメント知的財産権を生徒に身近な音楽という切り口から扱いました。 はじめにCD製作の仕組を説明した後に、図書館の資料を元に調べ学習をしました。知れば知るほど生徒から「このような時はどうですか?」「これは合法ですか?」と疑問が出て、さらに調べを深める良い循環になっているのが見て取れました。音楽科の限られた時数の中で、今回の目的を問題を提起することと知的財産権・著作権という枠を音楽に絞ったことが良かったと思います。 この授業を種まきとし、高校や大人になって学びがつながることを期待します。
司書・司書教諭コメント音楽で知的財産権を学ぶとは、どういうことなのか…。依頼された時には、私の側にも確たるイメージがありませんでした。しかし、必要な資料を揃えながら、自分の中にも情報を取り込んでいくなかで、中学生にとってはとても身近な音楽CDから、知的財産権について考えることができることを実感しました。社会科や国語科の中でも扱うことが可能な知的財産権ですが、音楽では気づきがあればいいという先生の言葉にもうなづけました。120分の授業でしたが、生徒は楽しくしかも集中しながら授業をうけていました。それぞれの気づきには個人差はありましたが、このような機会を中学時代に持つことで、高校生になった時に、さらに深い学びにつながるのではないかと感じました。
情報提供校東京学芸大学附属世田谷中学校
事例作成日2015.7.30
事例作成者氏名村上恭子(司書)
記入者:村上

カウンタ

3106339 : 2010年9月14日より