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学校図書館は新たな授業づくりを応援します。今月の学校図書館へ

お知らせ

令和7年度がスタートしました。今年度より学校著作権ナビゲーターとして活躍中の原口直先生に、著作権アドバイザーになっていただきました。7月末には、「生成AIと著作権」をテーマに研修を企画中です。

また、当サイトは、「10代がえらぶ海外文学大賞」を一緒に盛り上げるために、活動していきます。ぜひ、全国の学校司書・司書教諭の皆様、ご協力よろしくお願いします。

 I Dig Eduに動画コンテンツ「学校図書館を活用した教科連携事例 東京学芸大学附属国際中等教育学校の実践から」を掲載しました。

「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)

過去の文科省事業報告会は、司書の学び から視聴申し込みができます。

新着案内

「今月の学校図書館」は 東京学芸大学附属高等学校です。

「読書・情報リテラシー」は 学習発表会 2年生生活科で「NDCのうた」です。

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コンテンツ詳細

管理番号A0314
校種小学校
教科・領域等社会
単元日本の食糧生産
対象学年高学年
活用・支援の種類ワークシート
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む)
学習年鑑の使い方のオリエンテーションを行う
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項
学習年鑑の利用の仕方を知る。 データを読み取る時の注意点を確認する。 ・何年のデータか ・どこが作ったデータか ・単位は?


提示資料「朝日 ジュニア学習年鑑」 朝日新聞出版
参考資料(含HP)
参考資料リンクhttp://
ブックリスト


キーワード1学習年鑑
キーワード2
キーワード3
授業計画・指導案等活動の実際の流れ 2.docx
児童・生徒の作品
授業者宮田浩行
授業者コメント今年度は学級の人数分(35冊)の学習年鑑を購入し、主に高学年の調べ学習の1次資料として日常的な活用を視野に入れて授業実践を重ねている。社会科の学習の中では、主に都道府県の特色を調べる際や年代ごとの特色をとらえる際、そして統計データとして客観的な事実を収集する際に活用できるが、地図帳や資料集同様にニュースや新聞で見聞きしたことや、授業で引っかかったことを手軽に検索できる良さがある。  今回の授業では、その学習年鑑の入門段階として、既有の知識や経験とつなげることや、利便性、「これから使えそう!」と実感をもたせることを主眼に進めた。低学年期に百科事典で目次や索引で調べたい事柄にたどりつくことや、凡例を確認してどのような情報なのか読み取る力はついている子どもたちにとっては、それほど大きな段差もなく、穴埋め式のワークに取り組めていた。  その活動の中で強調したことは次の三点である。①単位に気をつけること②出典を確認すること③統計のデータは変化すること、である。  このオリエンテーションで学習年鑑の使い方の基礎をつかんだ子どもたちは、社会科の授業の前に「先生、年鑑準備しておいていい?」と廊下に置いてある年鑑を取りに行き、TPPや米農家の後継者問題、といった社会的課題に対して疑問を抱いた時に、一次資料としてすぐに開いて調べる、という習慣が身についてきた。情報活用能力を高めることを考えたときに、算数の都道府県ごとの人口密度の学習や、新聞をじっくり読む学習など、活用の可能性を考えてあらゆる教科で用いることが肝要であろう。また、もちろん情報を細かく読み取らせるスキルも重要であるが、細かく読み方や読むポイントを指定しすぎないことが、子どもが活用に踏み出す“間”として実感につなげる重要なポイントだと思う。
司書・司書教諭コメント学習年鑑のデータを読み取る時に確認しておきたいことを説明するためのワークシートを作成した。作るときに担任と相談し、どのデータを読み取らせるか、また司書が説明する部分と担任が解説するところを決めた。そのため、単なるデータの読み取りに終わらず、このデータから何が言えるかといった発展したデータの読み取りができた。
情報提供校東京学芸大学附属世田谷小学校
事例作成日2018年7月
事例作成者氏名金澤磨樹子
記入者:金澤(主担)

カウンタ

3105981 : 2010年9月14日より