お知らせ
令和7年度がスタートしました。今年度より学校著作権ナビゲーターとして活躍中の原口直先生に、著作権アドバイザーになっていただきました。7月末には、「生成AIと著作権」をテーマに研修を企画中です。
また、当サイトは、「10代がえらぶ海外文学大賞」を一緒に盛り上げるために、活動していきます。ぜひ、全国の学校司書・司書教諭の皆様、ご協力よろしくお願いします。
I Dig Eduに動画コンテンツ「学校図書館を活用した教科連携事例 東京学芸大学附属国際中等教育学校の実践から」を掲載しました。
「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)
過去の文科省事業報告会は、司書の学び から視聴申し込みができます。
新着案内
「今月の学校図書館」は 東京学芸大学附属高等学校です。
「読書・情報リテラシー」は 学習発表会 2年生生活科で「NDCのうた」です。
授業実践事例:教科別目次
授業に役立つ学校図書館活用データベース:事例検索
コンテンツ詳細
管理番号 A0404
校種 中学校
教科・領域等 理科
単元 放射線の発見とその利用
対象学年 中2
活用・支援の種類 資料提供、TT
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む) 放射線が活用されていることを見つけ、安全に利用する方法を考えさせたい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項 生徒一人一人のワークシートを読み、インターネットで調べた内容や教科担任への聞き取りをあらかじめした上で、資料を用意した。
提示資料 ここにあげた3冊は放射線について基本的なことについてわかりやすい本です。

『放射線がよくわかる本』ポプラ社 2012年 医療・工業・農業・年代測定・その他の分野別にわかりやすく説明がされている。

『原子力の大研究 しくみから利用方法・課題まで』PHP 研究所 2009年 さまざまな分野での利用を放射線の種類と特性とに関連付けて図示されている。

『やさしくわかる放射線』山村伸一郎 誠文堂新光社 2013年 放射線のしくみや利用について実験・観察のページも含めて理解できるような構成になっている。
参考資料(含HP)
参考資料リンク http://
ブックリスト ブックリスト理科放射線.docx
キーワード1 放射線
キーワード2 放射線の性質
キーワード3 放射線利用
授業計画・指導案等 042年エネルギー(放射線).pdf
児童・生徒の作品 https://www2.u-gakugei.ac.jp/~schoolib/htdocs/index.php?action=pages_view_main&block_id=1330&active_action=journal_view_main_detail&post_id=1211#_1330
授業者 山本成海
授業者コメント 「放射線」という、日本では危険性が真っ先に思い浮かぶ題材の活用に着目できるように、教科書の内容を利用して、身の回りに数多くの放射線を活用した内容が紹介されていたため、危険だけではないことを理解したうえで、放射線の性質を利用して未来の技術を予想するという、かなり難しい内容に取り組むことができた。ただ、多くの生徒は現在の放射線の活用を調べてまとめることに精一杯になっていた。少数ではあるが、ウイルスなどを滅菌できるという性質から消毒液の代わりにならないかと考えたり、冷蔵庫の中に放射線を活用するなど日常に関連付けて考えられている生徒もいた。中には独創的なアイデアとしてドラえもんの秘密道具が実現できないかと考える生徒もおり、生徒の発想力に驚かされた。
放射線の活用の学習の最後に生徒に振り返りをさせると「危ないものだとばかり思っていたけど、意外と利用されていることにびっくりした」のような、正しい使い方をすることで生活を豊かにしてくれていることにほとんどの生徒が気づけていた。
司書・司書教諭コメント 資料を準備しながら、福島第一原子力発電所事故の影響の大きさを改めて認識した。放射線の危険性についての資料はかなりあるのだが、放射線利用についての資料は限られているように思う。今の中学生が幅広く調べられる資料の充実を望みたい。生徒のプレゼンテーションでは、実際に実現できるかどうかは別にして、1年生の総合で学習したSDGsと関連付けて考えた内容や、コロナ禍での消毒に使えたらなどの、まさに 現在の状況を考えての発表もあった。今回の授業は、インターネットで調べた情報を図書館で本を使って深めていくという流れだったのだが、インターネットと図書館資料の長所をいかした調べ学習になったのではないかと思う。今後も双方のベストミックスを意識しながら、授業支援につなげていきたい。
情報提供校 神戸市立横尾中学校
事例作成日 事例作成 令和4年 3月 11日 /授業実践 令和4年1月 日
事例作成者氏名 学校司書 菅野 佳代子
記入者:村上
カウンタ
3106355 : 2010年9月14日より
令和7年度がスタートしました。今年度より学校著作権ナビゲーターとして活躍中の原口直先生に、著作権アドバイザーになっていただきました。7月末には、「生成AIと著作権」をテーマに研修を企画中です。
また、当サイトは、「10代がえらぶ海外文学大賞」を一緒に盛り上げるために、活動していきます。ぜひ、全国の学校司書・司書教諭の皆様、ご協力よろしくお願いします。
I Dig Eduに動画コンテンツ「学校図書館を活用した教科連携事例 東京学芸大学附属国際中等教育学校の実践から」を掲載しました。
「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)
過去の文科省事業報告会は、司書の学び から視聴申し込みができます。
「今月の学校図書館」は 東京学芸大学附属高等学校です。
「読書・情報リテラシー」は 学習発表会 2年生生活科で「NDCのうた」です。
授業実践事例:教科別目次
授業に役立つ学校図書館活用データベース:事例検索
コンテンツ詳細
管理番号 A0404
校種 中学校
教科・領域等 理科
単元 放射線の発見とその利用
対象学年 中2
活用・支援の種類 資料提供、TT
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む) 放射線が活用されていることを見つけ、安全に利用する方法を考えさせたい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項 生徒一人一人のワークシートを読み、インターネットで調べた内容や教科担任への聞き取りをあらかじめした上で、資料を用意した。
提示資料 ここにあげた3冊は放射線について基本的なことについてわかりやすい本です。

『放射線がよくわかる本』ポプラ社 2012年 医療・工業・農業・年代測定・その他の分野別にわかりやすく説明がされている。

『原子力の大研究 しくみから利用方法・課題まで』PHP 研究所 2009年 さまざまな分野での利用を放射線の種類と特性とに関連付けて図示されている。

『やさしくわかる放射線』山村伸一郎 誠文堂新光社 2013年 放射線のしくみや利用について実験・観察のページも含めて理解できるような構成になっている。
参考資料(含HP)
参考資料リンク http://
ブックリスト ブックリスト理科放射線.docx
キーワード1 放射線
キーワード2 放射線の性質
キーワード3 放射線利用
授業計画・指導案等 042年エネルギー(放射線).pdf
児童・生徒の作品 https://www2.u-gakugei.ac.jp/~schoolib/htdocs/index.php?action=pages_view_main&block_id=1330&active_action=journal_view_main_detail&post_id=1211#_1330
授業者 山本成海
授業者コメント 「放射線」という、日本では危険性が真っ先に思い浮かぶ題材の活用に着目できるように、教科書の内容を利用して、身の回りに数多くの放射線を活用した内容が紹介されていたため、危険だけではないことを理解したうえで、放射線の性質を利用して未来の技術を予想するという、かなり難しい内容に取り組むことができた。ただ、多くの生徒は現在の放射線の活用を調べてまとめることに精一杯になっていた。少数ではあるが、ウイルスなどを滅菌できるという性質から消毒液の代わりにならないかと考えたり、冷蔵庫の中に放射線を活用するなど日常に関連付けて考えられている生徒もいた。中には独創的なアイデアとしてドラえもんの秘密道具が実現できないかと考える生徒もおり、生徒の発想力に驚かされた。
放射線の活用の学習の最後に生徒に振り返りをさせると「危ないものだとばかり思っていたけど、意外と利用されていることにびっくりした」のような、正しい使い方をすることで生活を豊かにしてくれていることにほとんどの生徒が気づけていた。
司書・司書教諭コメント 資料を準備しながら、福島第一原子力発電所事故の影響の大きさを改めて認識した。放射線の危険性についての資料はかなりあるのだが、放射線利用についての資料は限られているように思う。今の中学生が幅広く調べられる資料の充実を望みたい。生徒のプレゼンテーションでは、実際に実現できるかどうかは別にして、1年生の総合で学習したSDGsと関連付けて考えた内容や、コロナ禍での消毒に使えたらなどの、まさに 現在の状況を考えての発表もあった。今回の授業は、インターネットで調べた情報を図書館で本を使って深めていくという流れだったのだが、インターネットと図書館資料の長所をいかした調べ学習になったのではないかと思う。今後も双方のベストミックスを意識しながら、授業支援につなげていきたい。
情報提供校 神戸市立横尾中学校
事例作成日 事例作成 令和4年 3月 11日 /授業実践 令和4年1月 日
事例作成者氏名 学校司書 菅野 佳代子
記入者:村上
カウンタ
3106355 : 2010年9月14日より
コンテンツ詳細
管理番号 | A0404 |
---|---|
校種 | 中学校 |
教科・領域等 | 理科 |
単元 | 放射線の発見とその利用 |
対象学年 | 中2 |
活用・支援の種類 | 資料提供、TT |
図書館とのかかわり (レファレンスを含む) | 放射線が活用されていることを見つけ、安全に利用する方法を考えさせたい。 |
授業のねらい・協働に あたっての確認事項 | 生徒一人一人のワークシートを読み、インターネットで調べた内容や教科担任への聞き取りをあらかじめした上で、資料を用意した。 |
提示資料 | ここにあげた3冊は放射線について基本的なことについてわかりやすい本です。 |
![]() | 『放射線がよくわかる本』ポプラ社 2012年 医療・工業・農業・年代測定・その他の分野別にわかりやすく説明がされている。 |
![]() | 『原子力の大研究 しくみから利用方法・課題まで』PHP 研究所 2009年 さまざまな分野での利用を放射線の種類と特性とに関連付けて図示されている。 |
![]() | 『やさしくわかる放射線』山村伸一郎 誠文堂新光社 2013年 放射線のしくみや利用について実験・観察のページも含めて理解できるような構成になっている。 |
参考資料(含HP) | |
参考資料リンク | http:// |
ブックリスト | ブックリスト理科放射線.docx |
キーワード1 | 放射線 |
キーワード2 | 放射線の性質 |
キーワード3 | 放射線利用 |
授業計画・指導案等 | 042年エネルギー(放射線).pdf |
児童・生徒の作品 | https://www2.u-gakugei.ac.jp/~schoolib/htdocs/index.php?action=pages_view_main&block_id=1330&active_action=journal_view_main_detail&post_id=1211#_1330 |
授業者 | 山本成海 |
授業者コメント | 「放射線」という、日本では危険性が真っ先に思い浮かぶ題材の活用に着目できるように、教科書の内容を利用して、身の回りに数多くの放射線を活用した内容が紹介されていたため、危険だけではないことを理解したうえで、放射線の性質を利用して未来の技術を予想するという、かなり難しい内容に取り組むことができた。ただ、多くの生徒は現在の放射線の活用を調べてまとめることに精一杯になっていた。少数ではあるが、ウイルスなどを滅菌できるという性質から消毒液の代わりにならないかと考えたり、冷蔵庫の中に放射線を活用するなど日常に関連付けて考えられている生徒もいた。中には独創的なアイデアとしてドラえもんの秘密道具が実現できないかと考える生徒もおり、生徒の発想力に驚かされた。 放射線の活用の学習の最後に生徒に振り返りをさせると「危ないものだとばかり思っていたけど、意外と利用されていることにびっくりした」のような、正しい使い方をすることで生活を豊かにしてくれていることにほとんどの生徒が気づけていた。 |
司書・司書教諭コメント | 資料を準備しながら、福島第一原子力発電所事故の影響の大きさを改めて認識した。放射線の危険性についての資料はかなりあるのだが、放射線利用についての資料は限られているように思う。今の中学生が幅広く調べられる資料の充実を望みたい。生徒のプレゼンテーションでは、実際に実現できるかどうかは別にして、1年生の総合で学習したSDGsと関連付けて考えた内容や、コロナ禍での消毒に使えたらなどの、まさに 現在の状況を考えての発表もあった。今回の授業は、インターネットで調べた情報を図書館で本を使って深めていくという流れだったのだが、インターネットと図書館資料の長所をいかした調べ学習になったのではないかと思う。今後も双方のベストミックスを意識しながら、授業支援につなげていきたい。 |
情報提供校 | 神戸市立横尾中学校 |
事例作成日 | 事例作成 令和4年 3月 11日 /授業実践 令和4年1月 日 |
事例作成者氏名 | 学校司書 菅野 佳代子 |
記入者:村上