お知らせ
〜お知らせ〜
「みんなで学ぼう!学校司書講座2024」のおしらせ→9月7日の研修に参加された方は、アンケートへのご協力をお願いいたします。
「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(8月21日のオンラインイベント「公共図書館から学ぶ」の動画を見ることができます。)
「令和5年度文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館Vol.15」の視聴を希望する方は、 ココからお申し込みください。尚、報告会を視聴されましたら、アンケートにご協力ください。
なお、当日のQ&Aにいただきました質問の回答は、活かそう司書のまなびに掲載しました。
令和4年度文科省事業報告会「みんなで使おう!学校図書館 Vol14」→録画視聴申し込みフォーム
2020年11月5日に、「学校図書館の検索のイマ!Part2」に参加しました。現在録画配信→ こちら。
新着案内
「今月の学校図書館」は 東京大学教育学部附属中等教育学校です。
「読書・情報リテラシー」は「新書を知ろう!」です。
「授業と学校図書館」は、関西学院中学部の読書科」について執筆いただきました。
授業実践事例:教科別目次
授業に役立つ学校図書館活用データベース:事例検索
コンテンツ詳細
管理番号 A0053
校種 小学校
教科・領域等 国語
単元 森林のおくりもの
対象学年 高学年
活用・支援の種類 資料提供、利用案内、ブックトーク
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む) 「森林」の調べ学習の良い教材は何か。また、学習を進めるに際してTTとして入ってほしい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項 調べる学習に当たっては、調べ方の基礎を身につけさせたいのか、それぞれが調べたことを発表することを目的とするのか。一人ひとりの調べる活動も大切にするのであれば、教育出版の「炭づくり」よりも、東京書籍の「森林」のほうが教材として適している。「森林」をキーワードに調べ学習をすすめ、それぞれが調べたことを発表し、聞きあい、自分が調べたことと突き合わせて考える。
提示資料 森林の働きが、単に木材を供給するだけではなく、自然環境全体と大きく関係していることが分かるものを特に紹介。
『森は生きている 自然と人間』富山和子著 講談社 1994
日本の国土の7割が森林で、日本人はそのめぐみをうけてくらしをきずいてきた。木から作る物のほかに、ゆたかな水も土も、酸素も森林がはぐくんでくれたものである。
『漁師さんの森づくり』畠山 重篤著 カナヨ・スギヤマ絵 講談社 2000.11
著者は川が運んでくれる森の栄養が海の幸を育てていることに気付き「牡蠣の森を慕う会」を作り、気仙沼に注ぐ川の上流に木を植える運動を始めた。
『ブナの森は緑のダム』太田 威著 あかね書房 1988.6
ブナの森はふかふかしたやわらかいスポンジのようで、それは雪や雨の水をたっぷりと抱えることができる「緑のダム」といえる。さらに、この緑のダムの役割をしている土壌は、ろ過装置となって、透明・無垢な水を少しずつ湧き出し、森に恵みを与える。緑のダムは、鉄砲水や地すべりも防ぐ。
参考資料(含HP)
参考資料リンク http://
ブックリスト 森林ブックリスト.xls
キーワード1 森林
キーワード2 環境
キーワード3 農林水産業
授業計画・指導案等 森林のおくりもの指導案.pdf
児童・生徒の作品
授業者 中嶋信子
授業者コメント 教員にとって授業を組み立てるときに、学校図書館との協力が欠かせない。調べることに効果的な課題や、どういう場合にどういう資料を使うことが有効であるのか(図書資料か、インターネットか、など)ということについて、適切なアドバイスがある。学校図書館は常に全体を見通している立場であるので、二人三脚でのぞみたい。
司書・司書教諭コメント 安易な調べ学習は、学習内容自体をあいまいにし、単なる活動だけに終わってしまう恐れがある。ここでは担任とよく話し合い、担任の狙いを把握して、ともに授業をつくっていくことができた。
調べる活動はともすると調べたことだけで完結してしまい、子供たちがお互いに相手の調べたことを自分の中で消化し、さらに自分の学びを進化させるということになりにくい。しかしこの教材では森林を中心に、自分が調べたことと発表とを関連付けてさらに考えを深められた。 (平成19年度千葉県袖ヶ浦市「読書教育サミットinそでがうら」にて発表された事例。『先生と司書が選んだ調べるための本』(少年写真新聞社 2008 p73 )にも、紹介されているので参照されたい。編集担当)
情報提供校 市川市立稲越小学校
事例作成日 2010.12.12 〈授業実施日:2007. 6. 22)
事例作成者氏名 高桑弥須子
記入者:中山(主担)
カウンタ
2514360 : 2010年9月14日より
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「みんなで学ぼう!学校司書講座2024」のおしらせ→9月7日の研修に参加された方は、アンケートへのご協力をお願いいたします。
「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(8月21日のオンラインイベント「公共図書館から学ぶ」の動画を見ることができます。)
「令和5年度文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館Vol.15」の視聴を希望する方は、 ココからお申し込みください。尚、報告会を視聴されましたら、アンケートにご協力ください。
なお、当日のQ&Aにいただきました質問の回答は、活かそう司書のまなびに掲載しました。
令和4年度文科省事業報告会「みんなで使おう!学校図書館 Vol14」→録画視聴申し込みフォーム
2020年11月5日に、「学校図書館の検索のイマ!Part2」に参加しました。現在録画配信→ こちら。
「今月の学校図書館」は 東京大学教育学部附属中等教育学校です。
「読書・情報リテラシー」は「新書を知ろう!」です。
「授業と学校図書館」は、関西学院中学部の読書科」について執筆いただきました。
授業実践事例:教科別目次
授業に役立つ学校図書館活用データベース:事例検索
コンテンツ詳細
管理番号 A0053
校種 小学校
教科・領域等 国語
単元 森林のおくりもの
対象学年 高学年
活用・支援の種類 資料提供、利用案内、ブックトーク
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む) 「森林」の調べ学習の良い教材は何か。また、学習を進めるに際してTTとして入ってほしい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項 調べる学習に当たっては、調べ方の基礎を身につけさせたいのか、それぞれが調べたことを発表することを目的とするのか。一人ひとりの調べる活動も大切にするのであれば、教育出版の「炭づくり」よりも、東京書籍の「森林」のほうが教材として適している。「森林」をキーワードに調べ学習をすすめ、それぞれが調べたことを発表し、聞きあい、自分が調べたことと突き合わせて考える。
提示資料 森林の働きが、単に木材を供給するだけではなく、自然環境全体と大きく関係していることが分かるものを特に紹介。
『森は生きている 自然と人間』富山和子著 講談社 1994
日本の国土の7割が森林で、日本人はそのめぐみをうけてくらしをきずいてきた。木から作る物のほかに、ゆたかな水も土も、酸素も森林がはぐくんでくれたものである。
『漁師さんの森づくり』畠山 重篤著 カナヨ・スギヤマ絵 講談社 2000.11
著者は川が運んでくれる森の栄養が海の幸を育てていることに気付き「牡蠣の森を慕う会」を作り、気仙沼に注ぐ川の上流に木を植える運動を始めた。
『ブナの森は緑のダム』太田 威著 あかね書房 1988.6
ブナの森はふかふかしたやわらかいスポンジのようで、それは雪や雨の水をたっぷりと抱えることができる「緑のダム」といえる。さらに、この緑のダムの役割をしている土壌は、ろ過装置となって、透明・無垢な水を少しずつ湧き出し、森に恵みを与える。緑のダムは、鉄砲水や地すべりも防ぐ。
参考資料(含HP)
参考資料リンク http://
ブックリスト 森林ブックリスト.xls
キーワード1 森林
キーワード2 環境
キーワード3 農林水産業
授業計画・指導案等 森林のおくりもの指導案.pdf
児童・生徒の作品
授業者 中嶋信子
授業者コメント 教員にとって授業を組み立てるときに、学校図書館との協力が欠かせない。調べることに効果的な課題や、どういう場合にどういう資料を使うことが有効であるのか(図書資料か、インターネットか、など)ということについて、適切なアドバイスがある。学校図書館は常に全体を見通している立場であるので、二人三脚でのぞみたい。
司書・司書教諭コメント 安易な調べ学習は、学習内容自体をあいまいにし、単なる活動だけに終わってしまう恐れがある。ここでは担任とよく話し合い、担任の狙いを把握して、ともに授業をつくっていくことができた。
調べる活動はともすると調べたことだけで完結してしまい、子供たちがお互いに相手の調べたことを自分の中で消化し、さらに自分の学びを進化させるということになりにくい。しかしこの教材では森林を中心に、自分が調べたことと発表とを関連付けてさらに考えを深められた。 (平成19年度千葉県袖ヶ浦市「読書教育サミットinそでがうら」にて発表された事例。『先生と司書が選んだ調べるための本』(少年写真新聞社 2008 p73 )にも、紹介されているので参照されたい。編集担当)
情報提供校 市川市立稲越小学校
事例作成日 2010.12.12 〈授業実施日:2007. 6. 22)
事例作成者氏名 高桑弥須子
記入者:中山(主担)
カウンタ
2514360 : 2010年9月14日より
コンテンツ詳細
管理番号 | A0053 |
---|---|
校種 | 小学校 |
教科・領域等 | 国語 |
単元 | 森林のおくりもの |
対象学年 | 高学年 |
活用・支援の種類 | 資料提供、利用案内、ブックトーク |
図書館とのかかわり (レファレンスを含む) | 「森林」の調べ学習の良い教材は何か。また、学習を進めるに際してTTとして入ってほしい。 |
授業のねらい・協働に あたっての確認事項 | 調べる学習に当たっては、調べ方の基礎を身につけさせたいのか、それぞれが調べたことを発表することを目的とするのか。一人ひとりの調べる活動も大切にするのであれば、教育出版の「炭づくり」よりも、東京書籍の「森林」のほうが教材として適している。「森林」をキーワードに調べ学習をすすめ、それぞれが調べたことを発表し、聞きあい、自分が調べたことと突き合わせて考える。 |
提示資料 | 森林の働きが、単に木材を供給するだけではなく、自然環境全体と大きく関係していることが分かるものを特に紹介。 |
『森は生きている 自然と人間』富山和子著 講談社 1994 日本の国土の7割が森林で、日本人はそのめぐみをうけてくらしをきずいてきた。木から作る物のほかに、ゆたかな水も土も、酸素も森林がはぐくんでくれたものである。 | |
『漁師さんの森づくり』畠山 重篤著 カナヨ・スギヤマ絵 講談社 2000.11 著者は川が運んでくれる森の栄養が海の幸を育てていることに気付き「牡蠣の森を慕う会」を作り、気仙沼に注ぐ川の上流に木を植える運動を始めた。 | |
『ブナの森は緑のダム』太田 威著 あかね書房 1988.6 ブナの森はふかふかしたやわらかいスポンジのようで、それは雪や雨の水をたっぷりと抱えることができる「緑のダム」といえる。さらに、この緑のダムの役割をしている土壌は、ろ過装置となって、透明・無垢な水を少しずつ湧き出し、森に恵みを与える。緑のダムは、鉄砲水や地すべりも防ぐ。 | |
参考資料(含HP) | |
参考資料リンク | http:// |
ブックリスト | 森林ブックリスト.xls |
キーワード1 | 森林 |
キーワード2 | 環境 |
キーワード3 | 農林水産業 |
授業計画・指導案等 | 森林のおくりもの指導案.pdf |
児童・生徒の作品 | |
授業者 | 中嶋信子 |
授業者コメント | 教員にとって授業を組み立てるときに、学校図書館との協力が欠かせない。調べることに効果的な課題や、どういう場合にどういう資料を使うことが有効であるのか(図書資料か、インターネットか、など)ということについて、適切なアドバイスがある。学校図書館は常に全体を見通している立場であるので、二人三脚でのぞみたい。 |
司書・司書教諭コメント | 安易な調べ学習は、学習内容自体をあいまいにし、単なる活動だけに終わってしまう恐れがある。ここでは担任とよく話し合い、担任の狙いを把握して、ともに授業をつくっていくことができた。 調べる活動はともすると調べたことだけで完結してしまい、子供たちがお互いに相手の調べたことを自分の中で消化し、さらに自分の学びを進化させるということになりにくい。しかしこの教材では森林を中心に、自分が調べたことと発表とを関連付けてさらに考えを深められた。 (平成19年度千葉県袖ヶ浦市「読書教育サミットinそでがうら」にて発表された事例。『先生と司書が選んだ調べるための本』(少年写真新聞社 2008 p73 )にも、紹介されているので参照されたい。編集担当) |
情報提供校 | 市川市立稲越小学校 |
事例作成日 | 2010.12.12 〈授業実施日:2007. 6. 22) |
事例作成者氏名 | 高桑弥須子 |
記入者:中山(主担)