お知らせ
「文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館 Vol.17」は終了いたしました。お申込み・ご参加くださった皆様、ありがとうございました。録画配信のご連絡をお待ちください。また、こちらの参加アンケートへのご協力もよろしくお願いいたします。
2025年9月6日(土) のオンライン講座 「小学校の読書教育の現状と課題」 が I Dig Edu から視聴できます。司書のまなびもご覧ください。
「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(2024年8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)
過去の文科省事業報告会は、司書の学び から視聴申し込みができます。
「10代がえらぶ海外文学大賞」結果が発表されました!サイトをクリックしてくださいね!
新着案内
「使い方動画」をリニューアルしました。時間も短くなりました(約5分)。
「今月の学校図書館」は埼玉県立松伏高等学校です。
授業実践事例:教科別目次
授業に役立つ学校図書館活用データベース:事例検索
コンテンツ詳細
管理番号 A0166
校種 小学校
教科・領域等 国語
単元 ようこそ!神話のせかいへ
対象学年 低学年
活用・支援の種類 資料提供、読み聞かせ、授業会場
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む) 日本の神話を読んで、「神話かるた」を作る授業をおこなう。児童が神話に出会う過程として、読み聞かせをしてほしい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項 ・日本の神話に興味を持ち、神話に親しんで読むことをねらいとしている
・教科書教材では「いなばのしろうさぎ」が取り扱われているが、神話には多数の話があり、話のつながりや登場人物相互のつながりがあることにも気付くよう、学習材はシリーズ絵本から選びたい
・授業の事前調査をしたところ、「日本の神話を知っている」という児童は0名だった
・初めて神話に出会って、親しんだことにより、今後の読書生活が広がり、これから出会う様々な古典にも親しんでいく始まりとなるような授業にしたい
提示資料

あかね書房刊「日本の神話」全6巻(舟崎克彦文,赤羽末吉絵,1995年)
第1巻 『くにのはじまり』 第2巻 『あまのいわと』 第3巻 『やまたのおろち』
第4巻 『いなばのしろうさぎ』 第5巻 『すさのおとおおくにぬし』 第6巻 『うみさちやまさち』
(読み聞かせをした順は、第4巻→5巻→1巻→2巻→3巻→6巻)
日本の神話を絵本化したものは、各出版社から刊行されていますが、授業者の教諭と司書で検討し、このシリーズを学習材として提示することにしました。
初めて神話に出会う子どもたちにふさわしい内容、文章・絵の表現という観点で選びました。

『古事記―ビギナーズ・クラシックス日本の古典』(角川ソフィア文庫)
(角川書店編,角川書店,2002年)
今回の授業では、日本の神話の原典やその背景まではふれませんでしたが、教材研究の際に授業者が参考にした1冊です。

『子どもに語る日本の神話』
(三浦佑之訳,茨木啓子再話,こぐま社,2013年)
学習材の絵本とともに、参考までに学級に提供した1冊です。
授業が進むにつれて、神話へ興味を持った児童が、休み時間などに手にとって読んでいました。
参考資料(含HP)
参考資料リンク http://
ブックリスト ブックリスト 日本の神話 小2 2013.xls
キーワード1 日本神話
キーワード2 いなばのしろうさぎ
キーワード3 古事記
授業計画・指導案等 第2学年国語科学習指導案2 神話.pdf
児童・生徒の作品
授業者 山下美香 (教諭)
授業者コメント 「日本の神話に関心をもち、楽しんで読む」「神話のかるた作りを通して、いろいろな神話を読もうとする」が単元のねらいである。
今回の授業では、学校司書と連携して授業を進めていった。司書には、選書、読み聞かせ、教室の環境作りと大きくかかわってもらった。読み聞かせの時の児童の様子の情報交換をし、児童の実態に合わせてシリーズの読み聞かせを進めた。特に、シリーズ全6巻分の読み聞かせをしてもらえたことで、シリーズ読みや比べ読みということもでき、児童が神話の世界により浸ることができたと考える。そのことにより、かるた作りでは、児童がすすんでリズムやお話の内容に自分なりのこだわりをもちながら取り組むことができていた。
司書・司書教諭コメント 今回学習材として使用した「日本の神話」シリーズは、子どもたちの読書に適しているかという視点で本を見たときに、子どもたちへすすめたいと選書していたものでした。
ただ、子どもの発達と読書という点では、神話は高学年、中学生くらいで出会ったらよいと考えていたので、今回、小学2年生にこのシリーズを読み聞かせするというのは、とても不安がありました。
しかし実際は、「神話かるたを作るには、まずお話を知りたい!」「図書の時間みたいに、読み聞かせしてもらいたい!」という子どもたちの思いがあり、読み聞かせをしていると、子どもたちがどんどん神話の世界へ浸っていく姿が見えて、手渡し方が適切だとこんなにも子どもたちは親しむことができるのだと驚くばかりの授業でした。
情報提供校 東京学芸大学附属大泉小学校
事例作成日 2013年12月11日
事例作成者氏名 小野寺愛美 (司書)
記入者:小野寺(主担)
カウンタ
3664801 : 2010年9月14日より
「文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館 Vol.17」は終了いたしました。お申込み・ご参加くださった皆様、ありがとうございました。録画配信のご連絡をお待ちください。また、こちらの参加アンケートへのご協力もよろしくお願いいたします。
2025年9月6日(土) のオンライン講座 「小学校の読書教育の現状と課題」 が I Dig Edu から視聴できます。司書のまなびもご覧ください。
「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(2024年8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)
過去の文科省事業報告会は、司書の学び から視聴申し込みができます。
「10代がえらぶ海外文学大賞」結果が発表されました!サイトをクリックしてくださいね!
「使い方動画」をリニューアルしました。時間も短くなりました(約5分)。
「今月の学校図書館」は埼玉県立松伏高等学校です。
授業実践事例:教科別目次
授業に役立つ学校図書館活用データベース:事例検索
コンテンツ詳細
管理番号 A0166
校種 小学校
教科・領域等 国語
単元 ようこそ!神話のせかいへ
対象学年 低学年
活用・支援の種類 資料提供、読み聞かせ、授業会場
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む) 日本の神話を読んで、「神話かるた」を作る授業をおこなう。児童が神話に出会う過程として、読み聞かせをしてほしい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項 ・日本の神話に興味を持ち、神話に親しんで読むことをねらいとしている
・教科書教材では「いなばのしろうさぎ」が取り扱われているが、神話には多数の話があり、話のつながりや登場人物相互のつながりがあることにも気付くよう、学習材はシリーズ絵本から選びたい
・授業の事前調査をしたところ、「日本の神話を知っている」という児童は0名だった
・初めて神話に出会って、親しんだことにより、今後の読書生活が広がり、これから出会う様々な古典にも親しんでいく始まりとなるような授業にしたい
提示資料

あかね書房刊「日本の神話」全6巻(舟崎克彦文,赤羽末吉絵,1995年)
第1巻 『くにのはじまり』 第2巻 『あまのいわと』 第3巻 『やまたのおろち』
第4巻 『いなばのしろうさぎ』 第5巻 『すさのおとおおくにぬし』 第6巻 『うみさちやまさち』
(読み聞かせをした順は、第4巻→5巻→1巻→2巻→3巻→6巻)
日本の神話を絵本化したものは、各出版社から刊行されていますが、授業者の教諭と司書で検討し、このシリーズを学習材として提示することにしました。
初めて神話に出会う子どもたちにふさわしい内容、文章・絵の表現という観点で選びました。

『古事記―ビギナーズ・クラシックス日本の古典』(角川ソフィア文庫)
(角川書店編,角川書店,2002年)
今回の授業では、日本の神話の原典やその背景まではふれませんでしたが、教材研究の際に授業者が参考にした1冊です。

『子どもに語る日本の神話』
(三浦佑之訳,茨木啓子再話,こぐま社,2013年)
学習材の絵本とともに、参考までに学級に提供した1冊です。
授業が進むにつれて、神話へ興味を持った児童が、休み時間などに手にとって読んでいました。
参考資料(含HP)
参考資料リンク http://
ブックリスト ブックリスト 日本の神話 小2 2013.xls
キーワード1 日本神話
キーワード2 いなばのしろうさぎ
キーワード3 古事記
授業計画・指導案等 第2学年国語科学習指導案2 神話.pdf
児童・生徒の作品
授業者 山下美香 (教諭)
授業者コメント 「日本の神話に関心をもち、楽しんで読む」「神話のかるた作りを通して、いろいろな神話を読もうとする」が単元のねらいである。
今回の授業では、学校司書と連携して授業を進めていった。司書には、選書、読み聞かせ、教室の環境作りと大きくかかわってもらった。読み聞かせの時の児童の様子の情報交換をし、児童の実態に合わせてシリーズの読み聞かせを進めた。特に、シリーズ全6巻分の読み聞かせをしてもらえたことで、シリーズ読みや比べ読みということもでき、児童が神話の世界により浸ることができたと考える。そのことにより、かるた作りでは、児童がすすんでリズムやお話の内容に自分なりのこだわりをもちながら取り組むことができていた。
司書・司書教諭コメント 今回学習材として使用した「日本の神話」シリーズは、子どもたちの読書に適しているかという視点で本を見たときに、子どもたちへすすめたいと選書していたものでした。
ただ、子どもの発達と読書という点では、神話は高学年、中学生くらいで出会ったらよいと考えていたので、今回、小学2年生にこのシリーズを読み聞かせするというのは、とても不安がありました。
しかし実際は、「神話かるたを作るには、まずお話を知りたい!」「図書の時間みたいに、読み聞かせしてもらいたい!」という子どもたちの思いがあり、読み聞かせをしていると、子どもたちがどんどん神話の世界へ浸っていく姿が見えて、手渡し方が適切だとこんなにも子どもたちは親しむことができるのだと驚くばかりの授業でした。
情報提供校 東京学芸大学附属大泉小学校
事例作成日 2013年12月11日
事例作成者氏名 小野寺愛美 (司書)
記入者:小野寺(主担)
カウンタ
3664801 : 2010年9月14日より
コンテンツ詳細
| 管理番号 | A0166 |
|---|---|
| 校種 | 小学校 |
| 教科・領域等 | 国語 |
| 単元 | ようこそ!神話のせかいへ |
| 対象学年 | 低学年 |
| 活用・支援の種類 | 資料提供、読み聞かせ、授業会場 |
| 図書館とのかかわり (レファレンスを含む) | 日本の神話を読んで、「神話かるた」を作る授業をおこなう。児童が神話に出会う過程として、読み聞かせをしてほしい。 |
| 授業のねらい・協働に あたっての確認事項 | ・日本の神話に興味を持ち、神話に親しんで読むことをねらいとしている ・教科書教材では「いなばのしろうさぎ」が取り扱われているが、神話には多数の話があり、話のつながりや登場人物相互のつながりがあることにも気付くよう、学習材はシリーズ絵本から選びたい ・授業の事前調査をしたところ、「日本の神話を知っている」という児童は0名だった ・初めて神話に出会って、親しんだことにより、今後の読書生活が広がり、これから出会う様々な古典にも親しんでいく始まりとなるような授業にしたい |
| 提示資料 | |
![]() | あかね書房刊「日本の神話」全6巻(舟崎克彦文,赤羽末吉絵,1995年) 第1巻 『くにのはじまり』 第2巻 『あまのいわと』 第3巻 『やまたのおろち』 第4巻 『いなばのしろうさぎ』 第5巻 『すさのおとおおくにぬし』 第6巻 『うみさちやまさち』 (読み聞かせをした順は、第4巻→5巻→1巻→2巻→3巻→6巻) 日本の神話を絵本化したものは、各出版社から刊行されていますが、授業者の教諭と司書で検討し、このシリーズを学習材として提示することにしました。 初めて神話に出会う子どもたちにふさわしい内容、文章・絵の表現という観点で選びました。 |
![]() | 『古事記―ビギナーズ・クラシックス日本の古典』(角川ソフィア文庫) (角川書店編,角川書店,2002年) 今回の授業では、日本の神話の原典やその背景まではふれませんでしたが、教材研究の際に授業者が参考にした1冊です。 |
![]() | 『子どもに語る日本の神話』 (三浦佑之訳,茨木啓子再話,こぐま社,2013年) 学習材の絵本とともに、参考までに学級に提供した1冊です。 授業が進むにつれて、神話へ興味を持った児童が、休み時間などに手にとって読んでいました。 |
| 参考資料(含HP) | |
| 参考資料リンク | http:// |
| ブックリスト | ブックリスト 日本の神話 小2 2013.xls |
| キーワード1 | 日本神話 |
| キーワード2 | いなばのしろうさぎ |
| キーワード3 | 古事記 |
| 授業計画・指導案等 | 第2学年国語科学習指導案2 神話.pdf |
| 児童・生徒の作品 | |
| 授業者 | 山下美香 (教諭) |
| 授業者コメント | 「日本の神話に関心をもち、楽しんで読む」「神話のかるた作りを通して、いろいろな神話を読もうとする」が単元のねらいである。 今回の授業では、学校司書と連携して授業を進めていった。司書には、選書、読み聞かせ、教室の環境作りと大きくかかわってもらった。読み聞かせの時の児童の様子の情報交換をし、児童の実態に合わせてシリーズの読み聞かせを進めた。特に、シリーズ全6巻分の読み聞かせをしてもらえたことで、シリーズ読みや比べ読みということもでき、児童が神話の世界により浸ることができたと考える。そのことにより、かるた作りでは、児童がすすんでリズムやお話の内容に自分なりのこだわりをもちながら取り組むことができていた。 |
| 司書・司書教諭コメント | 今回学習材として使用した「日本の神話」シリーズは、子どもたちの読書に適しているかという視点で本を見たときに、子どもたちへすすめたいと選書していたものでした。 ただ、子どもの発達と読書という点では、神話は高学年、中学生くらいで出会ったらよいと考えていたので、今回、小学2年生にこのシリーズを読み聞かせするというのは、とても不安がありました。 しかし実際は、「神話かるたを作るには、まずお話を知りたい!」「図書の時間みたいに、読み聞かせしてもらいたい!」という子どもたちの思いがあり、読み聞かせをしていると、子どもたちがどんどん神話の世界へ浸っていく姿が見えて、手渡し方が適切だとこんなにも子どもたちは親しむことができるのだと驚くばかりの授業でした。 |
| 情報提供校 | 東京学芸大学附属大泉小学校 |
| 事例作成日 | 2013年12月11日 |
| 事例作成者氏名 | 小野寺愛美 (司書) |
記入者:小野寺(主担)





















