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学校図書館は新たな授業づくりを応援します。今月の学校図書館へ

お知らせ

I Dig Eduを窓口にした以下の講座は終了しました。2025年9月6日(土) オンライン講座 「小学校の読書教育の現状と課題」 近日中に「司書のまなび」に報告を掲載予定です。

I Dig Eduに動画コンテンツ「学校図書館を活用した教科連携事例 東京学芸大学附属国際中等教育学校の実践から」を掲載しました。

「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(2024年8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)

過去の文科省事業報告会は、司書の学び から視聴申し込みができます。

また、当サイトが応援している、「10代がえらぶ海外文学大賞」は、いよいよ10代の皆さんによる投票期間となりました。トピックスでも紹介しています。

新着案内

「今月の学校図書館」は東京学芸大学附属竹早中学校です。

「授業と学校図書館」は、「6年生が運営します!」公共図書館が小学校の探究授業に協力したら…です。

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コンテンツ詳細

管理番号A0187
校種中学校
教科・領域等国語
単元古典との出会いー古典の文章に出会い、現代とのつながりを考える
対象学年中1
活用・支援の種類資料提供
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む)
「宇治拾遺物語」「御伽草子」「竹取物語」と、それらを原典とする『絵本』など、関連する本を用意してほしい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項
さまざまな『古典』と、それを原典とした「絵本」を比べ読みして、紹介する活動を通して、古典の現代語訳の解釈を深めるために書籍を利用したい


提示資料
『おとぎ草子』大岡 信 岩波書店 室町時代から江戸時代にかけて作られた数多くの短編小説のことをおとぎ草子といい、この本には、7つの短編の現代語訳が書かれています。
『御伽草子』平田喜信監修 くもん出版 御伽草子に登場する場所の地図から時代背景、内容の説明が書かれていて、漫画で内容をわかりやすく書かれています。
『鉢かづき』あまんきみこ文 狩野富貴子絵 ポプラ社 日本のシンデレラ物語。子どものいない大臣は、やっと姫をさずかりました。母ぎみは姫の将来を案じ、頭に大きな鉢をかぶせると亡くなってしまいました。鉢かづきとよばれるようになり、父に家を追い出され、死のうとするが・・・
参考資料(含HP)
参考資料リンクhttp://
ブックリスト古典絵本リスト竹早中.xlsx


キーワード1古典
キーワード2御伽草子
キーワード3竹取物語
授業計画・指導案等国語科研究授業 1年B組 国語課学習指導案完了A.jtd
児童・生徒の作品
授業者菊地 圭子(国語科教諭)
授業者コメント中学校の1年間を通して、発表、話し合い活動を通して言語活動を行なってきた。古典に初めて触れるので、自分が今まで身近に感じていた「絵本」を通して、改めて古典を見直すことで、今に生きる言葉という認識を持ち、「古典」の読み深めの一助にしたいと考えた。「古典」として扱った作品は、「宇治拾遺物語」「竹取物語」「御伽草子」それらの作品を原典とする「絵本」として、「かぐや姫」「こぶとりじいさん」「舌切り雀(雀の恩返し)」「わらしべ長者」「鉢かづき」「ものぐさ太郎」「一寸法師」「浦島太郎」「たにし長者」「酒呑童子」の10作品を比べ読みした。また、発表、話し合い活動を踏まえた読みを行うために、比べ読みしたものを、発表することでより客観的に読みを深めることを 狙いとした。そして、より書き手を意識し、今に続く作品の意義などを、自分たちなりの考えて、理解することができるようにしたい。さらにその活動を通して、現代とも共通するものの見方や考え方に気づくことで、古典への親しみを感じさせたい。
司書・司書教諭コメント子どもたちは、作品を比べ読みし同じ所、違う所、相違点、面白い点に気づき、発表をし、話し合うことにより作品を深く理解し、また古典の面白さにひきこまれていた。これをきっかけに他の古典の本も手にとるようになった。ワールドカフェ・ファシリテーションの手法を見ることができ、子どもたちの話し合い活動を見学し、発表も面白く、授業に深みがましていた。附属小学校から子供たちを見守ってきたので、成長を肌で感じることができた。
情報提供校東京学芸大学附属竹早中学校
事例作成日2014年2月24日
事例作成者氏名東京学芸大学附属竹早中学校 菊地 圭子
記入者:岡島(主担)

カウンタ

3414491 : 2010年9月14日より