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学校図書館は新たな授業づくりを応援します。今月の学校図書館へ

お知らせ

I Dig Eduを窓口にした以下の講座は終了しました。2025年9月6日(土) オンライン講座 「小学校の読書教育の現状と課題」 近日中に「司書のまなび」に報告を掲載予定です。

I Dig Eduに動画コンテンツ「学校図書館を活用した教科連携事例 東京学芸大学附属国際中等教育学校の実践から」を掲載しました。

「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(2024年8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)

過去の文科省事業報告会は、司書の学び から視聴申し込みができます。

また、当サイトが応援している、「10代がえらぶ海外文学大賞」は、いよいよ10代の皆さんによる投票期間となりました。トピックスでも紹介しています。

新着案内

「今月の学校図書館」は東京学芸大学附属竹早中学校です。

「授業と学校図書館」は、「6年生が運営します!」公共図書館が小学校の探究授業に協力したら…です。

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コンテンツ詳細

管理番号A0188
校種中高一貫校
教科・領域等国語
単元論語
対象学年中2
活用・支援の種類資料提供
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む)
論語関係の資料を、難易度をさまざま混ぜ、幅広く用意してほしい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項
教室に運べるよう、資料はカートに一括してほしい。


提示資料
『論語絵本』森華(絵・訳)礪波 護(監修)京都新聞出版センター 2011年  500章のなかから厳選された論語の言葉を切り絵風の絵とともに紹介している。
『みんなの論語塾』安岡定子著 講談社、2010年 15歳の寺子屋シリーズの1冊。帰国生にも論語の導入としておすすめです。
『論語』(ワイド版岩波文庫)金谷治訳注 岩波書店 2001年 原文、書き下し、現代訳、訳注が書かれており、原文を丁寧に読みたい人に。
参考資料(含HP)
参考資料リンクhttp://
ブックリスト論語リスト国際中等.xlsx


キーワード1比較
キーワード2調べ学習
キーワード3読書
授業計画・指導案等論語授業シート国際中等2年.pdf
児童・生徒の作品
授業者荻野聡(国語科)
授業者コメント 今回の授業では、授業の中核となる「論語」の関連書籍を集めていただきました。古典・漢文の授業というとどうしても講義中心の授業になりがちなので、生徒が主体的に読み、調べ、考える授業を作りたいという思いから、図書館との連携授業を構想しました。  年度末の少ない授業時間数ながら、生徒は実に意欲的に、また創造的に図書を読み進めていきました。発見は早い者勝ちとして、生徒の競争心をあおったところはあるのですが、今まで「論語」をあまり目にしたことがなかった生徒たちにとっては、学力の高低はさほど大きなギャップにはならなかったようでした。普段は興味のなさそうにしている生徒も目の色を変えて学習に取り組んでおり、主体的な授業、生徒中心の授業の可能性を私自身が改めて強く意識する実践となりました。  授業者が用意して提示する資料には限界がありますし、その選別には多少の差はあっても、授業者の意図やねらいが反映されています。それは時に有効に機能するだけでなく、生徒の思考の枠組みを固定してしまうことにもつながりかねないと常々考えていました。今回、図書館と連携して授業づくりをしてみて、図書館の学問の場としての中立性は、調べ学習において大きな意味を持つことがわかりました。今後、別の領域や総合学習の活動を図書館と連携して考えていきたいです。
司書・司書教諭コメント 公共図書館や附属学校図書館からも多くの関連資料提供を受けた。難易度を幅広くという要望から、論語の絵本から原書に至るまで多様に集めたが、授業後に担当教員から「帰国生には論語の世界への導入として漫画の論語もいいですよ」というコメントがあり、今後蔵書として購入することも考えたい。  同一テーマで資料が一堂に集まると、多くの資料から生徒が何を選択したのかがわかり、非常に選書の参考になった。    
情報提供校東京学芸大学附属国際中等教育学校
事例作成日2014年3月11日
事例作成者氏名東京学芸大学附属国際中等教育学校 荻野聡、司書渡辺有理子
記入者:渡辺(主担)

カウンタ

3414454 : 2010年9月14日より