今すぐ授業事例を探す 校種、教科・領域、学年を指定して授業実践を検索できます。

学校図書館は新たな授業づくりを応援します。今月の学校図書館へ

お知らせ

令和7年度がスタートしました。今年度より学校著作権ナビゲーターとして活躍中の原口直先生に、著作権アドバイザーになっていただきました。7月末には、「生成AIと著作権」をテーマに研修を企画中です。

また、当サイトは、「10代がえらぶ海外文学大賞」を一緒に盛り上げるために、活動していきます。ぜひ、全国の学校司書・司書教諭の皆様、ご協力よろしくお願いします。

 I Dig Eduに動画コンテンツ「学校図書館を活用した教科連携事例 東京学芸大学附属国際中等教育学校の実践から」を掲載しました。

「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)

過去の文科省事業報告会は、司書の学び から視聴申し込みができます。

新着案内

「今月の学校図書館」は 石川県白山市立北星中学校です。

「読書・情報リテラシー」は 学習発表会 2年生生活科で「NDCのうた」です。

授業実践事例:教科別目次

教科別目次を開く

授業に役立つ学校図書館活用データベース:事例検索

コンテンツ詳細

管理番号A0352
校種特別支援
教科・領域等特別活動
単元図書委員オススメの一冊
対象学年中1
活用・支援の種類資料提供、教材提供(季節の飾りの塗り絵)
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む)
生徒がおすすめしたい本の探索。図書館司書おススメの本の紹介
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項
おすすめしたい本の題名はわかるが、どこにあるかがわからない本(『ぞうくんのさんぽ』)を探してほしい。


提示資料
『ぞうくんのさんぽ』 なかのひろたか さく・え なかのまさたか レタリング 福音館書店 1968年 ぞうくんがさんぽ中にかばやわにやかめなどに会い、出会った生き物たちを背中にのせながら、ごきげんにさんぽを進めていく話。シンプルな絵とわかりやすい話で小さい子どもから大人まで楽しめる本。
『はつ恋』 LLブック 企画・編集・制作 藤沢和子・川崎千加・ 多賀谷津也子 樹村房 2017年 写真、ピクトグラム、絵、読みやすい文章が使われているやさしく読める本。青年と女の子のはつ恋の物語を写真やピクトグラムなどを見ながら読むことができる。二人の恋のゆくえを応援したくなる本。
『わたしのかぞく』 LLブック(やさしく読める本)制作グループ編 樹村房 2015年 写真や読みやすい文章が使われているやさしく読める本。ある家族の滑稽な場面を写真を見ながら読むことができる。やさしく読めて思わず笑ってしまう本。
参考資料(含HP)
参考資料リンクhttp://
ブックリスト


キーワード1主体的
キーワード2協働的
キーワード3LLブック
授業計画・指導案等図書委員会指導案.pdf
児童・生徒の作品http://
授業者東京学芸大学附属特別支援学校 佐藤弘康 齋藤大地 田沼恵美子
授業者コメント 平成30年度の中学部・高等部の図書委員会の授業では学校司書と連携して授業を行った。本単元では図書委員がおすすめしたい本を探してワークシートにまとめる活動と季節の飾りの色を塗り掲示する活動を中心に授業を行った。 1つめの活動では、多くの図書委員がおすすめしたい本を探す活動に興味をもって参加し、校内の本棚からおすすめしたい本を意欲的に探す姿がたくさん見られた。図書委員の生徒がおすすめしたい本を見つけられないときは、学校司書が探してくれた。一人の生徒は以前から好きだった本を探してもらうと満面の笑みを浮かべていた。ワークシートには書き方の例を示すと、それを手がかりにしておすすめの本をまとめる姿が多く見られた。まとめたワークシートは図書委員のみんなで一枚の模造紙に貼りつけた。「この本はどこに貼る?」→「ここがよいかもしれない」など話し合い協力しながら模造紙に貼り付ける姿が見られた。模造紙を、おすすめする本の実物や学校司書がおすすめする本2冊(LLブック)とともに掲示すると、図書委員がおすすめした本やLLブックにいろいろな生徒が興味をもって手にとる姿が見られた。 2つめの活動では、集中して季節の飾りの色を塗る姿やどこに貼るかレイアウトを仲間と相談して貼る姿や仲間のためにセロハンテープを丸めて渡す姿などが見られた。この活動では、すべての図書委員が見通しをもって意欲的に取り組むことができていた。 また、学校司書の仕事の季節の飾りの掲示を手伝うことで役に立つ喜びを感じる機会となった。学校司書と連携した授業を通して図書委員の生徒たちが意欲的に取り組む姿や協力して取り組む姿が多く見られた。今後も図書委員会の活動や本校の図書環境が充実できるよう学校司書と連携した活動を計画し、生徒たちの幸福につなげていきたい。
司書・司書教諭コメント 今年度7月の図書委員会での図書委員たちの「オススメの一冊」への協力から、図書委員会への関わりが始まった。『ぞうくんのさんぽ』は7年前に小学部の「おはなしであそぼう」の授業で使用された絵本。紙芝居、ディズニー絵本、図鑑を選ぶ生徒。青い鳥文庫の翻訳児童書を選んで読む生徒。一人ひとりの個性に向かい合い、生徒への図書支援ができた。 またこれまで司書が一人作業だった小・中・高等部のミニ図書館の季節飾りを、図書委員さんたちと一緒にする作業もできた。2月の梅の飾りのときは、図書委員さんたち一人ひとりに、卒業生・入学生に向けてのメッセージカードを書きこんでもらい、貼りだすこともできた。本校の学校司書となって、9年目にこの関わりが持てたことはとても嬉しく、担当の2教諭の方々に感謝すると共に、今後も継続して、次の学校司書も図書委員会に関わって、生徒に本を手渡せる機会となってほしいと願う。またLLブックは特に高等部の生徒に相応しい図書なので、今後の出版が増え、生徒の手元に届くことを心から願っている。ありがとうございました。
情報提供校東京学芸大学附属特別支援学校
事例作成日事例作成 2019年10月31日/授業実践 2018年 7月~2019年2月
事例作成者氏名東京学芸大学附属特別支援学校 佐藤弘康 司書 田沼恵美子
記入者:村上

カウンタ

3146117 : 2010年9月14日より