お知らせ
「文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館 Vol.17」は終了いたしました。お申込み・ご参加くださった皆様、ありがとうございました。録画配信のご連絡をお待ちください。また、こちらの参加アンケートへのご協力もよろしくお願いいたします。
2025年9月6日(土) のオンライン講座 「小学校の読書教育の現状と課題」 が I Dig Edu から視聴できます。司書のまなびもご覧ください。
「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(2024年8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)
過去の文科省事業報告会は、司書の学び から視聴申し込みができます。
「10代がえらぶ海外文学大賞」結果が発表されました!サイトをクリックしてくださいね!
新着案内
「使い方動画」をリニューアルしました。時間も短くなりました(約5分)。
「今月の学校図書館」は埼玉県立松伏高等学校です。
授業実践事例:教科別目次
授業に役立つ学校図書館活用データベース:事例検索
コンテンツ詳細
管理番号 A0447
校種 中高一貫校
教科・領域等 社会
単元 C 日本の様々な地域 (1)地域調査の手法
対象学年 中1
活用・支援の種類 会場提供・机レイアウト提案/地形図を見やすく配置 /社会科担当教員への資料提供(地図に関する本)
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む) 机を広くつながるように配置。島嶼部を除く東京都全域分の地形図を並べて25000分の1の東京都を作らせたい。50000分の1との縮尺の比較や、地形図からわかることを体得させたい
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項 「地形図のある学校図書館の創設プロジェクト」(モニタリング)への協力のため、地形図を活用した授業を実施したい。せっかく紙の地形図という物品が提供されているので、理論だけではなく手を動かしてよく眺めてわかることを伝えたい。
提示資料 今回の主役は本ではなく地形図である。本は授業準備の参考資料として5冊程度を提供、うち2冊について参考にされたとのこと。

『地図がわかれば社会がわかる』 田代博著 新日本出版社 2016年 ISBN: 978-4-406-06037-0
地図は社会を映す鏡。地図の歴史や社会との関わりから、基本の地形図やデジタル地図の最新事情、外国の地図や地図記号の話まで、進化する地図の世界と活用法を楽しく解説する。お薦め「地図アプリ」も多数紹介。

『今こそ学ぼう地理の基本』 長谷川 直子編 山川出版社 2018年 ISBN: 978-4-634-59201-8
数学や理科的な思考が必要になるために、理解しづらいと考えられる地理の内容を取り上げ、数式を使わず、イラストを多用してわかりやすく解説する。地図やGISの具体的なツールや例も多数収録。

参考資料(含HP)
参考資料リンク https://www.jmc.or.jp/2023/06/map_monitoring/
ブックリスト
キーワード1 地形図
キーワード2 (東京都-)地理
キーワード3 地図
授業計画・指導案等 九段中等 地形図の授業 報告書.pdf
児童・生徒の作品 https://
授業者 島田功一郎 鹿野智人
授業者コメント 【生徒アンケートから】
いつもは必要な所だけをネットで調べるけれど、紙の地図を見ることで、新たな発見(ここから○○県だ!など)があって楽しかった。
地図は場所を探す道具だけではなく、その土地の特徴や、人口密度なども知れるものだと分かった。
これからも出歩く際などに地図を見てみようかなと思いました。
【今後に向けて】
地形図は情報の宝庫であるということを伝えていきたい。
今回は学校が所在する東京都を中心とした活用であったが、単元に応じて様々な地域の地形図も授業に取り入れることを視野に入れたい。例えば 2024 年1月の能登半島地震に際しては、津波浸水や地殻変動を確認するために、授業内で国土地理院地図のデジタル地形図を用いた。こうした場面で、紙の地形図を併せて活用することができれば、より多面的・多角的に地域を調査できるだろう。
他方、膨大な枚数の地形図(2万5000分の1)は、保管が困難となるだけでなく、その中から単元に応じて継続的に活用していくためには 、教員にも一定のノウハウが必要となる。
DXが進む時代に、教員が紙の地形図を手軽に利用できる/利用したくなるような授業実践の蓄積と共有が求められる 。
司書・司書教諭コメント 授業者は限られた準備時間ながら、深い専門性と経験からのひらめきにより、楽しい授業(ワーク)となった。
図書館が広い机とスペースを提供できることで、「地図並べ」をとてもスムーズに実施できた。図書館ならではの授業実践となった。
グループ(班)活動では熱心な生徒がいた一方で他の生徒に任せてあまり参加していない者がいてやや気になったが、それはごく短時間であり、まとめの解説は聞いている様子だった。
情報提供校 千代田区立九段中等教育学校
事例作成日 事例作成 2024年4月1日 /授業実践 2024年1月9日
事例作成者氏名 司書 上田暁子
記入者:村上
カウンタ
3664754 : 2010年9月14日より
「文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館 Vol.17」は終了いたしました。お申込み・ご参加くださった皆様、ありがとうございました。録画配信のご連絡をお待ちください。また、こちらの参加アンケートへのご協力もよろしくお願いいたします。
2025年9月6日(土) のオンライン講座 「小学校の読書教育の現状と課題」 が I Dig Edu から視聴できます。司書のまなびもご覧ください。
「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(2024年8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)
過去の文科省事業報告会は、司書の学び から視聴申し込みができます。
「10代がえらぶ海外文学大賞」結果が発表されました!サイトをクリックしてくださいね!
「使い方動画」をリニューアルしました。時間も短くなりました(約5分)。
「今月の学校図書館」は埼玉県立松伏高等学校です。
授業実践事例:教科別目次
授業に役立つ学校図書館活用データベース:事例検索
コンテンツ詳細
管理番号 A0447
校種 中高一貫校
教科・領域等 社会
単元 C 日本の様々な地域 (1)地域調査の手法
対象学年 中1
活用・支援の種類 会場提供・机レイアウト提案/地形図を見やすく配置 /社会科担当教員への資料提供(地図に関する本)
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む) 机を広くつながるように配置。島嶼部を除く東京都全域分の地形図を並べて25000分の1の東京都を作らせたい。50000分の1との縮尺の比較や、地形図からわかることを体得させたい
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項 「地形図のある学校図書館の創設プロジェクト」(モニタリング)への協力のため、地形図を活用した授業を実施したい。せっかく紙の地形図という物品が提供されているので、理論だけではなく手を動かしてよく眺めてわかることを伝えたい。
提示資料 今回の主役は本ではなく地形図である。本は授業準備の参考資料として5冊程度を提供、うち2冊について参考にされたとのこと。

『地図がわかれば社会がわかる』 田代博著 新日本出版社 2016年 ISBN: 978-4-406-06037-0
地図は社会を映す鏡。地図の歴史や社会との関わりから、基本の地形図やデジタル地図の最新事情、外国の地図や地図記号の話まで、進化する地図の世界と活用法を楽しく解説する。お薦め「地図アプリ」も多数紹介。

『今こそ学ぼう地理の基本』 長谷川 直子編 山川出版社 2018年 ISBN: 978-4-634-59201-8
数学や理科的な思考が必要になるために、理解しづらいと考えられる地理の内容を取り上げ、数式を使わず、イラストを多用してわかりやすく解説する。地図やGISの具体的なツールや例も多数収録。

参考資料(含HP)
参考資料リンク https://www.jmc.or.jp/2023/06/map_monitoring/
ブックリスト
キーワード1 地形図
キーワード2 (東京都-)地理
キーワード3 地図
授業計画・指導案等 九段中等 地形図の授業 報告書.pdf
児童・生徒の作品 https://
授業者 島田功一郎 鹿野智人
授業者コメント 【生徒アンケートから】
いつもは必要な所だけをネットで調べるけれど、紙の地図を見ることで、新たな発見(ここから○○県だ!など)があって楽しかった。
地図は場所を探す道具だけではなく、その土地の特徴や、人口密度なども知れるものだと分かった。
これからも出歩く際などに地図を見てみようかなと思いました。
【今後に向けて】
地形図は情報の宝庫であるということを伝えていきたい。
今回は学校が所在する東京都を中心とした活用であったが、単元に応じて様々な地域の地形図も授業に取り入れることを視野に入れたい。例えば 2024 年1月の能登半島地震に際しては、津波浸水や地殻変動を確認するために、授業内で国土地理院地図のデジタル地形図を用いた。こうした場面で、紙の地形図を併せて活用することができれば、より多面的・多角的に地域を調査できるだろう。
他方、膨大な枚数の地形図(2万5000分の1)は、保管が困難となるだけでなく、その中から単元に応じて継続的に活用していくためには 、教員にも一定のノウハウが必要となる。
DXが進む時代に、教員が紙の地形図を手軽に利用できる/利用したくなるような授業実践の蓄積と共有が求められる 。
司書・司書教諭コメント 授業者は限られた準備時間ながら、深い専門性と経験からのひらめきにより、楽しい授業(ワーク)となった。
図書館が広い机とスペースを提供できることで、「地図並べ」をとてもスムーズに実施できた。図書館ならではの授業実践となった。
グループ(班)活動では熱心な生徒がいた一方で他の生徒に任せてあまり参加していない者がいてやや気になったが、それはごく短時間であり、まとめの解説は聞いている様子だった。
情報提供校 千代田区立九段中等教育学校
事例作成日 事例作成 2024年4月1日 /授業実践 2024年1月9日
事例作成者氏名 司書 上田暁子
記入者:村上
カウンタ
3664754 : 2010年9月14日より
コンテンツ詳細
| 管理番号 | A0447 |
|---|---|
| 校種 | 中高一貫校 |
| 教科・領域等 | 社会 |
| 単元 | C 日本の様々な地域 (1)地域調査の手法 |
| 対象学年 | 中1 |
| 活用・支援の種類 | 会場提供・机レイアウト提案/地形図を見やすく配置 /社会科担当教員への資料提供(地図に関する本) |
| 図書館とのかかわり (レファレンスを含む) | 机を広くつながるように配置。島嶼部を除く東京都全域分の地形図を並べて25000分の1の東京都を作らせたい。50000分の1との縮尺の比較や、地形図からわかることを体得させたい |
| 授業のねらい・協働に あたっての確認事項 | 「地形図のある学校図書館の創設プロジェクト」(モニタリング)への協力のため、地形図を活用した授業を実施したい。せっかく紙の地形図という物品が提供されているので、理論だけではなく手を動かしてよく眺めてわかることを伝えたい。 |
| 提示資料 | 今回の主役は本ではなく地形図である。本は授業準備の参考資料として5冊程度を提供、うち2冊について参考にされたとのこと。 |
![]() | 『地図がわかれば社会がわかる』 田代博著 新日本出版社 2016年 ISBN: 978-4-406-06037-0 地図は社会を映す鏡。地図の歴史や社会との関わりから、基本の地形図やデジタル地図の最新事情、外国の地図や地図記号の話まで、進化する地図の世界と活用法を楽しく解説する。お薦め「地図アプリ」も多数紹介。 |
![]() | 『今こそ学ぼう地理の基本』 長谷川 直子編 山川出版社 2018年 ISBN: 978-4-634-59201-8 数学や理科的な思考が必要になるために、理解しづらいと考えられる地理の内容を取り上げ、数式を使わず、イラストを多用してわかりやすく解説する。地図やGISの具体的なツールや例も多数収録。 |
| 参考資料(含HP) | |
| 参考資料リンク | https://www.jmc.or.jp/2023/06/map_monitoring/ |
| ブックリスト | |
| キーワード1 | 地形図 |
| キーワード2 | (東京都-)地理 |
| キーワード3 | 地図 |
| 授業計画・指導案等 | 九段中等 地形図の授業 報告書.pdf |
| 児童・生徒の作品 | https:// |
| 授業者 | 島田功一郎 鹿野智人 |
| 授業者コメント | 【生徒アンケートから】 いつもは必要な所だけをネットで調べるけれど、紙の地図を見ることで、新たな発見(ここから○○県だ!など)があって楽しかった。 地図は場所を探す道具だけではなく、その土地の特徴や、人口密度なども知れるものだと分かった。 これからも出歩く際などに地図を見てみようかなと思いました。 【今後に向けて】 地形図は情報の宝庫であるということを伝えていきたい。 今回は学校が所在する東京都を中心とした活用であったが、単元に応じて様々な地域の地形図も授業に取り入れることを視野に入れたい。例えば 2024 年1月の能登半島地震に際しては、津波浸水や地殻変動を確認するために、授業内で国土地理院地図のデジタル地形図を用いた。こうした場面で、紙の地形図を併せて活用することができれば、より多面的・多角的に地域を調査できるだろう。 他方、膨大な枚数の地形図(2万5000分の1)は、保管が困難となるだけでなく、その中から単元に応じて継続的に活用していくためには 、教員にも一定のノウハウが必要となる。 DXが進む時代に、教員が紙の地形図を手軽に利用できる/利用したくなるような授業実践の蓄積と共有が求められる 。 |
| 司書・司書教諭コメント | 授業者は限られた準備時間ながら、深い専門性と経験からのひらめきにより、楽しい授業(ワーク)となった。 図書館が広い机とスペースを提供できることで、「地図並べ」をとてもスムーズに実施できた。図書館ならではの授業実践となった。 グループ(班)活動では熱心な生徒がいた一方で他の生徒に任せてあまり参加していない者がいてやや気になったが、それはごく短時間であり、まとめの解説は聞いている様子だった。 |
| 情報提供校 | 千代田区立九段中等教育学校 |
| 事例作成日 | 事例作成 2024年4月1日 /授業実践 2024年1月9日 |
| 事例作成者氏名 | 司書 上田暁子 |
記入者:村上





















