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学校図書館は新たな授業づくりを応援します。今月の学校図書館へ

お知らせ

〜お知らせ〜

 今年度も、文科省事業報告会を開催します。日程は、12月14日(土)午後1時~5時 オンラインでの開催です。プログラムの詳細はこちらをご覧ください。

 申し込みはこちらからどうぞ。 

 学校図書館応援講座「八束澄子さんと、新刊と、これまでの作品全巻」の録画視聴を希望する方は、こちらからどうぞ。(視聴後、感想を共有しています。)

「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(8月21日のオンラインイベント「公共図書館から学ぶ」の動画を見ることができます。)

令和5年度文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館Vol.15」の視聴を希望する方は、 ココからお申し込みください。尚、報告会を視聴されましたら、アンケートにご協力ください。
なお、当日のQ&Aにいただきました質問の回答は、活かそう司書のまなびに掲載しました。

令和4年度文科省事業報告会「みんなで使おう!学校図書館 Vol14」→録画視聴申し込みフォーム 

2020年11月5日に、「学校図書館の検索のイマ!Part2」に参加しました。現在録画配信→ こちら。 

「学校図書館の検索のイマ!Part1」→こちら 当日のプレゼン資料 

新着案内

「今月の学校図書館」は 神奈川県立平塚農商高等学校です。
「読書・情報リテラシー」は「新書を知ろう!」です。

「授業と学校図書館」は、学校図書館・学校司書による授業支援を伝えるです。

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コンテンツ詳細

管理番号A0450
校種中高一貫校
教科・領域等算数数学
単元探究的な数学
対象学年中1
活用・支援の種類資料提供
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む)
現実社会の事象を数学的に解決する探究の授業を行いたい
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項


提示資料探究の素材になりうる本と、探究授業の作成の仕方が分かる事例集
『生と死を分ける数学 人生の(ほぼ)すべてに数学が関係するわけ』 キット・イェ―ツ著 冨永星訳 草思社 2020年 ISBN 9784794227034 簡単な数学を使うだけで、マスコミや政治家のウソを見抜いたり、健康診断の結果を正しく理解できるようになる。数学がいかに日常の中に溶け込んでいるかを実感できる本。具体的な数式は出てこないが、授業の導入やレポートの素材として役立つ。(主に高校)
『中学校新数学科 活用型学習の実践事例集 豊かに生きる力をはぐくむ数学授業』 西村圭一編著 明治図書出版 2010年 ISBN 9784185375177 現実社会の事象の解決に数学が役に立つ、ということが実感できる教材が多数紹介されている。どのように探究型の授業を作ったらいいか悩んでいるならば、非常にいい手掛かりになる。
『解きたくなる数学』佐藤雅彦・大島遼・廣瀬隼也著 岩波書店 2021年 ISBN 9784000063395 教室においておくと、生徒が夢中になって解いている。現実社会の事象の解決とまではいかないが、日常の中に数学を見つける楽しさがわかる本。
参考資料(含HP)
参考資料リンクhttps://
ブックリスト数学探究ブックリスト.xlsx


キーワード1数学
キーワード2探究
キーワード3日常
授業計画・指導案等実践例: 中1「正負の数」レポート.pdf
児童・生徒の作品https://
授業者八島容子 
授業者コメント「なぜ数学を学ぶのか」という言葉に窮して、そう思われない実践をしたいと、中学1年生から単元ごとにレポートをやるようになりました。レポートの内容は大きく分けると下記の2通りです。 ①現実社会の事象を数学的に解決する ②数学の世界を探究する どちらも、なるべくオープンエンドになるようにしていて、調べたらわかるものは出さないように工夫しています。(この情報化社会の中ではなかなか難しいのですが。。)素材は、上記にあげた本やインターネット上のから拾ってくることもありますが、教科書のコラムから広げることも多いです。 今担当している学年は、中1から持ち上がり4年目となりました。4年を経て、初めて見る問題も面白がって粘り強く取り組む姿勢と体力が身についているように感じます。オープンエンドにすることでとても自由に探究し、こちらの想定をはるかに上回る内容のレポートを提出する生徒も出てきました。なぜかこのような生徒は単元テストのような知識技能の評価は低いことが多く、試験や提出物のみで評価していたころには気づけなかった一面だと、自分の過去の実践を反省しています。レポートの作成とその採点は本当に骨が折れますが、授業者としては生徒の個性と思いもよらない才能に出会える一番楽しい時間です。
司書・司書教諭コメント八島先生の授業を拝見すると、どの子も仲間と協働しながら思考しているようすが印象的です。そしてとても楽しそう。授業外でも、あーでもないこうでもないと教室のホワイトボードいっぱい使って、仲間内でディスカッションしている姿を見ます。『解きたくなる数学』を参考資料にされていましたが、実生活に基づいた考えたくなる問題を試行錯誤して作られていて、大変勉強になります。探究において問いづくりは最も大切ですが、この単元レポートからそのことを実感します。今後も先生方の教材研究に役立てられるような資料を提供できるように、選書をしていきたいと思います。(司書教諭 関口真弓)
情報提供校ドルトン東京学園中等部・高等部
事例作成日2024年7月31日
事例作成者氏名数学科教諭 八島容子
記入者:村上

カウンタ

2687386 : 2010年9月14日より