お知らせ
今年度も、「文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館 Vo.17」をオンラインで開催します。日程は12月13日(土)、13:00〜17:00です。プログラムはこちらです。 当日の参加をお待ちしていますが、後日録画配信も予定していますので、ぜひ事前に申し込みください。申し込みフォーム
I Dig Eduを窓口にした以下の講座は終了しました。2025年9月6日(土) オンライン講座 「小学校の読書教育の現状と課題」 近日中に「司書のまなび」に報告を掲載予定です。
I Dig Eduに動画コンテンツ「学校図書館を活用した教科連携事例 東京学芸大学附属国際中等教育学校の実践から」を掲載しました。
「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(2024年8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)
過去の文科省事業報告会は、司書の学び から視聴申し込みができます。
「10代がえらぶ海外文学大賞」結果が発表されました!サイトをクリックしてくださいね!
新着案内
「使い方動画」をリニューアルしました。時間も短くなりました(約5分)。
「今月の学校図書館」は東京都立八丈高等学校です。
「授業と学校図書館」は、「はじまりは1冊の本から:光太郎と智恵子の愛のカタチ」です。
授業実践事例:教科別目次
授業に役立つ学校図書館活用データベース:事例検索
コンテンツ詳細
管理番号 A0476
校種 高校
教科・領域等 社会
単元 倫理
対象学年 高3
活用・支援の種類 資料支援 図書館授業
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む) マンガで倫理を考えるための事前学習として、マンガの読み方を教え、分野の違うマンガの比較学習をさせたい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項 マンガリテラシーの資料を探すこと。そもそもマンガが読める人は、どのように読んでいるかを、教員や司書が持っているリテラシーの洗い出しをする。
提示資料

『マンガノミカタ』
こうの史代 竹宮惠子 吉村和真
樹村房
2021年
ISBN 978-4-88367-353-7
サブタイトルに「創作者と研究者による新たなアプローチ」とあるように、マンガの吹き出しやコマ割り、オノマトペの変化などを解説した本。

『SFマンガで倫理学』
萬屋博喜
さくら舎
2024年
ISBN 978-4-86581-423-1
こんな授業がしたい、と参考にした資料。なかなか高度でしたが、参考文献が豊富で面白いです。

『つたえたいきもち』LLマンガ
津島つしま 吉村和真 藤澤和子
樹村房
2023年
ISBN 978-4-88367-385-8
通常のマンガの表現から、LLマンガは何を引き算しているのかについて比較できます。
参考資料(含HP)
参考資料リンク https://
ブックリスト 倫理授業マンガの読み方.xlsx
キーワード1 情報の読み取り
キーワード2 自分の考えを文章化
キーワード3 漫画リテラシー
授業計画・指導案等 倫理マンガリテラシー.pdf
児童・生徒の作品 https://
授業者 長谷部みなみ
授業者コメント こちらが思っていた以上に、生徒にとって情報を読み取る・情報を活用する・自分でかみ砕いて考える・自分が考えたことを文章にすることが難しいことがよくわかった回であった。漫画は文章と絵の両方から情報を読み取るため、生徒によっては情報が多すぎることがあることもわかった。授業後は漫画に対するハードルが下がり、漫画を手にとってみようとしていた生徒も見られた。その後の授業で漫画、アニメを使用した時も、これは誰が話しているか、この文章は誰のことかなどを確認する生徒の姿が見られたので、倫理の問いに入る前に実施してよかったと思う。
司書・司書教諭コメント 授業の1年前から授業内容の話をしており、本校図書館で所蔵しているマンガなら分野・量ともに授業に耐えうる分量があるので、当初は楽勝だと思っていた。しかし、「コミックが読めない」生徒が一定数いることがわかり、授業のすすめ方の最初に「マンガリテラシー」のレクチャーが組み込まれた。
図書館では「マンガの書き方」の本はたくさん所蔵しているが、「マンガを読む」リテラシーについて解説した本は少なかった。参考資料に上げた『マンガノミカタ』とLLマンガをテキストに、マンガを読む最低限のスキルについて、授業者と項目を出し合った。
近年、本を読むリテラシーについては、学習障害なども含めて研究が進んでいるが、マンガについては始まったばかりである。マンガリテラシーについては「それは教えなくても読めるのでは?」と思っている人が大半だと思うが、実はそうではないことが身をもって感じられた。
マンガにも優れた作品があるが、それを楽しめないとしたらもったいないことだと思う。
授業後に『フキダシ論』(細馬宏通 青土社)と『マンガって何?』(京都国際マンガミュージアム)を購入した。
情報提供校 長野県松川高等学校
事例作成日 事例作成 令和6年5月27日 /授業実践 令和6年 6月17日から3回にわけて実施
事例作成者氏名 教諭 長谷部 みなみ 学校司書 林 貴子
記入者:村上
カウンタ
3561865 : 2010年9月14日より
今年度も、「文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館 Vo.17」をオンラインで開催します。日程は12月13日(土)、13:00〜17:00です。プログラムはこちらです。 当日の参加をお待ちしていますが、後日録画配信も予定していますので、ぜひ事前に申し込みください。申し込みフォーム
I Dig Eduを窓口にした以下の講座は終了しました。2025年9月6日(土) オンライン講座 「小学校の読書教育の現状と課題」 近日中に「司書のまなび」に報告を掲載予定です。
I Dig Eduに動画コンテンツ「学校図書館を活用した教科連携事例 東京学芸大学附属国際中等教育学校の実践から」を掲載しました。
「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(2024年8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)
過去の文科省事業報告会は、司書の学び から視聴申し込みができます。
「10代がえらぶ海外文学大賞」結果が発表されました!サイトをクリックしてくださいね!
「使い方動画」をリニューアルしました。時間も短くなりました(約5分)。
「今月の学校図書館」は東京都立八丈高等学校です。
「授業と学校図書館」は、「はじまりは1冊の本から:光太郎と智恵子の愛のカタチ」です。
授業実践事例:教科別目次
授業に役立つ学校図書館活用データベース:事例検索
コンテンツ詳細
管理番号 A0476
校種 高校
教科・領域等 社会
単元 倫理
対象学年 高3
活用・支援の種類 資料支援 図書館授業
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む) マンガで倫理を考えるための事前学習として、マンガの読み方を教え、分野の違うマンガの比較学習をさせたい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項 マンガリテラシーの資料を探すこと。そもそもマンガが読める人は、どのように読んでいるかを、教員や司書が持っているリテラシーの洗い出しをする。
提示資料

『マンガノミカタ』
こうの史代 竹宮惠子 吉村和真
樹村房
2021年
ISBN 978-4-88367-353-7
サブタイトルに「創作者と研究者による新たなアプローチ」とあるように、マンガの吹き出しやコマ割り、オノマトペの変化などを解説した本。

『SFマンガで倫理学』
萬屋博喜
さくら舎
2024年
ISBN 978-4-86581-423-1
こんな授業がしたい、と参考にした資料。なかなか高度でしたが、参考文献が豊富で面白いです。

『つたえたいきもち』LLマンガ
津島つしま 吉村和真 藤澤和子
樹村房
2023年
ISBN 978-4-88367-385-8
通常のマンガの表現から、LLマンガは何を引き算しているのかについて比較できます。
参考資料(含HP)
参考資料リンク https://
ブックリスト 倫理授業マンガの読み方.xlsx
キーワード1 情報の読み取り
キーワード2 自分の考えを文章化
キーワード3 漫画リテラシー
授業計画・指導案等 倫理マンガリテラシー.pdf
児童・生徒の作品 https://
授業者 長谷部みなみ
授業者コメント こちらが思っていた以上に、生徒にとって情報を読み取る・情報を活用する・自分でかみ砕いて考える・自分が考えたことを文章にすることが難しいことがよくわかった回であった。漫画は文章と絵の両方から情報を読み取るため、生徒によっては情報が多すぎることがあることもわかった。授業後は漫画に対するハードルが下がり、漫画を手にとってみようとしていた生徒も見られた。その後の授業で漫画、アニメを使用した時も、これは誰が話しているか、この文章は誰のことかなどを確認する生徒の姿が見られたので、倫理の問いに入る前に実施してよかったと思う。
司書・司書教諭コメント 授業の1年前から授業内容の話をしており、本校図書館で所蔵しているマンガなら分野・量ともに授業に耐えうる分量があるので、当初は楽勝だと思っていた。しかし、「コミックが読めない」生徒が一定数いることがわかり、授業のすすめ方の最初に「マンガリテラシー」のレクチャーが組み込まれた。
図書館では「マンガの書き方」の本はたくさん所蔵しているが、「マンガを読む」リテラシーについて解説した本は少なかった。参考資料に上げた『マンガノミカタ』とLLマンガをテキストに、マンガを読む最低限のスキルについて、授業者と項目を出し合った。
近年、本を読むリテラシーについては、学習障害なども含めて研究が進んでいるが、マンガについては始まったばかりである。マンガリテラシーについては「それは教えなくても読めるのでは?」と思っている人が大半だと思うが、実はそうではないことが身をもって感じられた。
マンガにも優れた作品があるが、それを楽しめないとしたらもったいないことだと思う。
授業後に『フキダシ論』(細馬宏通 青土社)と『マンガって何?』(京都国際マンガミュージアム)を購入した。
情報提供校 長野県松川高等学校
事例作成日 事例作成 令和6年5月27日 /授業実践 令和6年 6月17日から3回にわけて実施
事例作成者氏名 教諭 長谷部 みなみ 学校司書 林 貴子
記入者:村上
カウンタ
3561865 : 2010年9月14日より
コンテンツ詳細
| 管理番号 | A0476 |
|---|---|
| 校種 | 高校 |
| 教科・領域等 | 社会 |
| 単元 | 倫理 |
| 対象学年 | 高3 |
| 活用・支援の種類 | 資料支援 図書館授業 |
| 図書館とのかかわり (レファレンスを含む) | マンガで倫理を考えるための事前学習として、マンガの読み方を教え、分野の違うマンガの比較学習をさせたい。 |
| 授業のねらい・協働に あたっての確認事項 | マンガリテラシーの資料を探すこと。そもそもマンガが読める人は、どのように読んでいるかを、教員や司書が持っているリテラシーの洗い出しをする。 |
| 提示資料 | |
![]() | 『マンガノミカタ』 こうの史代 竹宮惠子 吉村和真 樹村房 2021年 ISBN 978-4-88367-353-7 サブタイトルに「創作者と研究者による新たなアプローチ」とあるように、マンガの吹き出しやコマ割り、オノマトペの変化などを解説した本。 |
![]() | 『SFマンガで倫理学』 萬屋博喜 さくら舎 2024年 ISBN 978-4-86581-423-1 こんな授業がしたい、と参考にした資料。なかなか高度でしたが、参考文献が豊富で面白いです。 |
![]() | 『つたえたいきもち』LLマンガ 津島つしま 吉村和真 藤澤和子 樹村房 2023年 ISBN 978-4-88367-385-8 通常のマンガの表現から、LLマンガは何を引き算しているのかについて比較できます。 |
| 参考資料(含HP) | |
| 参考資料リンク | https:// |
| ブックリスト | 倫理授業マンガの読み方.xlsx |
| キーワード1 | 情報の読み取り |
| キーワード2 | 自分の考えを文章化 |
| キーワード3 | 漫画リテラシー |
| 授業計画・指導案等 | 倫理マンガリテラシー.pdf |
| 児童・生徒の作品 | https:// |
| 授業者 | 長谷部みなみ |
| 授業者コメント | こちらが思っていた以上に、生徒にとって情報を読み取る・情報を活用する・自分でかみ砕いて考える・自分が考えたことを文章にすることが難しいことがよくわかった回であった。漫画は文章と絵の両方から情報を読み取るため、生徒によっては情報が多すぎることがあることもわかった。授業後は漫画に対するハードルが下がり、漫画を手にとってみようとしていた生徒も見られた。その後の授業で漫画、アニメを使用した時も、これは誰が話しているか、この文章は誰のことかなどを確認する生徒の姿が見られたので、倫理の問いに入る前に実施してよかったと思う。 |
| 司書・司書教諭コメント | 授業の1年前から授業内容の話をしており、本校図書館で所蔵しているマンガなら分野・量ともに授業に耐えうる分量があるので、当初は楽勝だと思っていた。しかし、「コミックが読めない」生徒が一定数いることがわかり、授業のすすめ方の最初に「マンガリテラシー」のレクチャーが組み込まれた。 図書館では「マンガの書き方」の本はたくさん所蔵しているが、「マンガを読む」リテラシーについて解説した本は少なかった。参考資料に上げた『マンガノミカタ』とLLマンガをテキストに、マンガを読む最低限のスキルについて、授業者と項目を出し合った。 近年、本を読むリテラシーについては、学習障害なども含めて研究が進んでいるが、マンガについては始まったばかりである。マンガリテラシーについては「それは教えなくても読めるのでは?」と思っている人が大半だと思うが、実はそうではないことが身をもって感じられた。 マンガにも優れた作品があるが、それを楽しめないとしたらもったいないことだと思う。 授業後に『フキダシ論』(細馬宏通 青土社)と『マンガって何?』(京都国際マンガミュージアム)を購入した。 |
| 情報提供校 | 長野県松川高等学校 |
| 事例作成日 | 事例作成 令和6年5月27日 /授業実践 令和6年 6月17日から3回にわけて実施 |
| 事例作成者氏名 | 教諭 長谷部 みなみ 学校司書 林 貴子 |
記入者:村上





















