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「文科省事業報告会 みんなで使おう!学校図書館 Vol.17」の視聴をご希望の方は、こちらから申し込みください。自動返信で視聴URLが送られます。迷惑メールに紛れることもあるので、お気をつけください。視聴後は、参加アンケートへのご協力もよろしくお願いいたします。当日いただいたご質問への回答、公開できる資料は、司書のまなびページに掲載しました。

「10代がえらぶ海外文学大賞」いよいよ第2回スタート。第一次投票をよろしくお願いします。

2025年9月6日(土) のオンライン講座 「小学校の読書教育の現状と課題」 が I Dig Edu から視聴できます。司書のまなびもご覧ください。

「ここは図書館だよ。なんでおしゃべりしないの?」(2024年8月21日のオンラインイベント 筑波大学教授 吉田右子氏と前みんなの森メディアコスモス総合プロデューサー 吉成信夫氏との対談です。必見!)

過去の文科省事業報告会は、司書の学び から視聴申し込みができます。

 

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「使い方動画」をリニューアルしました。時間も短くなりました(約5分)。

「今月の学校図書館」は東京学芸大学附属高等学校です。

「授業と学校図書館」は、埼玉県立高校5年次研修の試みです。

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コンテンツ詳細

管理番号A0485
校種中学校
教科・領域等図工美術工芸書道
単元立体物作成「言葉の獣」
対象学年中2
活用・支援の種類授業相談・資料提供
図書館とのかかわり
(レファレンスを含む)
漫画『言葉の獣』から発想を得た取組。生徒が自分の好きな言葉から想像上の獣を作るという活動をしたいので、図書館に協力してほしい。
授業のねらい・協働に
あたっての確認事項
図書館にあるたくさんの「言葉」に関する本から、気になる言葉を採取して、さらには、実際に獣を作る段階では、創作に役立つ動物や骨格の本も提供してほしい。


提示資料特に役立った本を3冊紹介しています。
『言葉の獣』(鯨庭作 リイド社 2022)ISBN 9784845861224  人の発した言葉を”獣”として見ることで、その言葉の「真意」を捉えることができる共感覚の持ち主・東雲(しののめ)。言葉が好きで、詩に強い関心を持ちながらも、そのことに向き合いきれていないクラスメイト・やっけん。 二人はふとしたきっかけから、東雲の持つある目的のために協力し合うことに…。(出版社解説)   この漫画を読んだ岩本先生が、著者に連絡をとり、許可を得て、生徒にも言葉の獣を作らせてみたいと思わせた漫画。2026年現在、3巻まで出版されている。
『言の葉連想辞典=Kotonoha imagine dictionary』絵:あわい/編:遊泳舎 2018 ISBN:978-4-909842-03-9) 何か言葉を探したいと思った時に、思わず手に取りたくなる美しい1冊。好きな言葉は?とか、気になる言葉は?と聞かれても、思いつかない生徒には、こういった本を見ることで、「あ、この言葉いいな!この言葉、好きかも…。」と思ってもらえるのもいい。
「美しい幻獣生態骨格図鑑』 (緑川美帆 イラスト 江口仁詞 監修 笠倉出版社 2023/06 ISBN1 9784773061451) この取組をすると聞いて、使えそうな資料を探して出会った本。想像上の獣である幻獣の骨格が、とても美しく描かれていて、まさに今回の製作をイメージする上で役立つ1冊と感じて購入。
参考資料(含HP)
参考資料リンク
ブックリスト「言葉の獣」作成のための関連ブックリスト2026.xlsx


キーワード1言葉
キーワード2
キーワード3立体物
授業計画・指導案等授業実践「言葉の獣」_compressed.pdf
児童・生徒の作品https://
授業者岩本フェリペ
授業者コメント「言葉の獣」は、「言葉」が生き物の姿をしていたらどんなものだろうか、という問いから制作を進めていった。インターネットで検索して引っ張り出す言葉たちは、幅広く世界中のものを引用できるようでいて、実は「生徒の検索力の及ぶ範囲」に狭く切り取られている。図書館で用意したたくさんの「言葉に関する本」を手に取り、不意に目に留まった本のページを開いた瞬間に出逢った言葉たちは、一見「図書館の範囲」に限られるように思われるが、その実「生徒の世界の範囲の外」から言葉を連れてきてくれているものだった。実際生徒たちは、普段聞きなれない方言や外国の言葉に「この感覚わかるかも」と親近感をおぼえたり、「この名言、刺さる~」と、生き方の指針と重ねたりして、予想外な方向からであった言葉たちと共鳴している様子だった。  完成した作品は国語で引き取り、獣の「名前」と、題材とした言葉をテーマに「詩」を作成し、展示した。今回の取組は、創作をただの「ものづくり」(=与えられた課題にただ回答を打ち返す作品づくり)から「ことづくり」(=課題に向き合う時間の中で、自分としての価値や意義を生み出す作品づくり)へと昇華するものだった。
司書・司書教諭コメント 創作のために、図書館の資料を使うことを、新鮮に感じる生徒が少なくなかった。図書館で調べる=答えを導き出すこと、と思いがちだが、自分の心に響く「言葉」を探したり、自分が表現したい獣の生態をイメージするために動物の写真を見ることは、今までとは少し違う使い方と言える。さまざまな本を手に取ってもらえるだけでも、司書としては嬉しい。思いがけない発見を、友達にページを開いて示したくなるのも、実は紙の本ならではという気がする。  また、生徒が自ら作った作品を前にすることで、「詩」を創作することへのモチベーションが上がるのは、教科連携の醍醐味と感じた。(国語科の実践部分は、後日別事例としてアップ予定) 館内に現在飾られている「獣」たちは、図書館を訪れた外部の方へ図書館活用の一つの例として伝える格好の材料となっている。 尚、獣を作るために用意した資料は、国際中等教育学校の実践事例A0409のブックリストを参考にさせてもらった。
情報提供校東京学芸大学附属世田中学校
事例作成日2026年3月25日
事例作成者氏名村上恭子(学校司書)
記入者:村上

カウンタ

3973773 : 2010年9月14日より