「司書さん、模造紙を広げたいので、例の物を貸してください！」
この「例の物」って何かわかりますか？実は、私が旅先の海や川で拾ってきた、表面がスベスベした石たちです。
　
▲丸まった模造紙の文鎮として大活躍
　
　

さらに、小さいけれど美しい石は、おすすめ本の冊子の上に乗せています。
石の表面には、
「ご自由にお取り下さい 注）石のことではありません」
と書いたシールが貼ってあります。
「司書さん、このコメント笑える！冊子のことだってわかってるよ～、でも確かにこの石きれいだから欲しいな」
　日常の小さなユーモアは、生徒が親しみをもって図書館に訪れてくれる機会にもなっています。
（東京学芸大学附属国際中等教育学校：渡辺有理子）

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