司書のお役立ち情報
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No.25 お楽しみレンタルブック
2015-01-29 05:28 | by 村上 |
2学期最後の日、本校では3年前から、「お楽しみレンタルブック」という企画をしています。これは、図書委員が館内から何らかのテーマに沿った3冊を選び、中の見えない袋に入れて、ラッピングしたものを展示コーナーに並べて、借りていってもらうというものです。
なるべく選ぶ本は文庫本にして、選んだコンセプトがわかるような言葉を、カードに書いてリボンを通しておきます。本校はバーコード貸出なので、袋の外側に本のバーコードを書いたポストイットを貼っておきます。
最終日だけは、貸出冊数無制限ということもあり、自分が選んだ本以外に、この棚の本にも手を伸ばしてくれる生徒がけっこういて、毎年ほぼ売り切れ(?)状態となります。借りていく生徒には、「家に帰るまでは中は見ないでね!一旦借りたら交換は無しだよ」と伝えています。
本好きな図書委員は、棚を眺めて、自分なりの3冊を見つけて、楽しげにラッピングしてくれますが、普段本をあまり読んでいない図書委員には、なかなか荷が重い選定作業。図書委員の仕事を眺めていた読書好きな生徒から、「自分もやりたい!」という声も。もちろん飛び入り大歓迎で、作る側に参加してもらっています。
年によっては、返却時に、図書委員が作ったカードの裏に感想を書いてもらい、作った図書委員に返すことも。普段自分がとらないような本を読むきっかけになり、よかったという感想もあれば、ライトノベルを初めて読んだけれど、面白さがよくわからなかった…という感想も。でも概ね好評のこの企画、今後も本校では定番になりそうです。
なるべく選ぶ本は文庫本にして、選んだコンセプトがわかるような言葉を、カードに書いてリボンを通しておきます。本校はバーコード貸出なので、袋の外側に本のバーコードを書いたポストイットを貼っておきます。
最終日だけは、貸出冊数無制限ということもあり、自分が選んだ本以外に、この棚の本にも手を伸ばしてくれる生徒がけっこういて、毎年ほぼ売り切れ(?)状態となります。借りていく生徒には、「家に帰るまでは中は見ないでね!一旦借りたら交換は無しだよ」と伝えています。
本好きな図書委員は、棚を眺めて、自分なりの3冊を見つけて、楽しげにラッピングしてくれますが、普段本をあまり読んでいない図書委員には、なかなか荷が重い選定作業。図書委員の仕事を眺めていた読書好きな生徒から、「自分もやりたい!」という声も。もちろん飛び入り大歓迎で、作る側に参加してもらっています。
年によっては、返却時に、図書委員が作ったカードの裏に感想を書いてもらい、作った図書委員に返すことも。普段自分がとらないような本を読むきっかけになり、よかったという感想もあれば、ライトノベルを初めて読んだけれど、面白さがよくわからなかった…という感想も。でも概ね好評のこの企画、今後も本校では定番になりそうです。
(東京学芸大学附属世田谷中学校:村上恭子)