国内外共同研究事業

 本センターが取り組んでいる事業について紹介するとともに、成果物や関連する書籍・論文情報も示します。
(赤字をクリックすると該当ページに移動することができます。ご興味のある方はぜひ参照いただき、ご活用くださいませ。)

「特別支援教育に関わる大学発信型現職教員研修システムの開発」プロジェクト(現職教員に対する次世代育成教育の研修)
特別支援教育に関わる現職教員に対する次世代育成教育のハイレベルな研修を本学発信型のシステムの開発をおこなう。(代表者:大伴潔)
《書籍》
・知的障害・発達障害・情緒障害の教育支援ミニマムエッセンス-心理・生理・病理、カリキュラム、指導・支援法-.(福村出版)(HP
通級指導教室における言語面の支援ニーズに対応した指導方法の体系化と教材の開発
言語・コミュニケーション面に課題があり、通級による指導を利用する児童の支援ニーズおよび支援方法について調査を行い、支援方法や教材について体系化を行っています。(代表者:大伴潔)
《論文》
・言語障害通級指導における指導方法に関する調査―言語表現・言語理解・コミュニケーション領域に焦点を当てて―.(東京学芸大学教育実践研究支援センター紀要,15号)(HP
・言語障害通級指導における語彙を育てる指導方法に関する調査.(東京学芸大学紀要総合教育科学系II 第70集)(HP
特別支援教育における言語・コミュニケーション発達のアセスメント法に関する研究
言語・コミュニケーション面に課題のある幼児と学齢児を対象とし、支援方法に結びつくアセスメント法を開発しています。(代表者:大伴潔)
《書籍》
・言語・コミュニケーション発達の理解と支援―LCスケールを活用したアプローチ―.(学苑社)(HP
・アセスメントにもとづく学齢期の言語発達支援―LCSAを活用した指導の展開―.(学苑社)(HP
知的・発達障害の児童生徒をもつ保護者の育てにくさの対応マニュアルとペアトレの開発
文部科学研究費補助金:基盤研究(C)(令和3~5年度)のもと、知的障害・発達障害のある子どもをもつ保護者の育てにくさについて明らかにし、対応マニュアルやペアトレの開発を行っています。(代表者:橋本創一)
《書籍》
・「育てにくさ」に寄り添う支援マニュアル 子どもの育てにくさに困った親をどうサポートするべきか.(診断と治療社)(HP
特別支援教育の教育実習に関する調査研究
7大学(学芸大・千葉大・群馬大・福岡教大・大阪教大・順天堂大・農工大)による共同研究をから、小・中学校と特別支援学校における「特別支援教育」の教育実習にもとめられるミニマムエッセンス(活動体験・実習など)を検討します。(代表者:橋本創一)
《論文》
・教育実習の指導・評価得点に関する実態把握(1)(2)(3):国立大学附属学校を対象にした検討.(東京学芸大学教育実践研究支援センター紀要,15号)
不登校と発達障害に関する実態把握と支援プログラムの開発
不登校(学校不適応)と発達障害の関連について研究しています。(代表者:橋本創一)
《ミニハンドブック》
・不登校支援のプログラム(PDF
モンゴル国障害児のための教育改革システムの構築に関する研究
JICA受託研究のもと、モンゴル国の幼稚園におけるインクルーシブ幼児教育システムの構築に向けた研究を行っています。(代表者:橋本創一)
《報告》
・モンゴルの障害のある子どもたちが、個々に合った学びで可能性を発揮できるように(HP
自閉症・情緒障害の『通級による指導』のための専門的マニュアルの開発
通級による指導において、多様な支援ニーズのある児童生徒が急増しているなかで、専門的な指導技法・カウンセリングなどが求められており、導入できる実際的で具体的な支援法のマニュアルの開発を行っています。(代表者:橋本創一)
《ミニハンドブック》
・自閉症・情緒障害の『通級による指導』のための専門的ミニハンドブック(PDF
現代的教育課題の研修支援に関する研究事業(文献目録作成と防災学習室運営)
災害と向き合う教育実践等についての研修を支援するための共同研究を行い、成果の発信や防災学習室における学習・研修事業を行っています。(代表者:大森直樹)
《資料・ガイド》
災害と向き合う教育実践目録
防災学習室ガイド
両耳性聴覚処理の心理生理学的研究
両耳で音を聞く場合に特有の脳処理を脳波と行動指標から分析し、両耳性聴覚処理の他覚的指標を開発するとともに、その機構解明に寄与することを目的とした研究を行っています。(代表者:池田一成)
《論文》
・Ikeda, K., & Campbell, T. A. (2021). Reinterpreting the human ABR binaural interaction component: Isolating attention from stimulus effects. Hearing Research, 410(10), Article 108350 (HP
附属学校における読み書き支援の実践研究
附属学校において学習困難を示す児童を対象に、心理アセスメントに基づいた学習支援を実施し、個別に対応した学習支援の研究を行っています。(代表者:池田一成)
重度重複障害児(者)等の視覚認知発達を促す情報システム の開発・活用に関する研究
文部科学研究費補助金:基盤研究(B)(令和元〜3年度)のもと、重度重複児(者)等の視覚認知発達を促すため、アイトラッカー(視線計測装置)を用いた視覚認知発達支援のための情報システムの構築、および教育現場での活用に関する研究を行いました。(代表者:小林巌)
《論文》
・視覚的反応がないと見られていた重度・重複障害児のアイトラッカー活用に関する事例研究(東京学芸大学教育実践研究 第18集)(PDF