読書・情報リテラシー

たくさんのふしぎ ポスター

2011-11-14 13:07 | by 中山(主担) |

 小学5年生に「たくさんのふしぎポスター」を書いてもらうようになって、3年目になります。先行実践は神奈川県の私立関東学院小学校の司書教諭・徐奈美さんです。
 
 ふだん、なかなか手にしない「たくさんのふしぎ」を読んでもらうこと、案内することを読書のねらいとし、一方で「奥付」を読み取って情報源として必要なことを書く、引用は「 」をつかって自分の言葉や意見と区別することを、情報リテラシーのねらいとしました。本校では、画用紙に書名や雑誌名、著者、出版社、出版年などを読んで記録し、その本のふしぎは何ですか?と主題を引用する欄を左に設け、右は言葉と絵を使って自由にポスターを描くことにしました。  たくさんのふしぎポスター原版2013.doc
 
 はじめはこちらが『トイレのおかげ』 森枝雄司 写真・文、はら さんぺい 絵 福音館書店2007年(傑作集が出た年)、または1996年12月(月刊ででた年)を、読み聞かせなど入れながら紹介し、ポスターにこのようにまとめてみたとモデルをみせました。 20111114101613893.tif
 
 
 1.「たくさんのふしぎ」ってなに?
         たくさんのふしぎ.pdf
 
 2.自分が読んで紹介したい「たくさんのふしぎ」を選ぼう!
   本校は、広範囲から通学してくるので、一旦学校でいろいろ見てもらってから、
  地元の公共図書館に行って、借りてくることを課題としました。
  公立の学校の場合、児童数以上の冊数を用意して、選ばせるとよいと思います。
   たくさんのふしぎ一覧2017.doc
    
 3.奥付を読んで、本の情報をまとめる。
   出版年は「その版の初刷り」です。 suri.png 
 
 4.その本の不思議はなんですか?(主題を引用文を使ってまとめる。)
 
 5.イラストと文字、文章を使って、PRポスターを描く。
 
 6.友だちの作品をみあって、コメントする。自分の作成過程をふりかえる。
 
  7.おすすめの他の「たくさんのふしぎ」を読んでみる。
 
 
 
 
 
 
 (東京学芸大学附属小金井小学校司書 中山美由紀)
 

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