今月の学校図書館
こんなことをやっています!
東京学芸大学附属高等学校
2016-07-06 15:07 | by 岡田(主担) |
公開授業との学校図書館連携
工芸の公開授業の事前学習を図書館で行いました。
内容は、今流行している手ぬぐいを自分たちの手でデザインし、
型染をする事です。
教員による型染の説明
染色の特徴を理解しなければいい作品につながりません。

教員制作のデザインです。モチーフはなんだかわかりますか?
泰山木です。英語でマグノリアと呼ばれています。
校章にもなっている、本校にゆかりの深い花です。

司書が教員からの聞き取り調査で収集した資料を吟味します。
生徒間で話し合う事により、デザインの方向が決まってくる様子が理解できます。
図書館授業では、何気ない生徒の会話や意見から次の選書の充実につなげていく
努力をしています。その姿勢が次回の図書館使用授業へと展開します。

正倉院宝物殿よりイメージをふくらませています。
学習の目標は「文様の発展を受け継ぎオリジナルの文様をデザインする」です。

生徒からは「模様を考えるのはとても楽しい。
日常生活で考えついたらうれしいです。
先生はいつデザインが浮かびますか。」
との感想が出ました。

DB事例(管理番号A0257)、
学校図書館の日常「テーマ展示 手ぬぐいでゆかたを作ろう」
にも関連記事を掲載しています。
そちらも合わせてご覧下さい。
(東京学芸大学附属高等学校図書館 司書 岡田和美)