１年生にも図鑑の使い方　情報リテラシーのはじめの一歩

　図書館の使い方になれてきた一年生に図鑑を使って情報リテラシーを行いました。

図鑑が大好きなのは男の子に多いと思いますが、図鑑が好きな子どもは自分の興味のあるところだけしか見ていません。そこで、男女ペアになって一冊の図鑑を一緒に見るよう活動をしました。まずは一緒に協力してページをめくりながら知っている虫について見ました。次に使い方のページを見て、この図鑑はどのようになっていて、どんなことが調べられるか、昆虫の大きさの表し方はそれぞれどこで測っているかなどを確認しました。目次の見方、索引はどのように並んでいるかを見て、どのような時に目次を使うと便利か、索引を使うのはどういう時か、索引のアイウエオ順はどのようになっているかなどと丁寧に見ていきました。

　後日、この日に一緒に確認したことを図書館クイズとして２人一組でやったところほとんどの子どもがおぼえていました。

　図鑑はビジュアルなものですが参考図書を使って調べるための基本的な要素がほとんど盛り込まれています。中・高学年になって実際調べ学習をするときにこのように丁寧に図鑑を学んだことが生きると思います。ただ、１回の指導でどの子どもも参考図書が使えるようになるとは思えません。1年生の間に２回目も行っています。