今月の学校図書館
こんなことをやっています!
東京学芸大学附属小金井小学校
2012-04-14 18:02 | by 中山(主担) |
♪今月の学校図書館♪

平成24年度新年度のスタートです。
バーコードの更新をして、子どもたちの進級作業も春休み中に完了、担任の先生にチェックしてもらいました。
本を借りる時に、学年組番号を伝えますが、
「4年3組…」
あれっ、4年?
「あ、違った! 5年1組の…」
という会話が、カウンターでよく聞かれます。
*学校探検*
ピカピカの1年生もやってきました。
1年生には、お相手さんの2年生が学校のあちこちを取材して案内して回ります。

「図書館には、本は何冊ありますか?」
1万9千冊あります!
「お薦めの本はありますか?」
ここにある本はぜーんぶです。でもね、…
1年生のために、4月の図書館入口にはボランティアさんたちがつくってくださった「学校案内」を掲示しています。
手をつないだ1年生と2年生がその前に立って、指差しながら、
どこはまわったとか、今はここだからとささやくのも、もうすぐです。

*展示*
展示は「桜」「花」「イースター」「学校」「遠足」
展示は「桜」「花」「イースター」「学校」「遠足」
5月にオープンする「東京スカイツリー」などを並べてみました。
展示架の一番下には、洋書の絵本ややさしい読み物を並べています。
*読書を語る・まとめる*
平成23年度3学期には

4年生、5年生がブックトークづくりをしました。テーマを決めて、本を選んで、紹介します。ペープサートを作って、登場者とあらすじを紹介してくれた子もいました。
6年生は伝記を読んで、ライブラリ・ナビというリーフレットにまとめたクラスもありました。
(詳細は、「情報リテラシー教育」にまとめる予定)

*展覧会*
2月の展覧会では、2年生は「お話びじゅつかん」の絵を描きました。3年生は、キーツの絵本『ゆきのひ』のお話をもとに絵を描きました。1年生の時に読み聞かせてもらった絵本です。
*みしのたくかにと とにかくたのしみ*
新学期、
1年生だけでなく、どの学年もやる気まんまん、かがやいています。
図書委員会も決まりました。委員長は「図書館のプロを目指して頑張ろう!」と皆に告げました。活躍が楽しみです。
図書の時間には、貸出の約束を確認します。分類やラベルの記号、本の返し方もおさらいします。
もう〇年生になったのだから、
学習マンガも写真もひとまずおいて、文字、文章をじっくり読む時間にしましょうと
子どもたちに語りかけてくれた担任の先生もいました。
(そのクラスは、読書の記録をつけていくことになりました。ワークシートは資料アラカルトに掲載の予定。)
読書の時は、本と自分の2人ぽっちがいいんですよ。

本と向き合い、本の中に自分を見つける…
おやつの読書だけでは、読んで考える力がつかないから、
主食とメインディッシュのある読書をちゃんとして 心の栄養をとろう!
ピカピカの1年生は、
全校集会の「迎える会」が終わると、図書館にやってくるようになります。
本の扉を開ければ、別世界や新しい世界がまっています。
今年はどんな本と、出会っていってくれるのでしょうか。
どんな活動、どんな作品につながってくのいでしょうか。楽しみです。
『みしのたくかにと』 松岡享子著 大社玲子絵 こぐま社 1998年
(東京学芸大学附属小金井小学校 中山美由紀)