標準誤差

標準誤差とは推定量の 推定精度 を表すものである。
標準誤差とは、広義では『推定量の標準偏差』のことを言い、標本から得られる推定量そのもののばらつきの大きさ・推定精度を表す指標として利用される。

標準誤差は小さいほど、ばらつきが小さく精度の高い推定量であると評価される。


☆標準誤差の使い方

母平均の95%信頼区間は、「標本平均 ± 1.96×標準誤差」で表される。

これは、無作為標本抽出を繰り返し行えば100回に95回の割合で「標本平均 ± 1.96×標準誤差」内に母平均を含んでいるということを意味する。