実験の前に・・・

反応速度実験を行う際の5つの心得

・保護メガネを着用する。
・注意深く、できるだけ質の高い実験を行う。
・観察したことは詳しく記録する。
・実験したデータを実験室のパソコンに入力し、実験の達成度を評価(点数化)する。
・実験は二回以上行う。

実験の品質と達成度

このような検証を行うには、適切な実験操作による、精度の高い実験が要求される。そこで、反応速度実験の品質を評価し、達成度を評定(点数化)する。例年、反応速度実験では、同じ実験を二回行う。実験の繰り返しにより品質の高い実験を行えるようにすることが目的である。満点を目指してもらいたい。0点は誤った操作が行われたことを示している。誤った操作に自分で気づくことは容易ではない。実験の基本である「観察と記録」に力を注いでほしい。ポイントは「計測できるものは計測する」、「ふと浮かんだ疑問や考えを文字にする」ことである。

注意事項

・試薬は必要量だけ取り出す。
・洗浄液を無駄遣いしない(純粋の作成には費用が掛かっている)。
・試験管たてが倒れやすいので置く位置、扱い方を考える。
・廃液は指定された廃液溜めに捨てる。

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